不定期日記

    -9月号-


9月30日(木)

  信長日記の続きである。

  西国に兵を返して毛利と戦端を開くつもりで兵を集める。が、うまく行かないものだ。朝倉を半分ほどすりつぶして日本海沿いに製力を広げていた織田勢が、西国の残党を削っているうちに、今度は北陸で勢力をのばしている。姉小路、朝倉を再び攻めて北、北西からこちらをうかがう形になった。しかたがないのでそちらにも派兵。やはりやるときは徹底せねばならないようだ。

  現在の状態はわれらが将軍様は今の近畿(兵庫を含める)全域、福井、名古屋周辺、さらに静岡近辺まで制圧している。岐阜で城を一つ武田に、丹波のあたりを朝倉に押さえらただけである。東は同盟国である上杉が上越から東北、武田が北関東から中部地方、今川が東東海を押さえ、南関東の北条と北陸の織田勢、福島あたりに伊達(独眼竜はまだ)も存在している。あと能登で畠山も生きている。西は中国地方の大半を毛利が、四国の大半を同盟国である三好がおさえ、双方相手の支配領土に足がかりを有している。九州も毛利と三好が激しく争っており、竜造寺と島津がかろうじて生きている状態である。

  兵を北に集めると一乗谷の秀吉が信長を裏切って開城(笑)。信長の哀愁が感じられる。サルごときにまで裏切られるなんて・・・。

追伸
中日ファンの方、優勝おめでとうございます。

今日の更新:「不定期日記」。



9月29日(水)

  バブリーズ復活である。バブリーズ・リターンである。不死身もとい富士見からソード・ワールド・リプレイ中最強のメンバーが帰ってきた(小説だけど)。イラストが変ったので若干印象が異なるが、内容はやっぱりそのままである(他のメンバーが書いているのは若干イメージが異なるが)。

  リプレイとしての面白さも抜群だったので、いっしょに読み返してみてはいかがだろうか。このリプレイみたいなプレイがしてみたいんですう、という人も多い(と思う)。このリプレイが成功した要因(GM的には失敗なのかもしれないが)はまあ、メンバーが良かったことと、パーティ間のバランスが良かったこと。キャラ選択の幅の広いSWだけれども、残念ながらキャラのバランスが悪いとなかなかゲームシステムがうまく機能しない。ま、それでも僕自身はRPGとしては好ゲームの一つ(それもトップレベルの)だと思っている。まあそれはさておきこのバブリーズのシリーズは高レベルキャラを相手したときのマスターの苦労が良くわかる作品だが、この苦労はなにもSWに限ったものではない。RQの場合でも同じ苦労は存在するし、おそらくほとんどのRPGについてまわるものである。冒険へのモチベーションを失いつつあるメンバーをどのようにゲームに引き込むか。そういった意味でもご一読をオススメする。参考になるかどうかは責任は持てないが。ただGMであった清松氏自身には余程こたえたのか、次の第4世代のパーティは金に関してヤツあたり気味とも感じられる処理をしている。ちょっとかわいそうである。

今日の更新:「不定期日記」。



9月28日(火)

  e-oneの新型、というか色違いグレードアップ版が出る。メタリックブルーというかサイバーな感じだが、アレではメインターゲットの女性には売れないんじゃないかな。拡張的な制限を除けば安くていいパソコンなのに。e-oneに限らず年末あたりまではメーカー製パソコン(特にミドルレンジからローエンド、型落ち)が息を吹き返すのではないだろうか。多分一時的に自作PCの価格が上がってしまいそうなので(それでも去年の夏ごろの水準かもしれないが)、ソフトもついているメーカー製のPCのお徳感が高まりそう。特に型落ちの商品は安い時期に作って、値段を安く設定したものが値上がりすることは無いだろうから、結構売れそう。今のPCはオーバースペック気味なんでそんなに高いの買う意味はナイ(と思う)。

  ついに東海地方の織田勢を一掃、領主となる武将だけを配し、軍を中国地方に返す。最後は結構笑えた。三重県の一番南方にある鳥羽城は、防御の関係上ほおっておいたのだが、自国との連絡が苦しくなるとついに開城、軍門に降った。城主は前田慶次郎(笑)。おいおい隆慶一郎先生が草葉の陰で泣いているぞ。

  今日の更新は一日遅れの「マルキオン教略史」。ただ翻訳ノートがほったらかしになっている記事が多いので、まとめて書かねば。

今日の更新:「不定期日記」、「マルキオン教略史」。



9月27日(月)

  いきなり室町御所を落とされそうになる。最低限の兵はおいてあったので武将だけを急派して何とかしのぐ。どっから兵が来たのかと見てみると北上した信長は朝倉を半分、さらに名門山名家を打ち倒して能登から出雲にわたる日本海沿岸を制圧していたのである。何のことはない信長軍は西からやってきたのだ。現在毛利、三好と中国地方の争奪戦を繰り広げている。

  濃尾平野、伊勢湾沿岸を掌握した将軍様の軍勢は伊勢湾を渡って岡崎城の東に上陸、岡崎城を東西からせめて落城させる。この間に、武田に続き今川、朝倉とも同盟を結ぶ。すべては西に兵を向けるためである。このあたり将軍様の外ヅラの良さ、もとい友好度の高さがモノをいう。だいたい朝倉なんぞにかまっていたら能登半島まで、今川なんぞ攻めた暁には小田原城が見えるあたりまで兵を送らねばならなくなる。西日本を攻めて国数が増えれば脅して傘下に組み入れることも可能だろう。

  余談だが信長を日記でやっていると実際の更新が苦しくなっている。本末転倒というヤツ?

