フルデッカーの部屋・西日本車体編

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西日本鉄道編

3293 K−MS615N S56年式           

西工といえば、西日本鉄道を出さないと失礼だろう。この旧S型は西鉄において、高速から貸切

まで、車両のハイデッカー化に大きな功績を残したといっても過言ではなかろう。私自身も中学

の修学旅行の時にこのタイプの車両にお世話になった。当時は確かピカピカの新車であった。

地元に岡電という西工大口ユーザーがあったため、特に違和感は感じなかった。4メーカー

架装可能という特色を生かして、西鉄には4シャーシ存在した。北九州市内にて H4.9.1撮影                                 


岡電バス編

    

770 K−MS615S S57年式         

古くからの西工ユーザーである岡電にももちろん在籍していた。しかしこの車両が、岡電の

貸切車において最後の西工ボディーとなった。この車両にも実は乗車したことがある。当時

の岡電の最新車であった。行く先は大山。12クラスあったため岡電の貸切が12台。内訳は

このS型6台に西工42MCの観光車5台、帝国(なんとRC320PT!)1台であった。

私は運良く西工S型にあたった。大山の坂をS型が旧型の6台を涼しい顔をして追い越して

いったのを強烈に覚えている。2回目は高校の時の三瓶山登山。この時はS型5台と最新鋭の

エアロバス5台の10台梯団であった。私はもちろん、最新鋭のエアロバスに乗りたかったが、

縁があるのか西工S型であった。なんか悔しい思いをした覚えがある。3回目はさよならツアー。

まさか同じ車両に3回も乗車できるとは思わなかった。よほど縁があるのだろうか。

走行距離も22万キロ程度でエンジンの調子も上々。程度もよく廃車が実にもったいなかった。

貸切事業とともに消えていってしまった。      岡電バス岡南営業所にて H10.3.8撮影


昭和自動車編PartT

2974 K−RC721P S58年式

やはり、西工は九州に多い。昭和自動車も大ユーザーのひとつである。貸切である程度

使用された後、路線車に格下げされ使用されてた。長距離路線も多いため、トップドア

車内設備はそのままである。見かけはハイデッカー観光バスであるが、シャーシが日野

の名機EK200を搭載したRC721Pである。直列6気筒の高出力車であるが、貸切用途

には少々力不足なように思われる。リアは日野RC系特有の低い位置にウインカーが

ついている。                  昭和自動車前原営業所にて H12.3.11撮影


昭和自動車編PartU

759 K−MS615S S56年式

こちらはいかにも貸切車の風貌。「ななメトロ」が泣かせる。こちらのシャーシはMSで貸切車

として申し分ない出力である。かつて昭和自動車は防錆対策からか、腰板より下が、

ステンレスの無塗装状態で、鏡のようにピカピカ輝いていた。この車両は「特注ステンレス」

時代の後の車両であるが、ななメトロが当時の意気込みを感じさせる。このように同系型車両を

何種類かのシャーシで入ったり、何年かに渡って導入された場合、細部の違いがあったりして、

興味深いものがある。              昭和自動車唐津営業所にて H12.3.12撮影


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