お山は、もう木の葉がすっかり落ちて、そろそろ冬の準備をする季節です。
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森の中のお散歩道は、とても明るくて、落ち葉の厚い絨毯を敷いたみたい。
特に落葉松の葉っぱが積もったところなど、ふわふわとして歩きにくいです。
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お父さんは、そのふわふわを集めて、庭のバラの根元にかけてあげました。
お母さんも真似をして、お気に入りのお花を、ふわふわでくるんであげました
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ボクたちのお家には石油ヒーターのほかに、薪を燃やす暖炉があるんだけど
いつも来る大工さんが太い落葉松の切ったのを運んでおいてくれたので、
お父さんは、少しだけ薪割をやって、残りを裏庭の軒下に積み上げました。
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縁の下の空気を入れ替えるための穴も塞いだし、お布団や毛布も干したし、
後は、あした帰る前にお風呂や台所の水抜きをすれば冬の準備完了です。
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「こんど来る時には、きっと全部が雪の下だな。」と、お父さんは言っています。