  ベスビオス火山噴火のニュースは入って来ずに一日が終わりそう。もっとも現地時間だから、あと半日くらいあるのだが。

今日の更新:「不定期日記」。



9月26日()

  今日はちょっと忙しかったので更新できそうも無い。ごめんなさい。

  知り合いにたのまれ、ワードで企画書っぽいものを作ったのだが、なかなかめんどくさい。特に和文のフォントの制限から、大きい字で印刷しようとするとどうしても明朝はパンチが弱くなる。ちょっちイライラ。同人作家諸氏の割付などの苦労がちょっぴりわかったような気がする。もうちょっとなんとかならないものだろうか。将来的にはここの記事もPDF化したいとか思っているけれども(もちろん許可は取らなくちゃならないが)、これでは先が思いやられる。

  メモリが急騰。予想通り台湾地震の影響が直撃した形となる。2万円台後半から3万円を超えつつある。この価格では安いパソコンとか作っているショップとかかなりきついんじゃないだろうか。部品の中で最高値のパーツとなりつつある。もうすぐ17インチモニターとか買えそうな勢いだ(笑)。

  パソコン関係といえば今日モノクロレーザープリンターのトナーカートリッジの交換品を買う。キャノンのパーソナルユース用。1つ前のもので後継機はでたものの、設計は変っていない。他のパーツに関して結構トホホもあったが、このプリンターは結構気に入っている。カートリッジは1本9300円。高い。かなり高い。日本橋まで行こうかとも思ったが、交通費で足が出そうだったので近場で買う。なにより急ぎだったし。バブルジェット系のカラープリンターに比べるとかなり高く感じられるけど、一本で2,500枚だそうだから1枚あたりのコストは4円を切るはずで、実は安いのだ。現に2年くらい使っているような気がする。まあインクとトナーは質が違うし。バブルジェットの液状インクはなんか固まりそう(実際に固まるかどうかは知らないケド)。でもこのキャノンのプリンター、一番安いやつって2万円台の前半のはずだけど、トナーは当然ついているし・・・ということはガワのほうは1万円ちょっとということになる。ちょっとアレだな。

今日の更新:「不定期日記」、「千夜一夜」。



9月25日(土)

  というわけで織田軍襲来である。このゲームは武将の数がものをいうので、織田とか徳川(このシナリオでは徳川はまだ独立していないので今川配下である)とか武田といった、武将数の多い大名は有利なのである。また相手の武将をつかまえても、なかなか帰順してくれない。結構派手に兵を削られ、やっととっ捕まえたのに「エセ茶人」呼ばわりされると(帰順を確認する際に相手がセリフをいい、その中にこういうのがあるのだ)切って捨てたくなる。しかし一回切り捨てればもうその武将は出てこないし、あとで武将不足に泣くのは自分なわけで、このあたり顔を引きつらせながら解放するわけだ。

  斎藤を撃破した織田勢は、隣接する同盟大名筒井、六角両家は見る見るうちに蹂躙していく。北畠、浅井の両家も撃破され濃尾平野とその周囲はすべて織田の手に落ちたのである。危うし将軍様!!

  あろうか観音寺城(安土城の前身)も陥落、将軍様の本拠地室町御所の喉もとまで敵の刃が迫る!!とりあえずスキを見て観音寺城を落とし、ここを北の支えにしながら(この城は非常に守りやすい上、交通の要衝なため、コンピューターは愚直な突撃を繰り返す)、南近畿の各城を西から東に一つづつ落としていく。時たま帰順してくれる奇特な武将もいるが(柴田勝家とか)、ほとんどの武将が帰順しないので国土が広がるにつれ武将不足が深刻化する。同盟に守られた西の支配地域では領主のいない国もある(領国をのっとられる可能性もあるのであまりよろしくないのだが)それでも何とか伊勢湾の西岸を占領することに成功。ここまでくれば一段落である。さらに東進するために少し迷ったものの武田と同盟。武田の兵が岐阜城あたりまで顔を出していたのだが、ほっておくと遭遇戦を起こして友好度が下がってしまう。毛利の巨大化が気になってきたので、織田を破った後西に兵を返すつもりだからだ。なぜなら東には謙信もいれば、北条氏康も健在。まだまだ東はもつれるはずである。しかし西は下手をすると毛利に統一されかねない勢いなのだ。清洲城、岐阜城を撃破し織田を上下に分断することに成功。ところが織田の兵に室町御所が急襲される!!!ウソォー!! なんで?

今日の更新:「不定期日記」。



9月24日(金)

  信長の野望烈風伝をやる。

  この間までパーテションの整理のために一度アンインストールしていたのだが、何となくインストールして何となくゲームを始めてしまった。信長のシリーズは僕も結構嫌いな方ではないので、良くやるゲームだ。だけど三国志の方は余りやらない(別に理由が有るわけではないのだが)。シリーズの中では4作目(天翔記)が好きで、今作のシステムは余り好きではないのだが、それでも全作よりは好きである。今のシステムは武将が多い方がかなり有利なので、弱小でやるとかなり寒い思いをする。

  今回何となく将軍(足利義輝)様で始めた。シナリオ1、桶狭間の合戦でスタートするシナリオである。義輝様自身は戦闘能力的には結構使えるので、良いのだが、如何せん配下がさびしすぎる。有利なのは二人家老クラスがいるので兵力がそこそこ持てることぐらいだろうか。とにかくそのあたりをうろついている明智親子や家をのっとられた細川家の面々を配下に引き入れる。周囲はほとんど同盟国で、手を出したくもないので南下し、とりあえず本願寺を叩くことにする。政治や外交、智謀は申し分ない編成なのだが、本願寺の武闘集団と戦うにはちょっぴり戦闘力に不安が残ると思っていたら、幸い娘の髪結いの儀式が終わる。武将として取り立ててみると、義輝様の戦闘力、采配をちゃんと受け継ぎ戦闘力もちゃんとあるので、迷わず名剣の1本を下賜してしまった(笑)。むう、義昭なんかに将軍職を継がせず、こいつに継がせてしまいそうだ。個人的にはこの姫武将のシステム(史実にない後継ぎはすべて女として生まれる)はそれほど嫌いではない。現実の戦国武将からすればメーワクな話かもしれないが、実在の人物(まあ怪しい人間もいるにはいるが)と架空の人物が明確にわかれるので、結構お気に入りである。ちょっと親子の能力が似すぎているので、「リバウンド」システム(昔Empires of Middle Agesというボードゲームで採用されていた、時たまめちゃめちゃ無能とか、めちゃめちゃ有能な君主が生まれるルール。無能な君主からは時々すさまじく有能な君主が生まれることがある)を使えば、一条とか姉小路とか小田(織田ではない)といった無能な君主をやるプレイヤーも出てくるかもしれないのに。

