マルキオン各教派特殊呪文

    -The Sect Special Spells-

copyright 1998, Sandy Peteresen
翻訳協力  RIZE、まりおん
翻訳・編集(c) 木村 圭祐/‘たびのまどうし’しーちゃん ,1999 .[1999.10.30]


アロリア派魔術学院(ルナー)

アート:赤の女神より獲得する。以下のように七母神がそれぞれ一つのアートを提供していると考えられている。

ダンファイブ・ザーロン〈速度〉
ディゾーラ〈軽減〉
イリピー・オントール〈合成〉
ジャーカリール〈待機〉
待つ女〈強度〉
ティーロ・ノーリ〈距離〉
ヤナーファル・ターニルズ〈強制〉

満月のたびに、入信者は適切な母神にPOWを1ポイント捧げることで、対応するアートを獲得することができる。これら以外のアートもルナー神殿の低次の神によって提供されている。ひとたびこの道に踏み込めば、魔道師は周期的な魔術に縛られると同時に、ルナーエレメンタルの魔術を使用することができるようになる。ルナーエレメンタルの魔術を使用することができるのはルナーの魔道士だけである。

月齢魔道への影響
満月すべてのアートを使用することができる。加えて、それぞれのアートをみずからの呪文技能によって決まる最大レベルで使用することができる。例:通常時にアートの合計レベル9まで使用できる魔道士は、満月の間だけ、それぞれのアートを9レベルで使用できる。
半月すべてのアートを使用することができる。
三日月基本アートのみ使用することができる。
暮月/新月〈強度〉のみ使用することができる。
ルナーの魔道士は専門分野を得ることができる。ルナー魔道にいて専門を持つ魔道士は、専門分野の呪文に関しては月齢を一段階“良い状態”と見なすことができる。また専門分野外の呪文に関しては月齢を一段階“悪い状態”と見なさねばならない。満月の間、専門分野の呪文に関しては投射の際必要なMPが1ポイント少なくなる(最低1ポイントは必要である)。暮月/新月の間、専門をもつ魔道士は専門分野以外の呪文を投射することすらできなくなる。

特殊呪文

《毒牙》 Poison Tooth
遠隔
この呪文は武器に投射する。呪文の持続する間、その武器によって傷つけられた者に呪文の〈強度〉1つきPOT1の毒を注入する。

《ショック》 Shock
攻撃、遠隔
呪文の標的となった者は、トータルHPに1d(強度)のダメージを受ける。


ボリスト派魔術学院

アート:聖マルキオンより獲得する。
聖人:4人の聖人だけが認められている:聖マルキオン、聖フレストル、聖アーカット(他のアーカット崇拝者とは異なる方法で崇拝している)、聖ボリスト。
誓願:「POW献呈」、「切開拒否」の誓願をたてることはできない。

特殊呪文

《死の手》 Hand of Death
攻撃、接触、瞬間
対象が抵抗に失敗した場合、呪文の〈強度〉と対象のCONで抵抗ロールを行う。呪文の強度が対象のCONを打ち破った場合、対象は即座に死亡する。この呪文を投射するたびに術者は1D3ポイントのトータルHPを失う。

《毒の中和》 Neutralize Poison
接触、瞬間
毒の効果を和らげる。《毒の中和》の〈強度〉と毒のPOTで抵抗ロールを行い、呪文の強度がPOTを打ち破ったならば、対象の体内のすべての毒が清められる。呪文は毒が対象にダメージを与える前に投射せねばならない。もし対象が何度も毒に侵されていた場合、全てのPOTを合計した値に対して一度に抵抗ロールを行わねばならない。《合成》をこのために用いることができる。この場合それぞれの服毒に対し、それぞれ《毒の中和》を投射して抵抗ロールを行うことができる。ただし一度の服毒に対して複数の呪文で抵抗ロールを行うことはできない。
多くの《中和》呪文と異なり、《毒の中和》は毒のPOT半分に満たない〈強度〉でも効果を発揮する可能性がある。

《懺悔》 Shriving
儀式(浄化)
以前懺悔をしてから蓄積されたその罪人の全ての罪悪を清める。もし罪があるのであれば、この罪は、術者、罪人自身、あるいは術者の使い魔(もしくは罪人の使い魔)に混沌の汚れ、あるいは混沌の諸相の形で具現化する。通常は使い魔がこの目的で使用される。定期的に懺悔を行っている者には完全な混沌の諸相を生じるほどの罪は生じない。しかし懺悔を行うまで長期に渡って罪を重ねている者ならば、罪自体が具現化するのに十分である。
この呪文は罪人に苦痛をもたらし、その罪の内容と程度によってはMP、トータルHP、FP、時にはPOWや他の能力値の喪失をもたらす。

