腕白でもいい!第2弾。ボクは、お父さんと本気のキャッチボールをするのが大好きです。
全国的に夏休みのようで、テレビでも、毎日、高校野球なんか放送しているようですが、
お父さんはサッカーの方が絶対に面白いとか言って、あんまり野球の番組は見ません。
でも、子供の頃は、ほとんど毎日、竹のバットや毛糸のボールで野球をやってたそうです。
戦争というのが終わったすぐ後で、ちゃんとした道具なんかは売ってなかったみたいです。
だからお父さんが本気で投げるボールはすっごく速くて、お口で受けるとバシッと音がします。
うまく捕れないと、何回でもやり直し。で、ナイスキャッチだと、美味しい姫鱈がもらえます。
歯が折れないかって?大丈夫、中に綿の入った、軽くて軟らかい毛糸のボールだからね。
「大学時代は神宮球場にデビューしようかと迷ったこともある。」と、お父さんは言っています。