  実際の城攻めなどは、プレイヤーがタイミングを誤らなければほとんど負けない。ただめちゃめちゃ攻略の難しい城の場合、たとえば北条の小田原城や後の安土城の場合、タイムアウトしてしまう可能性があるだけである。本願寺を攻めたときはもちろん大阪城ではないので、結構楽勝だった。本願寺を滅ぼしてふと一息つくと・・・おや?織田がもうこんなところまで来てるじゃないか!!

続きはまた明日。

今日の更新:「不定期日記」。



9月23日()

  今日はいろいろ更新しようと思っていたのだけれども、親に下げ渡したコンピュータの調子が悪いので調査する。

  このPCはNECの98でXa7にメモリ増設(48MB)、HDD換装(2GB)、メルコ製Banshee搭載のグラフィックカード、LANカード(ルータのため)、CPUをIDTのWinChip240に換装したもので、それにSONY製の15インチもおまけした。おもえば遠くにきたものだというぐらい原型を留めていない。もともとついていたのはM/BとFDD、CD-ROMくらいか。メモリを64MBまで引き上げ、ゲタをかましてCPUをK-6に換装すればもう少しパフォーマンスは上がるはずなのだが、そこまでするならもう買い換えろって感じなのでやっていない。以前K-6-3でベンチをとった改造記事を見たことがあるが、マザーボードが古いために、メモリ、HDDの足回りがあまりよろしくなく、さほどパフォーマンスが上がらないのだ(2特にK-6-3のようにベース100MHzで動作するCPUをのせても、ベースが66MHzまでなのでパフォマーンスを発揮できない)。

  OSは95が入っていて、98をテストしてみることにしたのだが、メモリ不足で思ったより重い感じがするので結局95に戻した。おかげでめちゃくちゃ時間を食った。最大の理由はCD-ROMが遅いこと。早いCDはアクセスできるようになるまでの時間が長いような気がするので4倍速のもともと搭載されてたのを使っていたが、シーケンシャルになると遅さ爆発である。これだけは少し変えようかという気になった。もともとこいつは発売当初は3.1の時代なのでリカバリCDが使えたない。おかげて95から入れるのも結構面倒なのだ。さらにウインドゥズアップデートを入れようとすると、IE4、IE5の順で入れねばならず、あとは各種ドライバの設定とLANの設定。メールのデータはLANでいったん逃がしたのでそれほど手間ではなかった。

  最近こいつはあまりいじっていなかったので時間ばかり食ってしまった。こういうのをみるとメーカー製のリカバリCDって結構便利と思ってしまう。自分のPCに関してはクラッシュしたらえらいことになる。完全復旧にはきっと2週間くらいかかるだろう。

今日の更新:「不定期日記」。



9月22日(水)

  以前の記述に間違いあり。

  e-oneだけれど、ばらばらに分解できれば、メモリを増やすことができるらしい。最大192MBらしく、アップグレードサービスも行っているそうなのだ。申し訳ない。結局販売停止が決まったが、e-one自体はかなり売れていたらしく、あまり店頭在庫がないそうである。んで色を変えて後継機を出すそうだ。やるなSOTEC。まあ確かにiMacの場合メインカラーがあの色なので、メインカラーとのバッティングがまずいと判断したんだろう。でもホントにそれで大丈夫なの?

  さらに続けてキカイのはなし。

  メモリの値段が跳ね上がっている。128MBで20,000円を超えたそうで、25,000円をうかがっている状態らしい。僕が買ったのが13,000円台(5月)、底値のときで8,000円台だったので、2〜3倍になっている。もともとメモリは値段が上下する部品だったけど、これはちょっとすごすぎ。各会社がSDRAMでは採算が取れなくなって新規格のメモリに生産体制を移しつつあるのに、Intelのチップセットの遅れでずるずる440BXが延命されちゃってSDRAMが品薄になったんだろう(多分)。でもメモリに限らず、PC関係のパーツは台湾の地震(関係者の方、心中お察し申し上げます)の影響で多少値段が変化するかも。

今日の更新:「不定期日記」。



9月21日(火)

昨日に引き続いてキカイの話を少し。

  巷ではPS2が発表だとか、ドリキャスがアメリカで馬鹿売れだとかいうニュースが飛び交っているものの、ゲーム機を持たず、パソゲーもあまりやらない僕にとってはどうでもよかったりする。テーブルトーク歴が長いためか、どうもゲーム機やパソゲーのアドベンチャーゲームが面白く思えないのだ。僕の感覚ではああいったゲームというのは小説とテーブルトークの中間に位置していて、どちら比べてもなにか中途半端なのだ。そのくせやたらに長い。おかげでアドベンチャーゲームを最後までやりきった記憶というのは、数えるほどしかない。

  それに比べればシミュレーションというジャンルのゲームは割とやっている(かもしれない)。もともとテーブルトークをする前はツクダホビーのシミュレーション全盛の時代であり、僕もそっちの人だったので、アドベンチャーに比べればはるかに親近感が持てる。信長も結構やった。ただリアルタイムシミュレーションというやつは嫌い。