《真なる自己》 True Self
儀式(呪付)
この呪文は一つ以上の明らかな、もしくは自動的な混沌の諸相を持つ標的にのみ効果を発揮する。この呪文はそうした諸相すべてを覆い隠し、標的に“普通の”外見、例えば標的がそれらの諸相を得る以前の姿を与える。隠された混沌もストーム・ブルの〈混沌感知〉の様な特殊能力によっては探知される。《真なる自己》の呪付を受けた対象は、自らの意志でこの呪文の効果を発揮させたり、消したりできる。《真なる自己》の呪文が効果を発揮している間、混沌の諸相は、たとえそれが通常時に外見に現れないものであっても、使用する事はできない。《真なる自己》の効果を弱めている間は、対象自身にとって有害な諸相も含めて、あらゆる混沌の諸相が実体化する。
この呪文を投射するためには1ポイントのPOWが必要である。
混沌の生物へと変異してしまった存在(例えばブルーやスコーピオン・マンに変異した人間など)も、呪付の効果を発揮させている間は、人間のような外見になる。その時までずっと人間でなかった生物は、呪文を使用しても以前と同じ姿をしているが、混沌の諸相に関しては一切見えなくなる。この呪文には2つの目的に対して有益であることが見出される。一つ目は、呪文によってボリスト派の者が自身の有害な混沌の諸相の効果から逃れることができる。もう一つは高位のボリスト派司祭の地上での任務の遂行を容易にする、という事である。この呪文は悪名高いボリスト派の使い魔たちにも効果を発揮する。呪文の効果が中断されると、この呪付の対象は巨大化したり、触手や別の目が生えてきたりするので、呪文の効果は相手を驚かせる事になる。


ブリソス派魔術学院

アート:学習により獲得する。
誓願:「防具放棄」、「献身」、「損害拒否」、「不死拒否」、「切開拒否」の誓願をたてることはできない。

新たなる誓願

特殊呪文

《老化》 Decrepitude
攻撃、遠隔、瞬間
標的は瞬時に1D(強度)歳老化する。標的が元々老化しない存在であれば、呪文は効果を発揮しない。加えて、未成熟な者はこの呪文に耐性があり、完全な大人にしか効果を発揮しない。

《魔力吸引》 Magic Sink
呪付
触れた者からMPを吸収しようとする呪物を作成する。呪物は〈強度〉以上のMPを保持できない。呪物は現在のMPと接触した者のMPで対抗ロールを行い、抵抗に打ち勝てば1D6ポイントのMPを吸い取り呪物に蓄える。呪物はMPの蓄積が限界に達するか、相手が呪物をとり落とすまで毎ラウンド吸引を試みる。このMP吸引は痛みを伴なうことは無く、吸引が起こった際に持っている者が呪付に対して精神を集中することでのみ感じ取ることができる。この《魔力吸引》の呪付は未来の吸引に備えて自身を空にするため、1時間に1D6ポイントのMPを精霊界に排出する。
この呪文を投射するためには1ポイントのPOWが必要である。

《禁呪》 The Spell Forbidden
遠隔
この呪文はタラーからの要請があった場合にのみ投射される。この呪文はドローマルに対してのみ投射される(投射に際しては〈合成〉のアートが使用される)。ドローマルのSTR、CON、DEXは2倍になり、対象の攻撃分野と受け分野修正には+50%のボーナスが加えられる。一度呪文が投射されれば、要請したタラーと呪文に関係したすべてのザブール、すべてのドローマルはブリソス人としての不死性を永久に喪失する。

《抑制(アート)》 Suppress [Art]
攻撃、遠隔
この呪文にはいくつかの種類がある−アートそれぞれにつきひとつである。最も一般的なものは当然ではあるが《強度抑制》である。この呪文が効果を発揮すると、犠牲者が呪文をかけようとする度に、まず最初に自身のMPと《抑制》の〈強度〉で抵抗ロールを行なわねばならない。失敗すれば、その戦闘ラウンドの間そのアートを使用して呪文を投射する事ができない。抵抗できれば、そのラウンドの間(だけ)はそのアートを使用できる。呪文をかけるのに1戦闘ラウンドより多く時間がかかるならば、そのすべての戦闘ラウンドを通じて抵抗に成功せねばならない。失敗すれば呪文は中断され、最初からやり直さなければならない。

