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写真の見方・社番/型式/年式
F8369 B907S 52年式 F8377 MS513R 53年式
F8369は、いかにもモノコックなボディーのB907S。おでこにはマーカーランプはなく地味な出で立ちである。
画像は「丸亀ボート」の送迎バスである。実質タダで丸亀まで行ける。 丸亀ボートにて、H2.6.24撮影
F8377は、元サロンバスで、改修時に普通の仕様に戻された。しかし、メッキグリルや斜め窓に、
当時の面影がしのばれる。 倉敷美観地区にて、H2.6.3撮影
F8588 MS513R 54年式 F8680 K−MS615S 55年式
F8588は、この時両備バスに大量導入された標準的な「ジャンボバス」である。「ジャンボバス」とは、
屋根上のドーム型の造形が、ジャンボジェット機に似ていることから命名された。
両備では、「パノラマジャンボ」と呼ばれていたようである。 両備倉敷(営)にて、H1.4.8撮影
F8680は、マイナーチェンジされ、パノラマ部分がスタイリッシュなった。
側窓も大きくなり、威風堂々としている。翌年には、スケルトンタイプのサンシャインデッカーが登場し、
パノラマデッカーの時代に終焉を迎える。 岡山駅前にて、H1.5.10撮影
F8574 K−MS615S 55年式
F8574は、登場当時両備の旗鑑「ロイヤルサロン」であった。改修された後は川鉄営業所に所属していた。
写真は改修後のもので、廃車直前の在りし日の姿である。改修されてはいるものの、側窓やシートは、誕生
当時のままで、明らかに他車を圧倒するものであった。この車両に出会った時は、もう廃車されているもの
とばかり思っていたので涙が出そうになった。しかも撮影時、私自身が団体で来ていたので、ドアが開いていたり、
アングルが悪いが撮影できただけラッキーであった。撮影時、ドライバー氏が「今年で廃車になるよ」と言っていた。
尾道千光寺公園にて、H4.11.8撮影
717 MS513R 54年式
両備バスのグループ会社である岡電バスにも当然PDがいた。登場時は、岡電の旧色だったが、
CI導入で、内外装ともにリニューアルされた。このあとに、K−MS615SのPDも導入されたが、
カメラに収めることは出来なかった。隣の西工が懐かしい。 岡電岡南(営)にて、H1.5.14撮影
MS513R 54年式
サライタクシーのPDで、元両備バス。小学校の送迎バスとして、特定輸送をしていた。
営業ナンバーで岡山県内最後の一台となっていたが、元岡電のエアロと代替されてしまった。
出来れば保存したかった車両である。 サライタクシーにて、H9.11.29撮影
168 MS513R 52年式
瀬戸大橋の児島・坂出ルートの開通にあわせ、琴参バスでは、大量の中古車を導入した。
このPDもその1台である。近鉄グループの琴参では、日野車が多数を占めていたが、
三菱車もそこそこいた。出所は不明。 坂出駅前にて、S63.8.29撮影
MS513R 53年式?
前者は、トップドアで、急行姫路鳥取線で使用されていた。岡山県の大原町を通るためか、岡ナンバー。
貸切落としであるが、斜めのメトロ窓がスピード感を強調している。 鳥取駅前にて、H1.4.9撮影
後者は、貸切落としの前後ドア!あの両備もやらなかった貴重な仕様である。三宮駅前は、非常に撮りにくい
場所であるが、なんとか撮影した。 三宮駅前にて、H4.8.31撮影
009 MS513R 55年式
この車両は、貸切としてこの近辺では最後まで残っていたPDと思われる。見ての通り、特に華やかさはないが、
修学旅行で広島を訪れた学生たちの思い出がたくさん詰まった車両であろう。写真は、アジア大会で、選手の
送迎に従事しているときのものである。 広島アジア大会選手村前にて、H6.10.7撮影
K−MS615S 55年式
日本交通は、両備バス、岐阜バスとならぶ、三菱御三家である。日本交通にも大量のPDが存在した。
前者は、スイングドア、ロケット!付き豪華サロンバス。後者は、標準的なPD。サロンバスは、
とことん豪華であるが、一般貸切は、質素である。廃車体であるのが惜しい。この時日交は、
大量のフルデッカーUを所有していた。 雲山日交にて、H1.4.9撮影
K−MS615N 55年式
憧れの北海道を旅した時に遭遇。駆け足旅行だったので、時間がなく、泣く泣く人混みの中で撮影。
PDにしては珍しいN尺。北海道に古いバスを探していったが、ほとんどいなかった。
富良野駅前にて、H5.7.22撮影
MS512N? 53年式?
私のコレクションの中で忘れられていた。ごめんなさい!なんと、四国交通にもいた!PD!
この写真は、上掲の両備と同じ時に撮影した丸亀ボート送迎バスである。おそらく、どこかの
中古で、徳島の阿波交通にいたものに似ているので、おそらくこれだと思われる。
この日、四国交通車両には、RE100P、BU10KP、CRA580と一風変わった車両ばかりがいた。
隣には、瀬戸内運輸のセミデッカーが見える。 丸亀ボートにて H2.6.24撮影
MS513R S54年式?
アルバムを見ていると出てきた。当時は、豪華なバスを各社競って注文していた。
この車両も、特注の円い窓とスイングドアを装備していた。不二観光とは、
今の「アクロス観光」である。 与島PAにて H2.5.27撮影