僕の可愛い子猫



 もそもそと隣で越前君が身じろぎした。さっきまで貪欲にもっともっとと僕を求めていた彼は、今は満腹になった子猫の様に満足そうに眠っている。
 このアメリカ帰りの子猫と、こんな関係になってからどれくらい経つんだろう。それほどでもない気がするし、随分と時間が経っている様な気もする。でもお互いの肌の感触に慣れたぐらいには、身体を重ねた。そのどれもけして可愛らしい戯れとは言えない。越前くんは見た目のかわいさからは想像つかないほど貪欲だし、生半可なことでは満足しない。だから僕は彼の中に入る前に、いろいろとおもちゃを使って遊んでみる。
 今日は初めて大人のおもちゃを使ってみた。それほど大きなサイズのものではなかったけど、指で慣らしてから押し当てると、それは素直に呑み込んでくれたっけ。それから可愛らしくもっとと腰がねだって、僕はらしくもなく夢中でそれで彼を嬲った。
 淫乱な子猫。
 あまりにも可愛らしくて、誰にも見せたくない時があるのに、みんなに見せたい気もする。とくに彼のことを大事にしている手塚には。この子猫は君が思っているほど、無邪気な子供ではないんだよって。そして既に僕に夢中だって。
 そう、越前くんは僕が好きだ。僕が虐めてあげると、それは嬉しそうに腰をよじってねだってくる。それでもあげないと、自分から僕の股間に手を伸ばしてきて、まず手でしてから口に含んだりするんだ。
 まだあどけない顔に僕の欲望の塊をたたきつけると、それは嬉しそうに笑う。彼が顔にかけられるのが好きだと発見してからは、それほどしてあげないけどね。だってほしがっておねだりしてくる姿は、本当に可愛いから。
 僕の可愛い子猫。
 できることならばどこかに閉じこめて、ずっと犯し続けたい。そしてそれはきっと、彼も望んでいることだから。
「そうだよね、越前くん…」
 甘く呟きながら柔らかな背を撫でると、眠っている筈の身体がぴくりと震えた。それを見て、指を背筋から先ほどまで僕のものを呑み込んでいたそこに這わせる。まだ後始末をしていなかったから、そこは僕の出したもので濡れていた。指を潜入させるとくちゃっというイヤラシイ音がする。
「う…ん……」
 眠っている筈なのに越前くんが甘い声を出した。それを微笑ましく見つめながら、あいている手を彼の股間に持っていくと、そこが少し反応しているのが判る。
「…まだ欲しいの?」
 くすくすと笑いながら項に顔を埋めて指を一気に根元までいれた。
「あっ…」
 眠っている筈の唇から甘い吐息が零れる。もしかして起きているのかも、と顔を覗き込むとほんの少し頬が上気している。
「本当に君はかわいいねぇ」
 耳元に囁きかけなから、挿れた指で濡れている中をまさぐるると、越前くんの胸の突起がまるで僕を誘うように勃った。そんな様子が本当に可愛くて、僕は誘われる様にそこに口づけ舌で嘗め始める。
「…あんっ」
 僕の子猫ちゃんはここが弱い。だからいつも散々嬲って、いい声を聞かせててもらっている。でも今は寝ているから声が聞こえないかなって思っていたら、ちゃんと声が聞こえてきた。指を一本呑み込んでいるそこも、やんわりと締め付けてくる。
「…淫らな子だね、越前くんは……そういう子はお仕置きしないとね」
 くすくす笑いながら二本目の指を入れててまさぐると、更に声が上がる。
「お仕置き、何がいいかな…」
 僕は辺りに視線を這わせた。そしてそこに、使おうと思ってそのまま忘れていたおもちゃがあるのを見つける。
 アレを使おうかと思ったけど、でも僕の子猫はおもちゃが好きだから、お仕置きにならない。他にないかと更にベッドの上をみると、そこに紐が一本あった。
 紐。それは何の変哲もない紐だった。でも僕には素晴らしいお仕置きの道具に思えた。
 そう、アレで…
 僕は一旦、越前くんの身体から離れるとその紐を手にとって戻ってきた。僕の可愛い子猫は少し拗ねた様な顔をして眠っている。
 でも本当に眠っているのかな?
 もしかしたら狸寝入り?
 そうだとしたらきっと、僕が何をしようとしているのか、ドキドキして待っているのかもしれない。
 だったら応えてあげなきゃね。
 くすっ。
 僕はすっかり僕のものになっている身体を、仰向けにして大きく足を開かせた。そしてすっかり上向きになった、子猫の可愛いものにまず口づける。
