河川敷の堤防を「スーパー」とかにする工事の現場で、また変てこな張り紙を見つけました。
スーパー堤防というのは、堤防を高くするんじゃなくて丘のように広くする工事で、高潮なんかが乗り越えた時にも、堤防が内側から崩れるのを防ぐのが目的だそうです。だから、河川敷側じゃなくて堤防の外側に土を盛っています。完成したら、そこに公園やマンションを造って、美しい町にするのだそうです。
でも、家の密集した場所でそんな工事はできないので、部分的にやれば「丘の上の公園つきマンション」の値段が上がるだけ。防災事業としての意味はほとんどありません。
まぁ、そういうキナクサイ話はやめるとして、問題は堤防の上の公園にあるこのトイレ。最近、写真のような紙が張り出されました。工事のために使用禁止にするから「近辺」のトイレを使えということです。近辺のったって、南の公園までは1500歩、北の野球場までは1000歩ぐらいはあるんだけど、この紙を張った人は、きっとお代官様か、その子分ですね。
「工事現場では、どこでも最初に自分達のトイレを作ってる。」と、お父さんは言っています。