先週の日曜日、お母さんが新しい公園に連れて行ってくれました｡
お父さんが出張に出かけたので、特別サービスだったんです｡
お母さんのお友達がいる町の近くの、運動公園というところでした｡
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その公園は、とっても広くて、犬のための遊び道具なんかがあって、
いろんな犬たちが、遠くからもいっぱい来てたんだけど、
ボクはそういうの始めてだし、臆病だから、うまく遊べませんでした｡

で、夕方、お家に帰ったんだけど、お父さんはいませんでした｡
月曜日の朝、目が覚めても、お父さんはいませんでした｡
お散歩に行っても、いつもの河原にも、お父さんはいませんでした｡
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夕方のお散歩でも、ボクは、一生懸命お父さんを探したけれど、
やっぱり、どこからも、お父さんは出てきませんでした｡
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ボクは心配で心配で、おやつなんかも食べる気にならなくて、
ウンチが出なくなって、夜もぜんぜん眠られなくって、
朝には、今度は急に下痢になって、もうメチャメチャでした｡
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お昼に、｢お父さんを迎えに行くよ｡｣と、お母さんが言いました｡
急いで飛行場に着くと、そこにお父さんが待っていました｡
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帰りの車の中で、ボクはお父さんのお顔をいっぱい舐めました｡
｢シロはいいこだ！」と、お父さんは、ボクの頭を撫でてくれました｡
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夕方、お父さんとお散歩に行ったら、もう、いいウンチが出ました｡
「シロ君、元気になって良かったね｡」と、みんなに言われました｡