  それに比べるとボードゲームは結構やっている。ただ以前はかなり難しいゲームをやっていたのに比べると、最近はずいぶん簡単になったものだとしみじみ思う。最近のボードゲームは再現性という点では昔のシミュレーションに劣るかもしれないが、ゲームとしては格段に優れていると感じる。最近のドイツゲーは少しマンネリの兆しが見え始めているけども。

今日の更新:「不定期日記」、「マルキオンの論理の法」。



9月20日(月)

  今日はキカイのネタを少し。

  e-oneが発売停止になる。僕自身iMacもe-oneも使っている訳ではないので、別にどうでもいいことなのだが、実際それほど似ているとは思えない。e-oneは横の作りとかが甘くて、安モノぽく見えるのは事実だが。他にもスロットにカードさしてケーブルを引っ張ると横のシャッターが閉まらなくなるとか、そのシャッター自身の立て付けが甘いとか、メモリーが増設できないとかいろいろある。個人的な意見を言わせてもらえればやっぱり似てないんだけど・・・。ただあまりPCについて知らないうちの父に聞いてみると、やはり似ているらしいので、そういうモノなのかもしれない。ただあのキーボードだけは何とか販売してほしい。スケルトン・タイプのキーボードは貴重だし。マウスも貴重なのだが、あのマウスは使いにくいのでイラナイ(左右クリックのボタンがマウスの根っこのところで固定されていて、上面全体ボタンになっている。おかげで手のひらが当たっただけでボタンを押してしまう)。

  日本の裁判所も天下のアップルを恐れたのかとも思ったが、アメリカの裁判所にもっていかれて(ひょっとするとこういった裁判って発売されている国でしか起こせないのかな?)、とんでもない額の賠償金ふっかけられるよりはましなのかも。アメリカの裁判所がアメリカの企業に不利な判決を下すわけはないので、それこそSOTECが傾くほどの賠償金を払わせられたかも。まあ国内の裁判もこれから損害賠償とか出てくるだろうけど。ラルクのCDのコマーシャルといわれたあのe-oneのコマーシャルも見れなくなる。ま、別にいいか。

  ちょっと不穏当な発言を連発してしまった。怖くなったのでもう寝る。

今日の更新:「不定期日記」。



9月19日()

  今日は忙しく、更新はできなかった。今週は今まで更新したものの翻訳、訳語を再チェックし、全体的にアップデートする予定。気にはなっていたのだが、ようやくやる気になった。それからいくつか著者に聞いておきたかった質問もいくつかメールした。返事が返ってきたらそれに関しては翻訳に反映したい。

  翻訳していてよく困る単語の1つは(2つか)、brother、sisiterという単語である。向こうの人は上下の関係をあまり気にしないのか、そのまま使ってくる。でも日本語で兄弟、姉妹と書くと明らかに複数の人間がいることになってしまう。Nikk Effigham氏に聞いてみると、「日本語ではそうなのか、1つ勉強になった」といっていた(笑)。彼自身そんなこと考えたこともなかったらしく、2つのケースで同じ質問をすると、1つはすでに決まっていたがもう1つのケースでは質問するまで決めていなかった、といっていたから、向こうの人はそう言うものなのか、と思った。考えてみれば我々がそうした関係にあるものを想い浮かべるとき、兄、とか弟という単語(もしくは概念)を用いて考えれば、必ず年齢の上下も想定の範囲になるわけで、それが自然、ということになる。一方向こうでは、brotherという単語を用いて考えるわけで、そこでは年齢は想定されていないわけだから、当然といえば当然、ということになる。このあたりキリスト教が関係しているのでは・・・とうがって考えてしまうのは私だけだろうか。

今日の更新:「不定期日記」。「マルキオン教の聖書」、「マルキオン、立法者にして預言者」をアップデート。



9月18日(土)

  今日の更新は長らくお待たせした「サンディーズ・ソーサリー」。いいかげんアップしないとメール爆弾を投げ込まれそうなのでとりあえずのアップ。これは内緒だが、翻訳自体は7月30日に終わっていたのだ(笑)。とにかく分量が多いのだが、97年版(まりおん氏のところにあるやつ)からの変更点は呪文が統廃合されたことと、儀式呪文、セクト関係の記述が独立したこと。あとは知識通暁が二番目にとらなくてはならない誓願となったことくらい。あとこちらの方で以前の訳から少し変更を加えている。ただ翻訳のチェックが甘かったり、HTMLソースの書きこみが甘いので、少しチェックしておこうと思い、「先行公開」という形になった。いいかげん以前からあげているアーティクルもチェックしたいなあ、と考えている。

今日はつかれたのでもう寝る

今日の更新:「不定期日記」、「サンディ氏の魔道ルール」。



9月17日(金)

  島田荘司氏の『踊る手なが猿』を久しぶりに読んだ。読んでないと思って買って読むと、読んだ記憶があったのだ。家にはなかったので、誰かに借りたのだろうか? 彼は基本的にはミステリー作家、彼の作品は特に社会派ミステリーと呼ばれる。日本の探偵、いや変わり者の多い世界の探偵の中でも、彼の生み出した御手洗潔(ミタライ キヨシ)は群を抜いている。島田氏自身が子供の頃、荘司=掃除でいじめられたそうで、こんな名前になったそうだ。とにかく変った人物なのだが、非常にイイヤツなのだ。彼の作品で最初に読んだのは『占星術殺人事件』。とにかくインパクトがあった。実は某探偵コミックにも同じトリックが用いられている。ただこのトリックは今では確実に見やぶられてしまう(あえて理由は書かない。知りたい人は読んでネ)。捜査技術の進歩は喜ぶべきだろうが、探偵には住みにくい世界になったものだ。

  この人は短編が得意なのか、短編が非常に多い。おもしろい物も多い。『糸ノコとジグザグ』(『毒を売る女』に収録)が一番のオススメ。非常にイイ味を出している。あとは『数字錠』と『ギリシアの犬』(『御手洗潔の挨拶』に収録)がイイ。長編でオススメなのは前述の『占星術殺人事件』と『異邦の騎士』。作品的には後者の方が好き。ただし少なくとも彼の出てくる長編一編と、短編をいくつか読むのが必須条件。最初に読んだら損をする。

