この子は「レイ」ちゃん、いつもいい匂いがするので、ボクのお気に入りでした。
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そう、どういうわけか、時々じゃなくていつも、レイちゃんはいい匂いなんだよね｡
それと、年増好みのボクとしては、レイちゃんのお母さんも大好きだったんだ｡
でも、来月にはお家がお引越しするので、もう河川敷には来られないそうです｡
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ボク達は犬だから、自分では住むお家を決められないから、仕方がないけど、
だから、レイちゃんのお母さんも、｢レイがかわいそう…｣ってウルウルしてたけど、
でも、お母さん達と一緒なら、きっと、レイちゃんだって、すぐに慣れると思うよ｡
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それに、新しいお家は、東金という所で、九十九里海岸にも近いそうだから、
砂浜は広いし、お水はきれいで冷たいし、ボクだったら、大歓迎だな｡
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さようなら、レイちゃん！　レイちゃんもレイちゃんのお母さんも、元気でね！
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「もう５年か６年したら、俺達も田舎暮らしだ。」と、お父さんは言っています｡