カルテ Case.9

2000.8.6

今夜の夢見人:汐なぎさん
カウンセラー:伊角慎一郎
アシスタント:和谷義高


ピッピッピッポーン♪チャラララ〜チャ〜ラララ〜♪

伊角「こんばんは。カウンセラーの伊角慎一郎です」
和谷「助手の和谷義高です」
伊角「ええと、ようやく夢診断が復活したわけで、ヒカ碁サイトの宣伝も兼ねてオレ、いや僕達が…」
和谷「なあ、伊角さん。この白衣脱いでもいい?」
伊角「え?脱い……わっ、和谷!何やってんだ!!」
和谷「だってここ暑いぜ?(と、白衣を脱ぎ捨てタンクトップ1枚)」
伊角「……和谷はホント暑がりだなぁ(苦笑)」
和谷「伊角さんがおかしいんだよ。こんな真夏に長袖の白衣なんか着てらんねーって」
伊角「ハイハイ(言いながら和谷が放り出した白衣をたたむ)」
和谷「……(唐突に)伊角さんて白衣似合うよな」
伊角「ええ?そ、そうかな(照れ)」
和谷「うん。ホントの医者みたいだぜ。カッコイイ」
伊角「じゃあ、プロ試験に落ちたら医者になろうかな」
和谷「な!なに言ってんだよ伊角さん!!」
伊角「ああ、ゴメン。冗談だよ。大体医者なんて簡単になれるものじゃ」
和谷「医者になりたいのかよ、伊角さんは!」
伊角「いや、だから、それは冗」
和谷「伊角さんは今年こそプロ棋士になるんだろ?医者なんて、医者なんて」
伊角「あの、だからね、和谷」
和谷「そんなに医者がいいなら、オレが後でお医者さんごっこさせてやるからさ!」
伊角「バサッ(白衣を落とした)」
和谷「だから今年こそぜってー合格しようぜ!大丈夫、受かるって!(バンバン)」
伊角「アイタタタ。そ、そうだね…ありがとう、和谷(苦笑)」
和谷「大体伊角さんは今んとこ全勝じゃんか!オレは…オレは…1敗したけどさァ……」
伊角「…和谷………」
和谷「………………」
伊角「……(落ち込む和谷の肩に手をまわそうと…)」
和谷「へっくしょん!!」
伊角「ガクッ」
和谷「はースッキリしたァ…あれ?どうしたの伊角さん」
伊角「いや別に…(ため息)そんな薄着してるからだよ…ホラやっぱりこれ着て」
和谷「…べつに寒くなんかねーや(しぶしぶ言いながら、でも着る)」

伊角「さて、今夜の夢見人は汐なぎさんです」

夢の内容

私の大事な人が死んだのです。私がその人を生き返らせようとしていると怪しい二人組(ちょっとブラックな感じのヒカルと佐為っぽい)が現れて、家の畳を上げた床下に埋まっている変なものを集めると生き返る、と教えてくれました。私は空を飛ぶ力畳をひっくり返す力を持っていまして…(謎すぎる力)それを使ってあちこちの家の畳をひっくり返して床下にある変な物を集めていくのです。
何件目かの家で加賀っちに似た感じの人が布団を敷いて寝ていて「おまえは奴の半身を蘇らせる気なのか?」とか訳のわからんことを尋ねてきました。聞き返すと、私が集めている変な物が108個集まると魂の赤子が蘇りこの世は血塗れた地獄になると言うのです。
私は自分の大切な人を生き返らせるつもりが、良いように利用されていただけだったと気づくのです。そして加賀っちに似た彼と一緒に騙していた二人組を倒しに行くのです〜。
その辺りで目覚めましたが…訳が分からなかったです。でもその続きは先に夢で見てまして。死体とハエがうようよしている夢…あそこに繋がるみたいです。どうやらそのあやしい赤子は蘇ったようですな。

