はじめまして。ボクの名前はシロと言います。

<08月07日>

いよいよ本格的な夏の到来。いつもの九十九里の海で、今年は新しい遊びを見つけました。

この写真、ボクが咥えているのは、お魚を取る網なんかに使われる浮きというものだそうです。
お父さんが浜で見つけて、紐をブンブン回して遠くへ飛ばし、ボクが泳いで取って来るのです。

九十九里の海は、そのまま太平洋につながっているので、時どき大きな波が襲って来ます。
沖に向かって泳ぐ時は、
波が近づいてくるのが見えるから、少しは怖いけどまだ大丈夫です。

でも、岸に向かって帰る時は、突然、身体が浮いて、次の瞬間には波が上から降って来ます。
もちろん足は立たないし、とっても怖〜いんだけど、このスリルが波乗りの醍醐味なんですね。

夏になると、いつも一緒に海に行くのを楽しみにしていたパールが、今年はもういません。
だから、おばあちゃんに預かってたお骨の一部を、海が見える砂浜に埋めてあげました。

「パールのことだから、毎日お墓を抜け出して沖に出てるかも。」と、お父さんは言っています。