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Pー869 RA50T S53年式 F−168 K−RA51T S56年式
岡山県のUDメインユーザーである下電には大量の富士重工のフルデッカーR1型が在籍した。
最初に導入されたグループは、カーブドガラス+連続窓タイプと菊の紋章に似たメッキホイールカバーで
高級感を醸し出していた。最終グループは、グリルも新しくなり側窓も開閉式となっている。
最初はP864の様な従来の塗装で導入され、後に「イーグルカラー」に改められた。
社番は、カーブドガラスのものがP(パノラマ)、メトロ窓のものがF(フルデッカー)となっている。
当時の岡山は両備のジャンボバスVS下電のフルデッカーといった感じで、貸切車の華やかな時代であった・・・・
P−869:下電興除営業所(当時)にて H1.3.23撮影 F−168:岡山駅前BTにて S62.3.15撮影
P−864:倉敷駅前BTにて S62.1.6撮影
1114 K−CSA650 S55年式 1116 K−RV561P S55年式
日野&いすゞユーザーである中国バスにもR1型フルデッカーが在籍していた。見かけは全く同じであるが、
シャーシメーカーの違いによって、エンジンルーバーの形が変わっている。一番わかりやすい見分け方は、
エンブレムである・・・・・・・。 1114:広島アジア大会選手村にて H6.10.10撮影
1116:広島空港にて H6.10.16撮影
644−2971 K−MS615N S57年式
この画像は中国JRバスではなくJR西日本バスのものである。当時国鉄がJRに変わったばかりで、
岡山自動車営業所には多種多様な車両が転属してきていた。この車両もその中の1台であり、
かつての両備や下電の様に中扉を改造して取り付けられている。驚くことにハイデッカーで、
しかも希少なR2フルデッカーである。車内のリクライニングもそのままで、路線車として使用するには
豪華な車であった。 岡山駅前BTにて S63.3.5撮影
929 K−MS615N S56年式
上高地へ旅行に行ったときに撮影した。上高地へは「上高地仕様」の平屋根の車両しかいけなかったが、
最近では、トンネルの改良工事が行われ、フルデッカーも走行できるようになった。しかし、未だにルーフ
マーカーを飛ばした・・・とかいうこともあると聞く。長野電鉄と聞くと日野のイメージがあったが、この車両は、
三菱であった。 上高地にて H6.10.31撮影
81002 K−RA51T S56年式
この車両を撮影した時、なんだか嬉しかった・・・・。山形は結構県内長距離便や都市間高速が発着しており、
CIで「ユトリア」色に塗り替えられた車両が多かったが、この車両はオリジナル塗装のまま生き残っていた。
山形バスターミナルにて H9.3.13撮影
1184 K−RA51R S57年式
当時、昭和自動車を訪れると、まだまだ大量のR1が生き残っており、当たり前のように走っていた。
昭和自動車は4メーカー採用しているので、4メーカーともR1が見られるが、年式やメーカーによって、
細部が異なっていた。 唐津バスセンターにて H1.8.5撮影
2674 RE121 S53年式
この車両、ぱっと見れば何の変哲もないが、側窓を見ると背が高い。つまり、3E型フルデッカー!
といいたいのであるが、床の高さは一般路線車と同じであり、ハイデッカーではない。車高は確かに
フルデッカー並であるので、こちらに登場させた。
室内はご覧の通りで、フロントのタイヤハウスを見ればハイデッカーでないことが伺える。
しかしその車高故、室内高は高い。これは天井に扇風機を設置し、冷房効率を高めるためだったとの
ことだが、すでに扇風機は撤去されていた。 福岡交通センターにて H7.7.22撮影