カルテ Case.2

2000.2.6

今夜の夢見人:ヒロヤさん
カウンセラー:赤野拓也
アシスタント:青葉弾道


ピッピッピッポーン♪チャラララ〜チャ〜ラララ〜♪

拓さん 「こんばんは。カウンセラーの…赤野拓也だ」
ダンドー「こんばんは!助手の青葉弾道です」
拓さん 「ダンドー、おまえ夢占いなんてできるのか?」
ダンドー「大丈夫!学校の図書館で本を借りてきたばい」
拓さん 「はりきってるな」
ダンドー「うん、拓さんといっしょだし!」
拓さん 「そ、そうか……バサッ」
ダンドー「拓さん、何か落ちたとよ」
拓さん 「あ、それは…っ」
ダンドー「『夢占い入門』……」
拓さん 「いや、なんだ、その、新庄が貸してくれるって言うから。仕方ねェから借りてやったんだ」
ダンドー「先生が?」
拓さん 「そ、そうだ。オレが貸してくれって頼んだわけじゃねェぞ」
新庄  「嘘はいけませんね、赤野さん…」
ダンドー「今、何か聞こえたような…(キョロキョロ)」
拓さん 「気のせいだ!ダンドー!おら、とっとと行くぞ!」
ダンドー「うん!えーと今夜の夢見人はヒロヤさんばい!」
拓さん 「ヒロヤか…あいつのキャディーの腕はピカイチなんだよな…」
ダンドー「…拓さん、次のキャディーはヒロヤさんなの?オ、オレ…クビになったと?(涙目)」
拓さん 「な、何言ってんだ!オレが世界中、組んで旅したいと思うのはおまえだけだ!」
電車の音「ゴォーッ!ガタンガタンガタンガタン」
ダンドー「え?電車の音がうるさくてよく聞こえんかったばい…」
拓さん 「……(なんで電車が…)」
ダンドー「拓さん!もう一回言ってよ!」
拓さん 「フッ(自嘲)…だからよ……とっとと夢占いを終わらせちまおうぜって言ったんだよ」
ダンドー「…なんだ。そっか、そうだよね…(ちょっと寂しそう)」
拓さん 「ダンドー……グラグラ(理性の揺らぐ音)」
ダンドー「じゃあ、ヒロヤさんの夢を紹介するね!」
拓さん 「カクッ(…立ち直りがはえェぞ、ダンドー…)」

夢の内容

見知らぬひよこにウズラ卵1パックを「買って下さい」と懇願される夢

拓さん 「…ひよこっつったら、普通は知らないひよこだろう」
ダンドー「ひょっとしたら、ひよこの知り合いがおるかもしれんよ!」
拓さん 「……(おまえはいそうだよな…)で、うずら卵を買ってと懇願される、か」
ダンドー「コンガンって何?」
拓さん 「泣いて頼むってことだ」
ダンドー「可哀相ばい…買ってあげてよ、ヒロヤさん!」
拓さん 「ダンドー、もう夢は見終わってるんだぜ…(苦笑)」
ダンドー「あ、そっか。じゃあ買わんかったのかな?」
拓さん 「そういえばどうなんだろうな…買ったのか買わなかったのかで、意味が違ってくるな」
ダンドー「えーと『買う』の意味は……パラパラ」
拓さん 「夢の中で買うものは無意識に求めているもの…だとよ」
ダンドー「じゃあ、ヒロヤさんはうずら卵を求めているの?」
拓さん 「それはねェだろう…ダンドー、『うずら卵』の意味はなんだ?」
ダンドー「えーとね…う、う、うずら……どうしよう、拓さん、この本に『うずら卵』はのっとらんよ」
拓さん 「そういう時は『卵』で調べるんだ」
ダンドー「そうか!さすが拓さんばい!あ、あったよ『卵』!」
拓さん 「卵は新しい可能性や宝物・幸運を表します…か」
ダンドー「じゃあ、ヒロヤさんは新しい可能性を求めてるってことなんだね!」
拓さん 「まあ、そうだな…お?卵をもらうってのは恋の告白や恋愛の成就でもあるらしいぞ」
ダンドー「ええ!?す、すごいや!(ドキドキ)」
拓さん 「でもヒロヤの場合『卵を買う』だからな…『もらう』のとはちと違うかな」
ダンドー「そういえばそうだね…コンガンだし…」
拓さん 「卵を買ってと頼まれる夢…か。新しい可能性を求めろってことになるのか…?」
ダンドー「あ、きっとそうだよ!新しいことにチャレンジしろってことなんだよ!」
拓さん 「そうだな、悪かねェな…」
ダンドー「それに、ひよこ…友好的な鳥っていうのは味方だから、きっと信用してもいいよ!」
拓さん 「まあ、多分友好的だろうな…ひよこだし」
ダンドー「じゃあ、アドバイスはこんな風でよか?」

アドバイス結果

安心して新しいことにチャレンジしてください。

拓さん 「そうだな。でも待て、卵は卵でもうずらだったからな。うずら卵と言えば…」
ダンドー「まだら?」
拓さん 「まだらな可能性…じゃなくて。うずらは小せェだろ?だからあんまり大きなもんにチャレンジしてもだな…」
ダンドー「難しいんだね…。でも小さいけど1パックだよ?」
拓さん 「質より量か」
ダンドー「1パックって何個?」
拓さん 「知らねェな。まあとにかくあまり無茶はするなってとこか」

追加アドバイス

チャレンジはささやかなことにしてください。

拓さん 「これで完璧だぜ…」
ダンドー「さすが拓さんばい…(うっとり)」
拓さん 「おいおい、何言ってんだ。おまえだって頑張ったじゃねェか」
ダンドー「拓さん…」
拓さん 「よくやったな、ダンドー」
ダンドー「拓さ〜ん!!ガバッ(抱きついた)」
拓さん 「ったく、おまえはいつになったら抱きつくクセが直るんだ?(と言いつつ手はしっかりダンドーを支えている)」
ダンドー「拓さん、大好き!」
拓さん 「ダ」
ダンドー「…拓さん、オレ………キラキラキラキラ(フェロモン放出音)」
拓さん 「ダ、ダ、ダ」
ダンドー「お腹空いたばい…」
拓さん 「カクッ(再び)」
ダンドー「拓さん?」
拓さん 「…いや、何でもねェ(立ち直った)…よし、メシでも食いに行くか」
ダンドー「オレ、ハンバーグがよか!」
拓さん 「たくさん食って大きくなれよ」
ダンドー「うん!早く大人になるよ!」
拓さん 「待ってるぜ…(切実に)」

チャラララ〜チャ〜ラララ〜〜ジャーン♪


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