河川敷のお友達のお母さんが、ボクに新しいシャツを縫ってくれました。
人間用のは、大きさは合ってても、骨格が違うから駄目だって、
ちゃんとサイズを測って、オーダーメードでつくってくれたんです。
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それと、少しシックな感じもいいんじゃないかってことで、
シンプルなグレイの布に、首周りだけ黒で縁取ってあります。
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で、早速着てみら、とたんにみんなの注目の的になってしまいました。
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「かっこいいの着てんじないかよ、誰にもらったんだよ?」
「あーら、シロ君、素敵よ。ちょっと秀才みたいじゃん!」
「でも後ろから見たら、パンツ穿いてないのばれちゃうよ。」
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…とか、・・・とか、ともかくうるさいんです。
「馬子にも衣装だな。少しは賢く見える。」とお父さんは言っています。