《魔術師抑制》 Suppress Wizard
攻撃、遠隔
この呪文の〈強度〉1につき、魔術投射の1D100のロールから1%が差し引かれる。

《魔術接収》 Wrest Magic
遠隔
別の術者が維持している呪文を奪い取る。実際には奪取しようとする呪文を知っておらねばならず、《魔術接収》の〈強度〉が奪取しようとする呪文の〈強度〉より大きくなければならない。もしそれらの要求を満たしているならば、自身のMPで呪文の術者のMPと抵抗ロールを行う。抵抗ロールに打ち勝てばその呪文は術者の支配化に置かれ、術者のプレゼンスを使用することになる。《魔術接収》が成功した場合には、もとの呪文の所有者はそれに気づき、眠っていても目が覚める。


カルマニア派魔術学院

アート:アートの誓願により獲得する。
誓願:「神性魔術放棄」、「切開拒否」の誓願をたてることはできない。

特殊呪文

《排斥(カルト)》 Proscribe [cult]
遠隔
〈強度〉1につき、標的の対象カルトから学んだ精霊/神性魔術の成功率を5%低下させる。標的は呪文に抵抗することはできないが、防御魔術によってこの呪文を遮断することはできる。
《排斥》呪文が存在するカルトは、ゴゴーマ、ユ・カルグザント、シャーガシュ、ストーム・ブル、タワール、カイガー・リートール、フマクト、チャラーナ・アローイ、ロウドリル、ペントとシャー・ウンの精霊カルトの全て、である。


混沌と邪悪のカルト

アート:ヴィーヴァモートはすべてのアートをアートの誓願によって獲得する。
誓約:ヴィーヴァモートにとって「不殺生」、「危害拒否」、「暗黒拒否」、「不死拒否」、「切開拒否」は禁忌である。

新たなる誓願

特殊呪文

《バシリスク創造》 Create Basilisk
呪付
生きた蟇蛙かヘビ、そして雄鶏が産んだ卵が必要になる。この儀式を行い、蛙かヘビがその卵をかかえなければならない。期間は消費したPOW1ポイントにつき1ヶ月である。卵を抱えさせるのに術者が《吸盤》か《制圧》、もしくはそれに類する手段を用いてもよい。バジリスクが孵化したとき、術者に対して友好的であるとは限らない。
この呪文は投射に3ポイントのPOWが必要になる。
バシリスクの能力値はランダムに決定する。しかしながら《バシリスク創造》の効果ポイントに等しいポイントを、術者の望むようにバジリスクの能力値に割り振ることができる。このポイントはINTにも割り振ることもできるが、バジリスクのINTは固定INTのままである。その凝視は3ポイントの神性呪文として扱う。
《バシリスク創造7》の場合術者は、たとえばバジリスクのSTRに4ポイント、SIZに2ポイント、DEXに1ポイントという風に割り振ることができる。

《ヴァンパイア創造》 Create Vampire
儀式(呪付)
儀式の犠牲者は儀式の最初の6日間は生かしておき、儀式が完成する1日前に殺す必要がある。
呪文の効果ポイントに関わらず、7ポイントのPOWが必要となる。8ポイント以上のPOWを与えた場合、余分なポイントは呪付者の望むヴァンパイアの最終的な能力値に加えられる。例えば《ヴァンパイア創造10》を投射した場合、ヴァンパイアの最終的なSTRもしくはDEX、もしくはSIZなどに合計3ポイントまで加えることができる。ただしPOWは存在しないためPOWに加えることはできない。

《地獄の悪夢》 Nightmare of Hell
東方諸島でしか見られない。

《混沌との合一》 One with Chaos
東方諸島でしか見られない。

《飢えとの合一》 One with Hunger
東方諸島でしか見られない。

《魂の呪縛》 Shackle Soul
儀式(呪付)
この儀式は多くの社会において邪悪もしくは混沌的な物であると考えられている。この呪文は死者の魂が死後の世界へと渡るのを妨げ、その結果として魂は時をへてゴーストやレイスとなる。呪文の射程は埋葬された場所から魂が移動することのできる範囲を表す(すなわち精霊呪文であれば50m、神性呪文であれば100m、魔道の場合〈距離〉によって決定される)。正しい《魂追い》の呪文は《魂の呪縛》を無効化するだけでなく、魂をその死後の世界へと送る。
この呪文の投射には1ポイントのPOWが必要である。