「あっん…」
 またかわいい声が聞こえてきた。それに頬を緩めながら、僕は持っていた紐で彼のものをきく縛った。
「これでいけないね…」
 くすくすと笑いながら耳元に囁くと、
「先輩…ひどぃ……」
 なんて、かわいい声が返ってきた。酷いことされるのが好きな癖に、そんなこと言うともっと虐めちゃうよ。そう思った僕はあらかじめ用意しておいたおもちゃを手に取った。下品な色のバイブは、いつも使っているのよりもちょっと大きい。
 スイッチをいれるとウィーンっていう、機械独特の音が聞こえてきた。当然、かわいい君の耳にも届いたみたいで、子猫の身体がぴくっと震えた。見れば縛られてものが泣いている。僕はまずそこにブルブルと震えているそれを押し当てた。
「あっ!!」
 子猫は背をのけ反らせる。続けて今度は下の、いつも僕を貪欲に飲み込むそこに押し当てた。
「いやぁ…ん」
 更に可愛い声を上げて、子猫が僕を淫らに見つめてくる。しかもその瞳ときたら欲情に濡れて、僕を誘っていた。
「ねぇ…いれてよぉ」
 そして我慢できなくなったのか、自分で足を大きく開いて誘ってくる。そんな風にされたらたまらなくて、僕は本当はもう少し焦らすつもりだったんだけど、思い切って乱暴にそれを子猫の中に入れた。
「あ、入ってくる…」
「気持ちいい?」
「いい…」
「僕のよりもいいの?」
「先輩のがいいに決まってる。ねぇ、舐めたい…」
 子猫は淫らな本性を露わにして、僕の股間に指を伸ばしてきた。もちろん僕はすぐに彼に応える。僕の可愛い子猫は、舐め回すのが大好きだからね。いつでも美味しそうに銜えて、巧みに舌を使ってくる。一度味わったら忘れられない。
 僕が欲望に形を作り出したものを出すと、子猫は瞳を輝かせて指で感触を確かめてから口に含んだ。
「いいよ…」
 ぴちゃぴちゃと音を立てて舐める子猫。その音でも感じるんだよね。見れば根元を縛られた君のものは、泣き出している。そしてそこに入れられたバイブは、手で支えられてもいないのにしっかりと飲み込まれたまんまだ。
 本当に凄いね、君は。僕はバイブを強にして、泣き出しているそれを口に含んだ。とたんに僕のものを舐める子猫の舌の動きが激しくなる。
 可愛い。本当に君はなんて可愛いんだろう。もっと感じさせてあげるね。
 でもその前に…
 僕は子猫から僕のものを取り上げると、彼の顔に白い液体を発射させた。そして根元を縛っていた紐をとく。すると途端に子猫も僕の口に欲望の固まりを発射ってさせた。もちろん僕はそれを最後の一滴まで飲み込む。何よりもそれは僕にとって極上の飲み物だから。
「美味しかったよ」
 そして今度は僕のもので汚れた頬にキスをして、それから彼のそこからバイブを奪い取った。さっき子猫の顔にかけたばっかりなのに、僕のものはもう張りつめている。だってこんなに可愛くて淫らな子猫を見たら、誰だって入れたくなるよね。実際に子猫の方も僕を欲しがって泣きそうだ。
「欲しい?」
 それでも焦らすようにバイブを失ってひくついているそこに、僕の熱いものをすりつける。すると子猫は喘ぎながら欲しいといった。
「先輩のいれて。熱くて固いのでいっぱい突いて」
 更にそんな可愛いことを言われたらたまらない。僕は彼の足を更に開かせて、肩に担ぐといっきに子猫の可愛いそこを貫いた。
 子猫は何やら淫らなことを口走りながら、入っていく僕を楽しんでいる。
 そんな様子に僕はますます彼に飲み込まれていくものを大きくさせる。
 ああ、かわいい子猫。
 僕の子猫。
 僕の腕の中でかわいらしく鳴く、誰よりもかわいい子猫。
 もっと淫らに僕を誘って。
 そうしたら君が好きなことをたくさんしてあげるよ。
 かわいい僕の子猫。
 いつまでも僕の腕の中で鳴いておくれ。




fin.






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もーりんさんから誕生日プレゼントに戴きました♪(笑)
素晴らしくエロエロで御満悦です・・・。
もーりんさんちのリョーマさんは大変素直な悦い子でもう!もう!
不二先輩も御満悦です。
ありがとうもーりんさん!ラブ!

2002.6.26