今週は名古屋のお祖父ちゃん家です。秋なので、久し振りに「寅さんの映画」を気取ってみました。

気持ちのいい風が吹いています。お天道様は眩しいし、空は真っ青だし、石ころ道の堤防には、赤いコスモスが咲き乱れ、ススキの穂が揺れています。・・・なんて書いたら、凄くロマンチックに聞こえるだろうけど、近くには新しい家がたくさん建ってて、ここは何でもないただの田舎。でもこうやってカメラで切り取ると、ね、一応は、寅さんの旅の１シーンのように見えるでしょ？

お祖父ちゃんもお祖母ちゃんも元気です。今年は無花果が豊作のようで、近所のお百姓さんにもらったのを毎日食べています。畑では茄子やピーマンや枝豆に代わって、サトイモが収穫期を迎えています。お芋の煮っ転がしはボクも大好き。味噌汁に入れたのも美味しいです。お祖父ちゃんは、大根や白菜やほうれん草など、冬の野菜の種を蒔きました。

「サトイモは、烏賊と一緒に、汁を少なめに、ホッコリ煮るのが最高だ。」と、お父さんは言っています。