シロ、お父さんだ。君がいなくなってからちょうど1か月たったので、昨日は、お墓を作った。小屋の横の庭に、モグラが来ないようにコンクリートの箱を埋めて、アリに食われないように防腐剤を染ませた木の箱には、君の好きだった赤いボールや、友達の写真、お見舞いにもらった物や、インディとメリーさんのお骨も少し、一緒に入れた。いつも使っていた首輪とリードと、ソファーの皮の切れ端も添えて、薪の原木の墓標には、表札から外した君のプレートを貼って、周りには白いお花をたくさん植えた。新しい白いバラも買った。
遅れていた軽井沢の春は、今が真っ盛り。いろんなお花が咲いてるし、バラ達も芽吹き始めた。そっちで遊び疲れたら、たまには帰って来て、ここで休んだらいい。 |
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