East Isles

(現在翻訳中)

ガルヴォスト派魔術学院

アート:聖マルキオンより獲得する。
聖人:ガルヴォスト派では以下の聖人だけが認められている:聖マルキオン、聖フレストル、聖アーカット。
誓願:「賛美」、「POW献呈」、「切開拒否」の誓願をたてることはできない。

特殊呪文

《禁止》 Ban
呪付
これはエリアを対象とする呪付にのみ使用することができる。術者は禁止する種族や存在を指定せねばならず、呪付にMPを与えなければならない。禁止された存在はエリアに入る際には、自身のMPで《禁止》呪文のMPとの抵抗ロールに打ち勝たなければならない。一度内側に入ったら、毎ラウンド抵抗ロールを行わねばならず、敗れると1ポイントのMPを失う。《禁止》呪文のMPより10ポイント以上MPの高い存在は《禁止》呪文の効果を無視できる。
この呪付は禁止する種族にごとに1ポイントのPOWを必要とする。

《澄心》 Clear Mind
遠隔
この呪文はINTに影響を与える呪文に対する防御を〈強度〉1につき1ポイント与える。例えば《麻酔》呪文に抵抗するための仮の“フリーINT”を標的に与える。また《惑い》呪文からの回復の際には標的のINTから1ポイント差し引く。INTを標的とする他の呪文も同様であり、標的のINTを有利になるように上下させる。
標的はあらゆる種類の精神、感情に影響を与える呪文に対して抵抗力を獲得する。標的が精神に影響を与える呪文の影響下にあり、その呪文が《澄心》より低い〈強度〉しかもたない場合、《澄心》呪文は持続時間中、精神に影響の与える呪文の効果を覆い隠す。これは標的を害ある呪文だけでなく、《熱狂》、《テレパシー》、《恍惚の極み》、《精神結合》といったような特定の有益な呪文の効果も無効化する。使い魔や徒弟との精神的なつながりはそのまま残る。

《耐死》 Resist Death
遠隔
《耐死》呪文のの〈強度〉1につき、通常死亡する水準のHPを引き下げる(ただし気絶はする)。
《耐死》呪文は直接死を引き起こす魔術-例えば《霊魂放逐》や《ワチャーザの毒牙》など-に対しても、通常の《耐(攻撃タイプ)》の呪文と同様に、呪文のタイプに応じた形で発揮する。例えば、《耐死》呪文は《霊魂放逐》に対して、追加の抵抗ロールとして機能し、《耐死》呪文の〈強度〉と《霊魂放逐》の術者のMPで抵抗ロールを行う(ただし《耐死》呪文が勝った場合でも、トータルHPに1D6のダメージは受ける)。また《ワチャーザの毒牙》の場合はそのダメージに対して〈強度〉で抵抗ロールを行う。


フレストル派魔術学院

アート:聖マルキオンより獲得する。
93誓願:「防具放棄」、「武器放棄」、「CON献呈」、「POW献呈」、「STR献呈」、「沈黙」の誓願をたてることはできない。

特殊呪文

《亡者退散》 Banish Undead
遠隔、瞬間
この呪文は死者、アンデッド、不死の魔法生物に対してのみ効果を発揮する。《亡者退散》の〈強度〉と対象のMPで抵抗ロールを行い、その結果にしたがって以下の効果が発揮する。
成功レベル結果
決定的成功アンデッドは破壊、融解する。
効果的成功術者が1ポイントのPOWを消費するならば、アンデッドは破壊される。そうでないなら、アンデッドが3D6ポイントのMPを失う。
通常成功術者が1ポイントのPOWを消費するならば、アンデッドは破壊される。そうでないなら、アンデッドが1D6ポイントのMPを失う。
失敗効果無し。
ファンブルアンデッドは《亡者退散》の〈強度〉に等しいMPを得る。
《吸精》 Drain Soul
攻撃、遠隔、瞬間
標的の抵抗を打ち破った場合、対象は1D(強度)分のMPを失う。

《奪精》 Draw Soul
攻撃、遠隔、瞬間
標的が抵抗に失敗すると、標的から術者へと1ポイントのMPが移し替えられる。明らかな理由から通常この呪文は呪物のMPを使用して投射される。

