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カルテ Case.6 2000.3.8
今夜の夢見人:ぴよぴ〜よさん
カウンセラー:仰木高耶
アシスタント:直江信綱
ピッピッピッポーン♪チャラララ〜チャ〜ラララ〜♪
高耶「こんばんは、カウンセラーの仰木高耶です」
直江「助手の直江信綱です…」
高耶「珍しく元気がないな」
直江「…そういうあなたは元気そうですね」
高耶「ああ、こないだ焼肉食わしてもらったしな。美味かったぜー」
直江「あの男の奢りでね……(※カルテCase.5参照)」
高耶「なんだよ、おまえだって食ったろ」
直江「一生の不覚です」
高耶「酒もビールも飲んだくせに…」
直江「男として飲み負けるわけにはいきませんから」
高耶「でも互角だったじゃん」
直江「…あなたを送れなくなるほど飲むわけにいきませんから」
高耶「なんだよ、オレのせいにする気か」
直江「あなたは弱いくせに飲みたがりますからねぇ」
高耶「どれだけ飲もうとオレの勝手だ」
直江「あなた一人の身体じゃないんですから」
高耶「人を妊婦みたいに言うんじゃねぇ」
直江「何なら孕ませてあげましょうか?(微笑)」
高耶「おまえが言うと冗談に聞こえねぇんだよ…(後ずさり)」
楢崎「すいませーん、仰木さんに差し入れが届いてるんですけどー」
直江「捨ておけ」
高耶「なんでおまえが即答すんだよ…誰から?」
楢崎「赤野さんて方からです」
直江「………(無言で楢崎を突き飛ばした)」
高耶「何やってんだ!」
直江「そういうお約束ですから…じゃなくて、どうしてあなたはそんなにも男を誘うんでしょうね」
高耶「訳のわからんことを……コラ、離せっ」
直江「離しませんよ、実は瞬間ゲイをしろと今夜の夢見人からリクエストを受けてましてね」
高耶「馬鹿なこと引き受けてんじゃねぇ!」
直江「おまけにあいりんも先月のオンリーの余韻を引きずって程よく腐り気味ですからねぇ」
高耶「何の話だ!!」
直江「ああ、こっちの話です」
高耶「わっ、どこ触ってんだ!」
直江「大人しく協力してください」
高耶「一人でやってろ!!」
直江「そんなさみしいこと言わないで」
高耶「ぎゃっ、耳に息かけんなっ!!」
直江「もっと色気のある声で鳴いてほしいですねぇ」
高耶「おまえが鳴けーーー!!ドカッ☆」
直江「△×凹凹!!(ケリが入ったらしい)」
高耶「………いい声出たじゃねぇか…(ぜいぜい)」
直江「…………た、高耶さんひどいです…(あなたにとって)大事なモノを;;」
高耶「少しは自粛しろってんだ。よし、さっさとやるぞ」
直江「え?ちょ、ちょっと待ってください。元気になるまでもう少し…」
高耶「やるのは夢診断に決まってんだろ!もっかい蹴るぞ!!」
直江「ジョークですよ。ええと問診票は…(内心ガックリ)」
高耶「…ったく、ふざけたリクエストした今日の夢見人はどこのどいつだ」
直江「ぴよぴ〜よさんです」
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夢の内容

友人を乗せて車を運転中、幅10cm長さ50cm厚さ8cmの嘴(歯が生えてる)を持つ始祖鳥に似た凶悪な顔つきの黒茶色の鳥(全長130cm程度)が首から血を流して飛んでいる。ナンだかな〜と眺めていたら、ソイツはワタクシにガンをつけながら突進してくるではないか!!フロントガラスにブチ当たる!と思った瞬間、ハンドルを右に切って除け、鳥は視界から消えた。
その後、砂利の敷かれた広い駐車場に車を入れると、遠くの方で例の鳥が血を滴らせながらもまだ飛んでいる。ふたりして観察していたら、その鳥は瀕死でフラフラしながらもナゼかトンボ(鳥だけど)を切って一回転し、天高く消えてイったのであった。
その後、いつ現れたか判らないが知り合いらしいダークカラーのスーツ姿の男の人(身長175cmやや引き締まったカラダをした32〜35歳くらい)に一連の出来事を語っていた。
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高耶「………長ぇよ……つうか、なんでこいつはこんなに詳しく覚えてんだ?なんだよ厚さ8cmって…」
直江「なんでも枕元にメモ帳を置いておいたとか」
高耶「…おまえみたいなヤツだな」
直江「私は夢をメモにとったりはしませんが」
高耶「そうじゃなくて……いや、なんでもない」
直江「…ああ、あなたのあの時のイった回数のメモならここにありますが」
高耶「何でそんなもんが内ポケットから出てくるんだ!!」
直江「えーと3月3日はひな祭りを祝して3×3=9…」
高耶「!!」
直江「熱っ、……危ない人ですねぇ、鬼八の炎を使う時は一言断ってからにして下さい」
高耶「……その落ち着きようからすると、まだ控えがありそうだな…ゴオオ(炎の音)」
直江「あるわけないじゃないですか(←嘘)それよりどうするんですか、問診票も燃やしてしまって」
高耶「……(まだ疑ってる)……血ィ流して飛んでる鳥の夢だろ」
直江「そうそう、鳥の夢です。では早速診断しましょうか」
高耶「…鳥はどういう意味なんだ」
直江「…ええと、たしか自由を表しますね…」
高耶「でも怪我してんだぜ」
直江「翼が折れた鳥などは良くない知らせですが…それは飛べない鳥を指してのことですからね」
高耶「血を流しても飛んでたからな」
直江「のびのび飛んでる夢は悩み事から解消される暗示だそうです」
高耶「…のびのびとは違うんじゃねぇ?」
直江「それに血の夢と言うのも実は良い夢なんです」
高耶「そうなのか?」
直江「ええ、きれいな赤い血がたくさん出る夢は成功や喜びを表すそうですよ」
高耶「ふーん、なんか意外だな」
直江「対人関係も、努力次第で悩みが解決されるとありますね…」
高耶「実は悩んでたんだな、ぴよぴ〜よのヤツ…」
直江「そうですね、だから悩みを解消してあげるためにもここはひとつ彼女のリクエストを…」
高耶「オレの悩みを増やすんじゃねぇ!」
直江「(コホン)さてアドバイスです」
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アドバイス結果

悩み事は解消されるので大丈夫です。悩み過ぎはハゲますよ。
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高耶「……おまえこそ気をつけたほうがいいんじゃないのか(小声)」
直江「え?何か言いましたか、高耶さん」
高耶「や、何でもない。それより飯食いに行こうぜ」
直江「それが……」
高耶「ゴールドカードならここにあるぜ。期限切れてないヤツ」
直江「ああっ、何故高耶さんが…」
高耶「さっき落ちてたのを拾ったんだ」
直江「…そうでしたか…それは助かりました」
高耶「(実はさっきの差し入れの中に入ってたんだけどな…赤野さんに拾われたなんて知ったら落ちこみそうだから黙っといてやるか)」
直江「では早速行きましょう。寿司にしましょうか、それとも中華?」
高耶「…ラーメンがいいな。あそこの屋台のとんこつ」
直江「高耶さん、屋台ではカードは使えません……;;」
チャラララ〜チャ〜ラララ〜〜ジャーン♪
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