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1880 K−CSA580 S58年式
川崎重工のフルデッカーは、結構バリエーションが豊富である。しかしシェア的に言えば、
東日本に多く、西日本では限定されたユーザーにしか導入されていない。フルデッカーU
型は、モノコックボディーで従来の観光タイプの全高をかさ上げしたタイプとなっている。
岩手県交通には、グループ会社からの移籍車が大量に導入されており、
晩年まで元気な姿を見ることができた。 盛岡バスセンターにて H9.3.13撮影
KB−33 P−LV219S S59年式
ハイデッカーV・Wは一部にスケルトン構造を採用し、リベットレスとなっている。
連続窓風なスタイルやリアスポイラーなど、高級感をかもしだしている。
ハイデッカーVの特徴としては、フロント1枚ガラス+明かり窓と横2灯ライトである。
この東都観光は高校の修学旅行で撮影したもので、こちらではあまり見かけない
スタイルのバスに、心臓が高鳴ったのを覚えている。 霧が峰にて S62.7.26撮影
1325 K−CRA650 S58年式
ハイデッカーWは、見てのとおり縦2灯ライトという独特な顔つきである。
いすゞはどうもこの縦2灯が好きなようで、みごと「エルガミオ」で復活を遂げた。
ハイデッカーVとの違いはフロント2枚分割ガラスである。ただ、ユーザーに対して
柔軟なのか、いろんな仕様の違いがあるようなのであまり触れないでおく。
全但バスは、この近辺では数少ないいすゞ大ユーザーである。
倉敷美観地区にて H8.11.23撮影
1675 K−CRA650 S58年式
ハイデッカーXはV・Wの廉価版に位置付けられる。仕様的には、平面ガラスで構成される。
こちらも、ユーザーによって仕様が細かく、縦目があったり横目があったり、折戸があったり
スイングがあったり、多義にわたってゆく。画像の一畑タクシーの車両は一畑電鉄からの車両で、
空港や港へのリムジンとして使用されていた。 松江駅前にて H8.6.22撮影