みやび妊娠初期     
 
 
 
 

97年9月29日、仕事のお休みの日でお家でくつろいでいたところ出血が・・・
生理かな?と思ったがその後なにもない。あれ?変だもしかして・・・・・。
気持は高鳴り検査薬で確認してみる。あっ!!陽性だった。
どうしよう!!流産かもしれない!!待っていた赤ちゃんが!!
鼓動は極限まで達していました。すぐ、パパにTELを入れるが動揺は隠せない。
どうしよう。赤ちゃんができたかもしれないのに血がでたのー!!流産かも・・。
パパは冷静で、「すぐ病院に行っておいでと」言ってくれた。
われに返り自分が今何をしなければならないのかを考えすぐ病院へ。

病院へ着いたがすぐは見てもらえない。どうしよう・・。不安ばかりがつのる。
「長谷川さん」呼ばれた。ドキドキしながら内診台に上った。
「大丈夫、妊娠していますよ。流産の心配もありませんよ」先生の声がする。
良かった―♪赤ちゃんだー♪顔からニヤつき笑いがとれない・・。
きっとすごくニヤついた顔していたんだろうなーと思った。
なんと妊娠二週目で妊娠発覚だったので予定日や赤ちゃんの姿はまだなかったのです。
二週間後の来て下さいといわれて病院を後にした。

パパが帰ってきてから赤ちゃんが出来たことを報告したがあまり感激していない。
どうやら、びっくりしすぎてどう喜んでいいのか解らないようでした。
なぜなら、子供を作ろう計画から一度だけだったのです。一発必中です!!爆!!
みやびはこの頃から運が強かったんでしょうねー。
しだいに実感が湧いてきたのかうれしそうな顔になったのでホッとしました。

先に辞表を提出していた私は、あと残り二日だけの出勤でした。
これでこころおきなく退社できる!!とはずかしさ半面うれしさで顔はニコニコでした。
ところが、お仕事ラストでホッとしたのかお家に着いてから吐き気が止まらなくなりました。
水も飲めず、吐いてばかり。動くことも出来ずについに病院へ行くことになりました。

なんとケトンが+3も出ていてかなりまずい状況になっていました。体が衰弱していたのです。
たしかに味覚がかわり、水物も取りたくないなーとは妊娠がわかる前から思ってはいましたが・・。
とりあえず入院が必要といわれたが悩んでいたためまず点滴を打つことに。
なんとその部屋が中絶をする部屋だったのです。あまりのつわりのひどさに一瞬子供をあきらめようと思っていました私の迷いも吹き飛ばされました!!中絶する音などが聞こえてくるんです。
それは怖い思いをしました。そのときにこの子は何があっても私が守ろう!!と心に誓いました。
結局、入院になりました。

入院中も何も飲めず、食べれずで吐き気も増すばかり。なんで??まだ妊娠2週間でしょう??
普通だと気づかない時期なのに。と文句ばかり口から出てきました。
パパのせいだ!!とパパを責めてみたりと辛さを何かにぶつけてばかりでした。
でも、赤ちゃんの心臓が動いているのを見て、母がへばっていても子供は元気なんだーと
我が子ながらたくましいなーって思っちゃいました。
結局つわりは5ヶ月まで続きました。おかげで体重は42kgを切ってしまいました。
これぞ骨川筋子!!

この時期はまだつらい妊婦ライフでした。