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おはなしのページ 
 ねむたい
     ロボット

ショートショート 童話 「のんちゃんの ねむたい ロボット」
                               かがい みえこ 作
                               くれよんくらぶ  のんちゃん 絵

ぽかぽかとした 春の光が のんちゃんの へやに いっぱいさしこんでいます。

おもちゃばこの 中では ロボットくんが うとうと ねむっていると、

「ねえ、ねえ、 おきてよ!」

だれかが よんでいます。

「う〜ん、 だあれ?」

ロボットくんが かた目を あけてみると、ぬいぐるみの アヒルのガアコが、

「ガアガア あそぼうよ!」

と、いいました。

「いやだよ、ぼくねむたいもん」

ロボットくんは また かた目を とじてしまいました。

「だれか いっしょに あそんでくれないかな・・・」

ガアコは つまらなそうです。

しばらくすると、 

「ねえ、ねえ、 おきてよ!」

だれか おもちゃばこを のぞきこんで いいました。

まえ足のつめが はこにかかって 長いおひげが ピ〜ンと みえました。

子ネコの マルメロ です。

「ニャーニャー おいしいおかしを もらったから いっしょにたべよう ニャー」

と、いいました。

「いやだよ、 ぼくねむたいもん。 ぼくロボットだから おかし たべないもん」

ロボットくんが めんどうくさそうに うしろをむくと、

「じゃあ ひとりで たべちゃうよ!」

 マルメロは シッポを ピンと立てて いってしまいました。

「ピーポー ピーポー、ねえねえ おきてよ! はやく!」

 サイレンが なって、おもちゃばこから しょうぼう自動車 がとびだしました。

「う〜ん、ねむたいのに どうしたの?」

ロボットくんが やっと うす目をあけると、キラキラした大きな目が、ロボットくんを みています。

のんちゃんです。 ようちえんから かえって きたのです。

「あれ〜? どうしたの? ねむたいの? 元気がないね」

のんちゃんが ロボットくんを そっともちあげました。

「かぜひいちゃったの?」

のんちゃんの おでこが、ロボットくんの おでこに あたりました。ねつはないみたいです。

「もしかして おなかが ペコペコ?」

しばらく かんがえていた のんちゃんは、

「わかったよ!」

というと、ママから かんでんちを もらってくると、ロボットくんの せなかから 古くなった

でんちを ぬいて、あたらしいのと とりかえました。これで、OKです!

スイッチをオンに すると、ロボットくんの足が ジ〜と大きくうごいたのです。

目もパッチリあいて、おへやの中を ぐるっとひとまわり しました。

「ぼくもう ねむたくなんか ないよ! のんちゃん ありがとう! あそぼうね!」

それをみた のんちゃんは、前歯のぬけた かおで にっこりしました。      おしまい

 宇宙人
         
                   子ども達のお話
             宇宙人?         しんたろう(四年)

 
ぼくは、くらま山へ旅行へ行っていた。
くらま寺に行くと中、竹やぶの中にだれかの黒いかげと光るものがあった。
気にしないで行っていると また、黒いかげと光るものがあった。
こんどは気にして たけやぶの中へと入っていった。
 気づかれたのか、変なぶったいがにげていく!
ぼくも走ってみるけど、なかなか追いつかない。
ぐうぜんあったぼう遠きょうで見てみると・・・・・・!
 色が緑で,歯がナイフのようにするどい。歯は、上下合わせて30本くらいある。
目は一個で、走りながら、奈良のしかせんべいまっちゃダンゴを食べている。
奥に行くとあぶないので、そこでたいきゃくした。
        宇宙人に会ってびっくりしたよ。   みほか(五年) 

 わたしは、この前、キャンプに行きました。
すると、おでんが入っているケースが,空から飛んで来て、わたしの目の前に落ちました。
それに気づかなかったわたしは、うしろから、だれかが、せなかを
「ポッン」
とたたかれて、びっくりしながら、うしろをふりむくと 
「おでん宇宙人です」とかなんだか言ってきて、わたしは さっきよりびっくりしました。
そしたら、宇宙人が
「あく手しよ!」」となんか言ってきたので、しょうがなくあく手してやったら
とてもそいつの手があつかったけど はんぺんで出来ているので気持ちよかった。
そして、顔は大根でできていて、身体もはんぺんで、あしの所はこんにゃくでできていた。
さいごは家族のみんなで、分けて食べた。
     ねむそうなうちゅうじん        かな(五年)

 ☆月?日、私は、犬がたくさんいる犬公園に遊びに行きました。すると、
「? ? ? ! ☆ ? ☆ ? ? !」
と言う意味不明のとても高い、かわいい声がしました。
声のした方を見ると、身長70cmくらいの二頭身の、ハートの耳、もこもこの毛、
ふたつの口、そして足のない、白とピンクのふしぎな生物がいました。
わたしは「う、宇宙人!?」とさけんでしまいました。
その宇宙人は、とてもねむそうな顔をして、大あくびをしました。
耳や、身体にピンクの?マークがついていてすごくかわいいです。
そして足がないので、ボールのようにぴょこぴょこはねていました。
私がじいっと見ていたら、宇宙人はぷいっとそっぽをむいてしまって
顔とちがい 性かくはわがままでかわいくなさそうです。
そして、ぴょこぴょこはねながら行ってしまいました。
私は(何だったのかな。見た目はすごくかわいかったな。またいつか会いたいな)
と思いました。