和谷「…ヘンな夢(ぼそ)」
伊角「そんなこと言っちゃだめだよ、和谷。夢だって色々あるんだし」
和谷「だってこんな夢…診断できんの?」
伊角「うーん、確かに難しいね(苦笑)でも大丈夫だよ。はい、虎の巻」
和谷「なにコレ…『夢占い入門書』…」
伊角「夢の辞書みたいなもんだよ。じゃあまず『畳』をひいて」
和谷「畳…たたみ……。伊角さん、ないんだけど。畳」
伊角「え。じゃ、じゃあ次は『床下』を探してみて」
和谷「………それもないぜ」
伊角「ええ?困ったな、じゃあ『騙される』とか『戦う』とかは?」
和谷「『騙される』が『その人に騙されるという暗示』」
伊角「…多分それはないだろうなぁ」
和谷「『戦う』は『悩みや不満を抱えている』」
伊角「うん、それだろうなぁ」
和谷「でも『戦いに負ける夢は頑張っても報われない』ってあるぜ」
伊角「………………」
和谷「………………」
伊角「ま、まあ、じゃあ、無理に頑張る必要はないんだよ。きっと。うん」
和谷「そうだ!オレいいこと思い出したぜ、伊角さん!」
伊角「ど、どうしたんだ、突然」
和谷「夢見人がこの夢を見たのはずっと前なんだ!」
あいりん「ぎく」
和谷「だって問診表が送られてきたのは5ヶ月も前…」
伊角「わーっ!和谷!黙ってろ!さわらぬ神に祟りなし!」
和谷「なんだよ、ホントのことじゃん」
伊角「世の中には言わなくてもいいことが…それはともかく。わかったよ、和谷の言いたいことは」
和谷「ホント?」
伊角「うん。古い夢なんだから、今ならきっと頑張れば報われるって言いたいんだろ?」
和谷「へへ、さっすが伊角さん!」
伊角「じゃあアドバイスはこうかな」

アドバイス結果

努力が報われない時期は(多分)過ぎているので、気にせず頑張りましょう。

和谷「結構カンタンじゃん!夢診断って」
伊角「うん、まあね(かなり適当だし…)」
和谷「これで終わり?伊角さん」
伊角「そうだね。アドバイスもしたし」
和谷「そっかァ…」
伊角「お疲れ様。じゃあ白衣たたむから、かしてごらん」
和谷「………」
伊角「和谷、帰り何が食べ」
和谷「バサッ」
伊角「こーら、服を投げるなよ…借り物なんだぞ、この白衣は」
和谷「バサッ」
伊角「わっぷ。な、何だこれ……タンクトップ?」
和谷「伊角さん…(そして上半身裸の和谷)」
伊角「わ、和谷!そ、そんなに暑いのか?ちょっと待て、冷房きつくしてもらうから、ちゃんと服を」
和谷「違うよ!させてやるって言ったろ!」
伊角「え、な、なにを」
和谷「だから!お、お医者…さん…ごっこ…
伊角「ええ?あ、ああ……え、あれ、本気だったの?(笑)」
和谷「!!」
伊角「あ、いや、だってホラ。オレは医者になりたいわけじゃなくて。だから、ええと、和谷?」
和谷「伊角さんの馬鹿ーーー!!!!!」
伊角「えええ?ちょ、ちょっと、和谷!どこ行くんだ!!」
和谷「やりたくねーんならハッキリ言えばいいだろ!伊角さんのバカバカヘタレ!!」
伊角「そんな!やりたくないわけじゃなくて!あ、いや、だから、ちょっと待てって和谷!」
和谷「畜生!伊角さんなんかもう誘ってやるもんか!お医者さんごっこだってこの先ぜってーさせてやんねーからな!!」
伊角「そ、それは困る!じゃなくて!和谷!せめて1枚服を着てくれーっ!!」

ナレーター「そして半裸の少年を追いかける白衣の男を見た人々が警察に通報したとかしないとか」
あいりん「まったくお騒がせなバカップルでありました…(でもそこがスキ)」

チャラララ〜チャ〜ラララ〜〜ジャーン♪

原作のプロ試験途中のネタですな。



もどる