初心者のためのストーリー紹介
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小学生のダンドーが、ゴルフを知り、ゴルフを通じて、様々な人と関わり、成長していきます。
ゴルフのフェアプレー精神、ピンチをチャンスに変える執念、奇跡を呼ぶミラクルショット、出会う人々との心温まる交流など、母を訪ねて三千里的な家族ドラマも展開しつつ、とにかくすべてはゴルフのもとで。汗と涙のスポ根あり、風や鳥やボールと会話するファンタジーあり。超能力ものではありません（近いけど）。
少年漫画の法則で、どんどん敵もパワーアップ。それに打ち勝つダンドーのゴルフも進化というか奇跡というかさすが少年漫画というか（って漫画だし）。とにかくそれでもテクニックではなく、ダンドーの真っ直ぐで強靭な精神やひたむきで純真な心にこそ白旗を上げ、どんな悪役な敵でも最後には心を入れ替えて去っていく姿がたいへん清々しさを感じさせてくれます。
感動エピソードも満載。泣けます。昔々、漫画喫茶でバイト中の私が初めてコミックスを読んだ時、涙が止まらなくなり、それはそれは大変なことになりました。そんな出会い。
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DAN DOH!! 全29巻
DAN DOH!!Xi 全15巻
DAN DOH!!ネクストジェネレーション 全4巻
全部あわせて48巻なり・・・多っ！∑(ﾟ□ﾟ;)
初めての人が読み始めるのは大変ですが、決して後悔しない優良マンガ。
オススメはやっぱり初代DANDOH!!
Xi以降はゴルフという名のアクション漫画に近い。（それはそれで面白いけど）
さて、そんな優良マンガがどうしても乙女心をくすぐるの！
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初心者のためじゃないキャラ紹介
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青葉弾道（あおば ただみち）
通称ダンドー。熊本弁の元気な小学生（連載開始時）。天才的なゴルフの才能を持っているというか、コースや自然の気持ちがわかる特殊技能を持っているというか。
しかし特筆すべきはそれ以上に超人的なオヤジキラーフェロモン（天然）。老若男女問わずなのでむしろ人類皆キラーフェロモンかもしれないが、ちょいワル親父から偏屈親父、根っから悪人親父までありとあらゆる親父を改心させた功績を称え、やっぱりオヤジキラーということで。
素直で健気で一生懸命、心優しく思いやりの精紳を忘れないお人よしすぎる道徳の教科書の主人公のような主人公（今では珍しいタイプ）。
更に拓さんを想い慕うその純真無垢な恥じらい乙女ぶりは少女漫画のヒロインも真っ青。
しかし一方で拓さんに会うたびフライングボディーアタックをかます大胆さも持ち合わせている。
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赤野拓也（あかの たくや）
改心したちょいワル親父の代表格。年齢不明なので実際にオヤジかどうかは謎だが、とりあえず最初はダンドーに「おじさん」と呼ばれていた哀しい過去を持つ。元チンピラゴルファーだったが、ダンドーと出会ったおかげで眠れる才能を開花させた今では世界トップレベルのスゴ腕プロゴルファー。もちろん弾道への想いも密かに満開中だが、ひとまわり以上離れた年の差（と勝手に推定）がネックでなかなか手が出せない、良く言えば強靭な理性の持ち主。悪く言えばただのヘタレ。
そんなベスト・オブ・ヘタレ事件は、やはりあの日あの場所でプロポーズを聞き逃されたことか。是非ともリベンジを希望したいが、連載が終わってしまっているので続きは脳内（くそったれ場１）で補完中。
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※etc.のキャラ紹介から一部引用しました。
弾道と拓さん。
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わりと最初のうちから拓さんは弾道にメロメロなんですが弾道の拓さんによせる信頼もかなり尋常ではありません。身体を張って命を助けられたファースト・コンタクトを思えばわからないでもないですが、その後様々なイベント（笑）を経てその信頼関係はどんどん強靭になり少年漫画の水準なんて軽く突破、果ては告白・プロポーズ同然のセリフのやり取りまでどんどこ進むふたり。全国・全世界規模でそんなラブラブっぷりがＴＶ中継されても気にしません。ていうか周りが目に入っていません。もはや世界は二人だけ。
「拓さんと戦うより、こうやって横でバッグかつぐ方が、すごく幸せだって！！」などと見開きで堂々宣言しちゃいましたよスポーツ漫画の主人公が！ええもう主人公はヒロインですから！ヒーローは元チンピラですから！
しかし元チンピラの王子様が、新装版の巻末漫画から逆算するともしかして弾道と出会った時って35歳以上！？と今更気づいてしまってうろたえている私です。おろおろ。
そんな犯罪すれすれ漫画がよくぞ少年誌に長期連載できたもんだ、と今更ながら拍手喝采。ありがとうサンデー！ |
DANDOH!!