  彼の推理小説のトリックは正直なところ重要ではない。ちょっと実現の難しそうなものも存在する。ただこの作品はヒューマン・ドラマに近い。初期の作品はトリック的なおもしろさも豊かだったのだが、御手洗氏に魅力がありすぎてちょっとそちらに引き込むパワーに欠けているような印象を受ける。純ミステリー派にはちょっとイマイチかも。

今日の更新:「不定期日記」。



9月16日(木)

  今日は今後の翻訳予定について。

  ほぼ準備段階にあるのは「サンディ氏の魔道ルール98」、「ボリスト派フルライトアップ」、「セイフェルスター」(この2つはTrade Talk誌から)、あとRIZE氏からいただいた「オトコリオン単神教会」、「聖フマクト」、「聖ランカー」くらい。「魔道ルール」は実は翻訳はとっくに終わってるんだけど、HTML化するのが面倒でほったらかし。Trade誌の2つは最近許可が下りたので、訳語のチェックだけ終えればOK。残りの3つはRIZE氏から下訳をいただいている状態。

  途中まで終わっているのが、「マルキオン教略史」、「オトコリオン地域」、あとSplintered Sectいくつかと、「サンデイ氏の教派解説」。最初のはToTRM誌に載ったもの。このあたりも集中すれば(できれば)さほど時間はかからない(ハズ)。あとはまりおん氏のホームページに預けたままの記事をこちらにひっぱってこなくてはならないのだが・・・。以外と面倒でほったらかし(スマン)。

  こっから先は構想段階。まず「千夜一夜」と「リンク」を強化せねば。あと魔道ルールがロールアウトした時点で、解説を書きたいのと、あとシナリオで翻訳したいのがいくつか。最後に訳語の対訳表を作らねば。   いろいろ考えたらイヤになったのでもう寝る。

今日の更新:「不定期日記」。



9月15日()

  昨日の続き。

  この間書いていたのはこのイベントデッキの動きを予測したもの。イベントデッキは特定の軌跡で「ループ」しているので、こういうのが可能になる。けっこうホームページがあり、そこでイベントデッキとの遭遇記録をみんなが掲示するので、その記録からイベントデッキの動きを予測するわけだ。あとはそのデッキに対する対策デッキを組み、ループに同期させるか待ち伏せするかして相手をたたけばカードやアイテムが手に入る。イベントは月に5つあり、うかうかしていると落とし損ねることがあるためみんな血眼(笑)。もっとも何ヶ月に1回か、同じイベントカードを含んだデッキが出現するので、それほどでもないが。

  デッキの系統としては基本的に発掘、強奪、戦闘デッキがある。発掘はお金とアイテムを求めてひたすら掘りまくるデッキである。強奪デッキというのは、そうして人様が掘ってきたお金やアイテムを、主に町の前で待ち伏せして奪い取り、それで生計を立てている(町と堀場がある程度はなして配置されているため、アイテムを中心に掘っていると町を出て町に帰るのに10ターンを超えるが、強奪だとうまく行けば3〜5ターンで帰れる。ただし勝てば相手から金は確実に奪えるが、アイテムが奪える確率は週によって変動する。さらに同じ強奪デッキや(普通は何も積んでない)、出発したばかりの発掘デッキ(当然何も積んでない)にあたってしまうと、実入りはゼロに近くなる)。戦闘デッキは純粋な戦闘力だけのデッキである。すべてのデッキは、戦闘の勝敗から(勝率ではない)特定のポイントが与えられ、随時それによってランキングされている。毎日10時の段階でランキングによって全デッキに対して報奨金が支払われる。加えて月曜10時に確定する週間ランキングでも、上位30名には賞金が支払われる。そのため上位30位まで(全体の1〜2%)は賞金だけで食っていけるのである。

  戦闘も説明するとなるとかなり大変なので割愛するが、MTGのようなデッキの組方やメタ・ゲームも楽しめる。システム的な単純さとカードヴァリエーションの豊富さがゲームの奥行きを深くしている好ゲームだと思う。会費が月500円。あと1ヶ月は無料のおためし期間がある。カードを買うのはゲームの内のお金だけでカードを集めるのに現実の金銭は必要ない(これはこれで大変なのだが)ので、MTGでカード破産しかかっている人にもオススメだ(笑)。

  ページはこちら。http://tdc10.channel.or.jp/tg2m

  今日の更新は「聖ウロックス」のカルト。雄牛の騎士がコルムっぽくていい(名前だけだけど)。ホントは「オトコリオン教会」から訳すべきなんだけど、とにかく1つでも翻訳してRIZE氏に感謝したかった。ありがとうございました。

今日の更新:「不定期日記」、「聖ウロックス」。



9月14日(火)

この間の日記の補足その2

  例の数字の羅列はThe Treasure of Genumというバンダイのやっているオンライン・ゲームの情報。オンライン・ゲームといってもUltima Onlineみたいなリアルタイムではなく、プロット式で15分に1ターンの割合でゲームが進むという、いわゆるセミ・オンライン・ゲームである。プレイヤーの基本的な目標はGenumの世界に散らばる財宝をあつめること(らしい)。基本的には地図上で移動コースをプロットしておくと、それにしたがって15分に1回ターンが進んで移動する。そこに他人のビークル(輸送ユニット)が存在すればある程度の確率で戦闘になる。さらにそこが発掘ポイント(発掘可能な場所)で、自分のビークルに発掘系のキャラクターカードがあればお金やアイテムの発掘を行う。町のポイントに戻ったときアイテム、お金のストックが行われ、デッキの交換がプロットされていれば、交換が行われる。

