はじめまして。ボクの名前はシロと言います。

08年11月16

軽井沢の秋はもうお終い。冷たい風が吹いて、落葉松の葉っぱを雨のように降らせました。

冬はそこまで来ているようです。鳥さん達は食べるものが少なくなって、餌台に置いたヒマワリの種を全部食べていきます。ぎっくり腰が治りかけたお母さんは、咲き遅れて凍ったように固くなっ薔薇の蕾を、家の中の花瓶に挿しました。暖かくしたら、みんな元気に開きました。

お父さんは、畑の開墾を続けています。終わったはずだったんだけど、隅っこに埋まっていた大きな石がどうしても気に入らなくて、スコップと鉄の棒と丸太を使って、お庭の方へ移動させているのです。これだけの道具でも、原理的には1トンぐらいの石まで自分の体重と力で動かせるそうです。確かに1日に1メートルちょっとは進んでいるようです。

「モアイの石像だって、丸太と綱と人間の知恵で歩いたのだ。
」と、お父さんは言っています。