はじめまして。ボクの名前はシロと言います。


2007年01月28日

衛星テレビの寅さんの映画が終わりました。最後のマドンナはボクの好きなリリィさんでした。

見てなかった人にはごめんなさいだけど、この写真は、南の島に帰るリリィさんを寅さんが送ってタクシーに乗り込んだ場面のパクリです。まぁ、相方がいつものインディだから、あんなに色っぽくないのは我慢してください。

「寅さん、どこまで送ってくれるの?」 「男がご婦人を送るってことは、その人の家まで無事にお届けするってことでございます。」ってさ。「男ってものは・・・」っていつもの言い訳がついてるけど、寅さんにしては珍しく積極的だよね。それに、柴又へ2人が来るのを近所の人が待ち構える様子はゴクミちゃんのお嫁入りのシーンに似せてあったし、走り出したタクシーを追いかけて、トランクに寅さんのカバンを積み込むのはハネムーンだし、リリィさんから手紙が来て、「寅さんはまたいなくなっちゃったけど、そのうちにぶらっと帰ってくるだろう。」ってのも意味深だよね。これまで、寅さんが帰る場所は柴又と決まっていたんだからね。

多分、この映画は撮る前から最終回ということになっていたんだな。失恋48連発じゃなくって、本当は47連発。ハッピーエンドを匂わせることで、寅さんはサヨナラを言ったんだね。

「それを言っちゃあお終いよ。男には口に出せないこともある。」と、お父さんは言っています。