カルテ Case.1

2000.2.3

今夜の夢見人:少女Aさん
カウンセラー:直江信綱
アシスタント:仰木高耶


ピッピッピッポーン♪チャラララ〜チャ〜ラララ〜♪

直江「こんばんは。あなたの夢をズバリ診断!カウンセラーの直江信綱です」
高耶「…助手の仰木高耶です」
直江「高耶さん…やはり助手では不満ですか?」
高耶「違う、馬鹿野郎。…何でオレがこんなことしなきゃいけないんだ」
直江「私はあなたと二人で嬉しいですけどね…。それより似合いますね、白衣」
高耶「似合うわきゃねーだろ。おまえこそ…なんかインチキくせぇ医者みたいだぞ」
直江「それじゃあインチキ医者とお医者さんゴッコでもしましょうか(キラーン)」
高耶「…おまえ、その金縁眼鏡はずせ。大体何でそんなもんしてんだよ」
直江「やはりカウンセラーには白衣、白衣には眼鏡でしょう(キラーン)」
高耶「(形から入る奴だな…)おら、それより働けよ。夢占いすんだろ?」
直江「(つれない人だ…)あなたも一緒にするんですよ。助手なんですから」
高耶「わかったよ(←とっとと終わらせたいらしい)」

直江「ええと…今回の夢見人は少女Aさんですね」
高耶「…少女ってトシか?あいりんの奴、もう2●才だろ?」
直江「まだ2●才ですよ。…ああ、いけませんよ名前をバラしては」
高耶「どうせバレバレだろ」
直江「それもそうですね。まあ、とりあえずは少女Aさんで…」
高耶「で、どんな夢を見たって?」

夢の内容

自分が高耶さんになってて黒いベルトで縛られてて、船かヘリで移送されて、着いた先で何故か皆で裸になってシャワーを浴びる夢

高耶「…なんて夢見てやがるんだ、こいつは」
直江「ちなみに『高耶さんのオールヌードを見た!直江はどっかにいっちゃったけど初めてミラージュな夢が見れて幸せ♪』だそうです…グシャッ(問診票を握り潰した)」
高耶「ただの欲求不満じゃねーの?」
直江「まったくです。大体高耶さんを縛るなんて…(縛っていいのは俺だけだ)」
高耶「何か言ったか」
直江「いえ、何も(キラーン)」
高耶「……(←どうも眼鏡が苦手らしい)」
直江「まず黒いベルト…(俺なら黒いネクタイで縛るな…いや、そうじゃなく)、とにかく縛られるというのはなんらかの性的な夢ですからね…」
高耶「やっぱ欲求不満なんじゃん」
直江「そんなに結論を急がないで(微笑)…それもありますが、縛られるというのは何かに束縛されている状態を意味するそうです」
高耶「何かって?」
直江「それはわからないですねえ…でも最後に裸になるというのは、その束縛から逃れて自由になるということですからね」
高耶「じゃあ、いい夢なのか?」
直江「そうですね。シャワーを浴びるというのも穢れや罪を洗い流すということだそうです」
高耶「…なんか悪いことしたのか?」
直江「さあ?」
少女A「してない!」
高耶「今なんか聞こえたような…」
直江「気のせいでしょう。ここには私とあなた二人だけです(微笑)」
高耶「……(少し離れてみた)」
直江「あと乗り物が何かわからないので診断しづらいですが…無事に到着したということは新しい世界が開けるとか、そういう意味合いですから…」
高耶「つまり、いい夢なんだな」
直江「そういうことにしておきましょう」
高耶「よし、じゃあこれで終わりだな(←既に帰ろうとしている)」
直江「待ってください(がしっ)一応アドバイス等をしなくてはならないんですよ」
高耶「わ、わかったから離せっ」
直江「はいはい(可愛い人だ…)」
高耶「何か言ったか!」
直江「…さっきから思ってたんですが、あなたテレパシーでも身につけたんですか」
高耶「顔に出てんだよ」
直江「ああ…愛の力ですね」
高耶「人の話を聞け!」
直江「さて、そんなわけでアドバイスですが…」
高耶「……(後でぶっとばすぞとか思っている)」

アドバイス結果

多少欲求不満のようですが、いい夢なので特に気に病む必要はないでしょう。

高耶「…いいのか、こんなアドバイスで」
直江「いいんですよ、どうせ最初からあてになんてされてませんから」
高耶「でもさぁ…」
直江「律義な人ですね…そこがあなたのいい所でもありますが、もう少し楽に生きてください」
高耶「何言ってんだよ。…終わったんならとっとと帰るぞ」
直江「そうですね。お腹空いたでしょう、いつものお店を予約してありますよ」
高耶「ビールも飲むぞ」
直江「いいですよ。…もう大人ですから(微笑)」
高耶「妙な言い方すんじゃねえ」
直江「どこが妙なんですか?」
高耶「その笑い方もやめろ!」
直江「もとからこういう顔ですけどね…」
高耶「腹減った!行くぞ!」
直江「はいはい(…とさりげなく高耶をエスコートして退場)」

チャラララ〜チャ〜ラララ〜〜ジャーン♪


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