  カードはビークルとキャラクターにわかれている。ビークルはキャラクターを輸送するためのユニットで、これによってアイテムや、お金、侵入できる場所、キャラクターの積載限界、あと特定の攻撃を回避できるかどうかが決まる。キャラクターは基本的に戦闘系、強奪系、発掘系、探索系にわかれている(複数にまたがるものも当然ある)。戦闘系は純粋な戦闘力だけのカード。強奪系は相手に戦闘で勝利した際、相手のもつお金と、ある程度の確率で相手のもつアイテムを奪う能力をもっている。発掘系は発掘ポイントで発掘を行うことができる。探索系は道に転がっている特定のアイテムを拾うカードなんだけど・・・率が悪すぎてあまり使用している人は少ない。各キャラクターはSIZEを持ち、その合計はビークルによって決まる。どんなに多くても8枚までしか積載できない。

  カードは基本的にお金で買う。んで、そのために発掘を行う。アイテムも基本的に発掘に頼るが、一応店で売っていたり、オークションがあったりする。特定のアイテムを集めるとそこから少し変ったカード(極端なバランスのカードetc.)が手に入るのでみんな血眼になって探す。あと毎月変動するイベントでしか入手できないカードやアイテムもあるが、これは基本的にデッキでは使用できない。

  う、長い。続きは明日。

今日の更新:「不定期日記」。



9月13日(月)

  RIZE氏よりいくつかのアーティクルの下訳をもらう。すこし集中的に翻訳しようと考えているので、ちょっとぐらいは更新が早くなるかも。氏に感謝。謝々。

ちょっと前の日記の補足。

  ブレア・ウィッチ・プロジェクトはCthulhuのシナリオでなく(笑)、ホントの話・・・ではなく映画の話で、この夏アメリカでヒットしたらしい。作った人は当時学生で、お金がないからとにかくアイデアで勝負とあいなったらしい。登場する役者3人にハンディ・カメラを持たせ、一週間この森でビバークさせる。彼らは基本的な設定以外何が起こるのかは知らず、監督以下スタッフが彼らを脅かし倒す。演技の指示も一日一回缶に入れられて渡されるだけ。んでまあ、極限状態の彼らを彼ら自身が捉え、そのフィルムを編集したのがこの映画。怖いものが映像に現れるわけでもなく、彼らが怖がっているのが怖い映画らしい。

  ハンディ・カメラなので映像は荒いしぶれまくりだが、その点は設定でカバー。Web上で新たに作った偽の設定(子供が失踪したetc.)を「公開」し、都市伝説的な偽のウワサを流す。そうしてあおっておいて何度かの試写、編集を繰り返しどうにか作品に仕上げ、配給を募ったか見向きもされない。何より画像が荒すぎるから。ところが一社が配給を引き受け上映してみると、これが大当たりしたんだそうだ。ちなみに製作費は「新車の車が一台買えるくらい」らしい。でもこれはアメリカの映画水準で考えればの話で、日本は平均的に見て制作費はかなり安いはずだから、この値段はそれほど驚く額ではないのかもしれない(よくわからいケド)?

  ちなみにこの映画はまだ日本未公開のなので私も見てない(笑)。国内上映希望。ビデオでもいいけど、呪いのビデオみたいでちょっとイヤ。これに関係するサイトはhttp://www.blairwich.com。スクリーンセイバーとかも置いてある。けどこのサイトも大概怖い。

今日の更新:「不定期日記」。



9月12日()

  「チャイナ・タウン」というゲームをやる。純粋な交渉ゲームで、やや運に左右されるがなかなかおもしろいゲームだ。ボードは6つのエリアに分けられており、さらに各エリアは細かい土地に「分譲」されている。プレイヤーは土地とそれに建設するための建物(ジーパン屋やレストランなどの種類がある)をランダムに与えられる(土地は数枚与えられた中から選択)。あとは自分の持っている土地の上に建物を建てると、一軒につきいくらという形で、各ラウンドの終わりに収入が得られる。さらに同じエリア内に複数の建物を所有したり、同じ種類の建物を規定の数だけ(建物の種類によってことなる)「連結」することでボーナスが得られる。このボーナスをめぐって建物を連結させたり、一つのエリアに建物を集めるためにさまざまな取引を行う。唯一禁じられているのは手に入れた土地にある建物を壊して新たな建物を建てる(地上げ)こと。あとは土地、建物、土地の上に完成した建物、収入を取引の材料にしてよい。最近4人までというゲームが多いドイツゲームだが、これは3〜5人用。ガチガチの交渉ゲームなのでメンバーを選ぶかもしれない。モノポリーで胃が痛くなる人には向かない。

今日の更新:「不定期日記」。



9月11日(土)

わからんひと、すまん。

ドルク(アルカナ1号:9811)16ターン
48,
04,48,__,__,__,__,47,48,04,03,__,__,__,03,04,

ドルク(アルカナ2号:9812)
__,
__,38,__,__,30,__,__,__,__,38,__,__,__,__,__,

ドルク(アルカナ3号:9813)
__,
__,__,__,__,__,__,__,__,10,__,__,__,__,__,__,

ドルク(ベルケ1号:9814)
__,
__,__,__,__,__,36,__,__,__,__,__,__,__,35,__,

ドルク(ベルケ2号:9815)
09,
__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,

ドルク(ベルケ3号:9816)
11,
__,__,11,10,09,08,13,12,__,11,__,__,__,__,11,

ドルク(ゼクラス1号:9817)
12,
__,12,__,__,__,14,13,__,__,__,__,__,__,__,14,

ドルク(ゼクラス2号:9818)
__,
__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,26,__,__,__,

ドルク(ゼクラス3号:9819)
__,
__,__,__,02,03,04,05,__,04,03,02,01,28,29,__,

イリア(ゼクラス:9877)51ターン
__,
__,__,__,__,18,17,17,18,__,18,17,16,16,__,17,__,__,__,__,__,
__,__,14,13,12,11,12,13,14,15,22,21,20,19,17,18,__,__,__,__,
__,__,__,__,02,03,04,__,04,__,

