はじめまして。ボクの名前はシロと言います。

04月16日

4月も半ばになって、お山の森や川には、少しだけだけど、やっと春の光が匂い始めました

ボクがいつも遊んでいる所は、本当は自然の川ではなくて、「温水路」というのだそうです。
高い山から流れてくる冷たい水を、お日様の光で暖めて、下流の田圃に流しているんです。

だから、上流も下流も細い小川で、ここだけが卵を呑んだ蛇みたいに、膨れてるんだって。
川幅が広がった分だけ浅くなるわけだけど、水の少ない冬には、こんな感じになっています。

雪が解け始めると、土とか木とか、いろんな物が流れてきて、川底が盛り上がってきます。
その中に、時どき、山奥に暮らす動物の死骸が混じってたりして、けっこう刺激的なのです。

「来週は近所の人も協力して、ブルドーザーで大掃除らしい。」と、お父さんは言っています。