梅雨なのにお天気が良さそうだったので、山のお家に行ってきました。
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道端にいっぱい咲いてるこの小さなお花は、「野いばら」っていうそうです。
春のお花が終わって、あたりが緑だけになってるから、とても目立ちます。
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棘があって触ると痛いから、ボクとしてはあんまり好きじゃないんだけど、
お母さんは、「可愛い」とか言って、匂いを嗅いだりしています。
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ほとんど白か薄い黄色なんだけど、中に1株だけピンクのがありました。
で、お父さんは、シャベルで根っこから掘って、お庭に植えました。
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お庭には、お父さんが去年の暮れに植えたバラさん達もいるんだけど、
赤やピンクの大きなお花は、この野いばらを人間が改良したんだって。
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「お父さんも新種のバラを創ったらいいのに。」とお母さんは言っています。