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KH303 K−RV742P S56年式
大分は格下車天国であった。かつて、標準床が貸切で主流だったわけであるが、時代の流れとともに、
貸切車の床の高さは、競うように高くなってきた。そこで、標準床の貸切車は冷房・エアサス完備の
高サービスな路線車として、中扉を増設され格下げ改造を施されるようになった。このような改造は、
全国で見られたが、その後の貸切車はハイデッカーが主流となり、路線車として使用するには難しく
なってしまった。しかし大分では、比較的長い距離を走る路線が多いことから、トップドアのままで、
格下げ使用がなされている。これだと床の高さは関係なく、そのまま路線車として使用できるため。
西工のセミデッカーは、九州ではよく見られていたよう。 大分パルコ前にて H7.3.5撮影
K−MS615N? S55年式
サンデン交通は、シャーシメーカーを4社とも採用しており、車体も西工をはじめ富士重工やメーカー純正など、
非常にバラエティーに富んでいた。画像の車両の西工であるが、後部パネルの形状から三菱であろう。
この車両、晩年はボート送迎に使用されていた。 下関駅前にて H5.4.14撮影
K−CRA580? S57年式?
堀川バスも格下げ天国であった。西鉄久留米駅前を始め、周辺の駅前のバス乗り場にいると、
いろんな形状をした車体をひっさげて、いろんなバスがやってきた。撮影の忙しかったこと・・・・。
西鉄久留米駅前にて H7.3.14撮影