はじめまして。ボクの名前はシロと言います。

<6月22日>

梅雨なのにお天気が良さそうだったので、山のお家に行ってきました。

道端にいっぱい咲いてるこの小さなお花は、「野いばら」っていうそうです。
春のお花が終わって、あたりが緑だけになってるから、とても目立ちます。

棘があって触ると痛いから、ボクとしてはあんまり好きじゃないんだけど、
さんは、「可愛い」とか言って、匂いを嗅いだりしています。

ほとんど白か薄い黄色なんだけど、中に1株だけピンクのがありました。

で、おさんは、シャベルで根っこから掘って、お庭に植えました。

お庭には、お父さんが去年の暮れに植えたバラさん達もいるんだけど、
赤やピンクの大きなお花は、この野いばらを人間が改良したんだって。

「お父さんも新種のバラを創ったらいいのに。」とお母さんは言っています。