アリステア(ガスタール:9878)61ターン
__,
__,__,__,__,40,41,__,41,42,42,43,__,44,43,54,55,48,49,50,__,
50,51,50,49,48,__,__,__,__,48,48,48,__,__,__,__,__,__,__,__,
__,__,__,__,46,45,46,45,44,43,42,41,40,__,__,40,__,__,__,__,

ロメロ(ベルケ:9821)62ターン
13,
08,09,__,__,__,13,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,
__,__,__,17,__,__,__,__,__,__,12,11,10,09,08,07,06,__,__,__,
__,__,03,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,__,10,09,
08,

獣玉の地図(ロンカ)
50

今日の更新:「不定期日記」。



9月10日(金)

  Blair Witch Projectという映画のサイトに言ってみた。アメリカのブレアの森には魔女の幽霊が住んでいる。かつてこの森に住んでいた女性が魔女狩りにあって命を落とした。以来この森には彼女の霊がさまよっている。1940年代近くの子供たちが続けて神隠しにあう。子供たちの遺体を発見した警察はある男を子供7人殺人容疑で逮捕した。彼は言った。“老女の幽霊がやったのだ”と。彼は縛り首された。そして1990年代中葉、近くの大学生3人がこの噂の真相を確かめようとこの森でキャンプを張る。彼らは帰ってこなかった。そして彼らの撮ったビデオテープだけが発見される。この映画はそのビデオを編集したものである。もし興味があるのならこのサイトを捜してみるといい。だがそのサイトに一歩足を踏み込めば、あなたもブレアの森の魔女の魔力にとらわれてしまうかもしれない。

今日の更新:「不定期日記」、「マルキオン教の聖書」。翻訳注意報も書かねば。



9月9日(木)

  最近出たとゆー、Blade of Arcana、というRPGを買う。井上氏のBeast なんちゃらというRPGやアースドーンのワールドガイドが並んでいてどれにしようか迷ったが、アースドーンは今買わなくてもそのうち買うだろうし、井上氏のRPGに関しては前作があまり好きではないのでとりあえずこれにした。内容はカードを使わないNOVA in ファンタジー。それ以上でもそれ以下でもない。うーむ。カドのたちそうなコメントしか書けそうにない(笑)。NOVAのシステム自体はそんなに嫌いではないのだが(初期の方が好きだけどね)、ファンタジーでうまくいくのかは少し疑問である。PC間のキャラの違いを立たせにくいSF系(トラベラーのマスターをするとこういう問題によく直面する)では、クラス制を使うシステムは多い中、バランスがとれているかどうかは別にしてあのキャラメイクはなかなかおもしろいと思う。だがファンタジーの場合、こう言った英雄系キャラばかりのパーティを組むとちょっとねー、というかシナリオの組み様がなくなるのだ。正直なところ世界がすでにファンタジーなのだから、人までファンタジーにする必要はないとおもうけどね。ま、やってないゲームをとやかく言うのはフェアではないので、もしやる機会があればこの続きを書くこともできるだろう。ただ個人的に好きだったトランプ・判定システムがなくなったのは残念。

  今日更新したのはオトコリオン・プレーヤーズ・ガイド。これが含まれているNikk Effigham氏のStorm over Raliosシリーズは内容が豊富で、基本的な部分がそろえば十分にプレイは可能だと思うので、がんばって翻訳していきたい。でも地図かかなきゃなあ。

今日の更新:「不定期日記」。オトコリオン・プレイヤーズ・ガイドを先行公開



9月8日(水)

  さてこの達成感というヤツだけど、一般的なゲームの場合それは競技性と同じ方向性を持っている。いいかえれば、勝ちを目指すこと、勝利を自力でもぎ取ることを目指す喜びである。トーナメントや大会、プロのいるゲームは、程度の違いはあれこの方向性を向いていると考えられる。たとえば将棋のプロ棋士なんかの場合、そこにある達成感は勝ちをもぎ取る喜びが中心になっている。

  ところがパーティー・ゲームの場合、必ずしも達成感のベクトルは競技性の方向を向いていないことがある。いや厳密に言うと、競技性の方向にベクトルは向いているものの、別の方向にも楽しみがあるという方が正しいかもしれない。それは「文明の曙」で自分の趣味丸出しで文明カードをとってみたり、「スコットランド・ヤード」で名所めぐりをしたりというヤツだ。MTGを例に考えるとわかりやすいかもしれない。トーナメントを前提にしなくとも、MTGは本質的に相手を倒すことを目的としている(ルールブックにそう書いてある)。だが自分の好きなカードばかり入れてみたり、一発芸的なコンボをいれたデッキを作った経験というのは、MTGのプレイヤーならば一度は必ず経験があると思う。こういうのを考えるのも、MTGの遊び方の一つだ。というところで続きはまた。

今日の更新:「不定期日記」。



9月7日(木)

つうわけで9月3日のつづき(さあ読み返してみるのだ)。

  丁半バクチの話になってるけど、実際賭けを行わない、勝ち負けを決するだけの丁半バクチというのは、実際のところ遊んでいても長く続かないだろう。その勝ちを実力で勝ちとっているわけではないからだ。前にも書いたとおり賭けという行為はある種の戦略性を提供するし、勝ち負け以外にもある種のプラス(いわなくてもわかるね)をもたらす可能性があるから(もっともこれはゲーム内の目的ではなくなっているけれども)、連続してやっても飽きが来たりしないわけだ。でもそれがない丁半バクチを延々続けるというのは余程する事がないとき位だろう。ところが同じ勝ち負けでも、トランプやオセロなんかはどうだろう。小学校の時、オセロや将棋が爆発的にはやって、延々それをやっていたなんて経験はないだろうか?

