はじめまして。ボクの名前はシロと言います。

09年05月17

日中雨が降ってボクは退屈だけど、農業をする人達にはとっても大切な資源なのだそうです。

ボクのお散歩コースのこの川は、本当は人工の用水です。浅間山に降った雨水を佐久や小諸の田圃に引いてお米を育てるのに役立てているそうです。でも、山の水は冷たすぎるから、ここだけ川のように広げて、お日様に当てて暖めているのです。だから温水路といいます。フランスの田舎の風景に似てると言う人もいて、この辺りは近頃別荘とかが増えました。

お父さんの畑も昨日までに頑張って畝を起こして肥料も撒いたので、この雨で土が落ち着いたら小諸の方の苗屋さんに買い出しに行く予定です。トマト、キュウリ、ナス、ブロッコリー、トウモロコシ、レタス、ネギ、オオバ…お母さんは、食べたい野菜をいっぱいメモしています。

「田舎で雨水をテンスイと言っていた。多分、天水の意味だろう。」と、お父さんは言っています。