  前に遊びのおもしろさは競技性と達成感だと書いたけど、ここでその達成感というやつが出てくるわけだ。オセロや将棋には勝利という目的があり、勝利とは何かという定義がちゃんと存在し、勝つための戦略が成立するのである。そして偶然によらない勝利、みずからの戦略による勝利は人に「自力で勝ち取った」という満足感、すなわち達成感をもたらす。このあたりが丁半バクチ(もっとも賭けてはいないんだけどさ)とオセロや将棋の決定的な違いなのである。どうもこの手の話は長くなるなあ、続きはまた。

普通の日記を少し。現在「オトコリオン・プレイヤーガイド」を翻訳中。もうすぐ翻訳完了。乞う御期待。

今日の更新:「不定期日記」。



9月6日(月)

  昨日はRQのセッションをやり、余った時間でテイク・イット・イージーというゲームをやる。ルールはかなり単純で、一見パーティゲームを思わせるが、その実やってみると以外と奥が深そうで結構おもしろかった。RPGをやるということで多人数が集まるうえ、RPGにない競技性を満たしくれたり(ああ、この話の続きも書かなければ)、余った時間をつぶしてくれたりと、このページに来てくれる人たちの間でも、マルチプレイヤーゲームをやってる人は多いと思う。そのうち裏ページを作って紹介なんかやってみたいと思ってる。ウチのメンバーで使ってる改造版超人ロックとかね。でも今はRQのコンテンツが先だけど。

今日の更新:「不定期日記」。



9月5日()

  今日は友人宅でRQのマスターをする。実はここ数回パワープレイチックなシナリをを続けていたが、ようやく本筋に戻れそうで、正直ホッとする。スポットっぽいシナリオというのは結構いろいろ考える割に、面白いものはなかなか難しい。今日のも結構反省点がある。ま、おいおいそれは考えよう。

  友人にテリオスをもっているのがいるのだが、今日自分のホームページを見せてもらって愕然とする。おいおいぜんぜん整形できてねーぢゃん。またソース書きなおしかよ。とりあえずもう眠いので寝る。

今日の更新:「不定期日記」。



9月4日(土)

  昨日の話はちょっと休憩。ホームページにフレストル派を追加。結構いいヤツたちだと思っていたが、とんでもない人種差別主義者?なんとなくこの当たり植民地時代のイギリスを感じさせる。

  一応今日から公式に公開ということで、「更新がんばらなあかんなあ」と関西弁の感想がもれる。これからの予定としてはNikk Effigham氏のオトコリオン関係を中心にしていこうと思う。リンクにある通りプレイ可能なレベルの情報量なので、実際西方でのプレイ環境を提供できると思う。アメリカのサイトとかだと西方をプレイしている人って結構いるみたいなんだけど、日本では絶無といっていい。これを少し打破したいと思う。

  明日はマスタリング。もう早く寝よう。

今日の更新:「不定期日記」、「フレストル新理想派教会」を追加。本日より正式公開。ちなみにドラえもんの誕生日(笑)。



9月3日(金)

昨日の続き。

  これは僕の個人的な見解だけど、RPGが衰退したのは競技性をあまりにも無視してしまったせいだと考えている。複数の人間が参加する遊びに人をひきつけるものは何か、それは競技性と達成感だと考えている。達成感と言う一口にいってもいろいろある。RPGは遊びの中で達成感を極限まで重視した遊びだと思う。競技性についてはどうだろうか。MTGの様に達成感と競技性が極めて近いところにいるゲームある。MTGを競技性ONLYのゲームだと考える人がいるかもしれないけど、それは違う。あのゲームは達成感と競技性が極めて近いベクトルで存在しているからそう感じるだけで、自分が練った(練りまくった)デッキ相手み勝つと言うのは競技性とは別の次元の楽しみだと思う。真に競技性のみのゲームというのはほとんどないが、強いてあげれば、勝ち負けを争うだけの丁半バクチだろうか。賭けの要素はある主の戦略性を生み出す(今日は持ち金が少ないから、手堅くいこう、とか)けれども賭けの要素がなくなれば、勝つ、負けるだけの、競技性だけのゲームになる。でもこれって本当に面白いのだろうか?

今日の更新:「不定期日記」。ネスケはだいぶましになった(とおもう)。



9月2日(木)

  「ぎゃざ」とかいう雑誌を立ち読みする。RPGについては2ページ・・・むごい。しかもこれってRPGの記事?という感じである。でも結構痛いとこついてるんだ、これが。ある少年がコンピューターゲームをやっている所にその兄と姉、姉の友人が帰ってくる。少年がやってるゲームのキャラには姉とか兄とか姉の友人とかの名前がついていて、弟がそいつを動かそうとすると、あーでもないこーでもないと後ろからツッコミが入る。そんなにいうなら自分のキャラ自分で動かせよってことになって、それぞれがキャラを受け持ってゲームをする。んでまあ、ワイワイやりながらクリアしてみると、結構面白いね、この遊び方ってことになる。そこで姉の友人がおもむろにこう言うわけだ。

「RPGやってみませんか?」

これを見てちょっとRPGについて書く気になったので、何日かこれについて書いてみようと思う。でもこれってちっとも日記らしくないなあ。

今日の更新:「不定期日記」。他ネスケでの型崩れを防いだのと、コンテンツをボタンに変えたこと。



9月1日(水)

  ようやくホームページが体裁をなしたので、これから何人かのメンバーに先行公開ってことで、お知らせを送ろうかというところ。実際のところ予定の70%程度しかHTML化できていないし、リンクのはりそこねがあったり、本文がないのに翻訳ノートがあったり、タイトルをつけたのとつけてないのがあったりと、まあこれからかなって状態。さらにネスケのことなぞ露知らず、試してみたら型崩れ(泣)。マニュアルとか読んでみると理由がいろいろ書いてあっていいたいことは分かるけど、なんとかしてほしい、と言うのが本音ですな。

まあ、とりあえずめでたいのでもう寝る。


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