《かりそめの鎧》 False Armor
遠隔
この呪文が持続している間、標的の各部位に〈強度〉1につき1ポイントの擬似的なHPが備わる。擬似HPは攻撃の命中により同じポイントだけ破壊される。疑似HPは身体部位ごとに独立しており、それぞれ別々に破壊されていく。疑似HPはその部位に身につけている鎧の下に配置される。

《鎧の中和》 Neutralize Armor
遠隔
この呪文は武器に投射する。武器が命中した際、呪文の〈強度〉とその部位のAPで対抗ロールを行う。呪文の強度が勝った場合、そのダメージに対して鎧は効果を発揮しなくなる。《鎧の中和》の〈強度〉は最低でも標的のAPの半分は無くてはならない。呪文を弓に投射しても、弓自体で敵を殴打するのでない限り効果を発揮しない。しかしながら矢やクォレルに投射することはできる。

《信仰の盾》 Shield of Faith
遠隔
この呪文は盾に対して投射し、少なくとも盾のENCに等しい〈強度〉が必要である。その盾を用いての〈受け〉ロールが効果的成功であった場合、盾は通常のAPの2倍に相当するタメージを止める。

《異教抑圧》 Suppress Paganism
攻撃、遠隔
標的の精霊魔術の成功率が〈強度〉1につき5%低下する。

《司祭の術抑圧》 Suppress Priestcraft
攻撃、遠隔
この呪文にかかった標的は、この呪文の〈強度〉1につき、儀式呪文を除く全ての神性呪文の投射に1MPを費やす必要がある。通常通り消費されるMP(《傷の治癒》のような)はこの呪文の必要分とは見なされない。この余分に消費するMPは標的の防御を突破するための増幅とは見なさない。


Kralorelan Sorcery

(現在翻訳中)

ルナー派

アート:アートの誓いによって獲得する。
これは通常とは異なる魔術の形態である。魔道士は周期的な魔術の束縛を受け、ルナー・エレメンタルの魔術を使用することができる。ルナーの魔道士だけがルナー・エレメンタルの魔術を用いることができる。
月齢魔道への影響
満月使用できるアートは呪文技能の1/5に制限される。
半月使用できるアートは呪文技能の1/10に制限される。
三日月使用できるアートは呪文技能の1/20に制限される。
暮月/新月使用できるアートは呪文技能の1/50に制限される。
ルナーの魔道士は専門分野を持つことができる。ルナーに属し専門分野を持つ魔道士は、専門分野の呪文については月齢を一つ良いものと見なし、専門分野以外の呪文に関しては月齢を一つ悪いものと見なす。満月の場合、専門分野の呪文のアート制限は呪文成功率の1/3となる。暮月と新月の場合、専門分野外の呪文はアートを1レベルしか使用することができない。

特殊アート

〈ルナー魔術〉 Lunar Magic
赤の女神のカルトに参加した魔道士は自動的にこのアートを得ることができる。このアートによって使用者は精霊呪文を操作できるようになる。魔道士は他の全てのアートのうち、もっとも高いアートのレベルと同じレベルで〈ルナー魔道〉を使用せねばならない。精霊呪文は〈距離〉1レベルにつきその射程が50m伸びるものとする。
月齢魔道への影響
満月各アートは魔道士のフリーINTと同じだけ使用できる。たとえば司祭のフリーINTが10であれば、〈強度10〉〈合成10〉の両方を使用できる。
半月アートの合計がフリーINTを越えてはならない。
三日月上記に加え、1つのアートしか使用できない。
暮月/新月精霊呪文を操作することができない。
〈遅発〉 Time
このアートは投射された呪文が効果を発揮するタイミングを遅らせる。呪文の投射は通常と同じである。呪文の投射の際の抵抗ロールや魔術防御呪文による防御に打ち勝った場合、使用された〈遅発〉のアート・レベルによって決まる特定の時間が経過するまで、呪文は“解き放たれ”ず、効果を発揮しない。呪文が投射された際に術者は自分が呪文を投射して遅らすことのできる時間までのうち、いつ呪文が効果を発揮するのかを宣言する。例えば〈遅発3〉を使用した場合、術者は最大1時間までの範囲で呪文の発動を遅らせることができる。
最終的に呪文が効果を発揮した時点で、呪文は魔術防御や抵抗を無視して標的に直接効果を発揮する。他のロールは必要ない。
〈遅発〉レベル遅延
11戦闘ラウンド
21分
31時間
41日
51週間
61季
71年
81ウェイン
91世代
10永遠
魔道士でない者:
赤の女神のカルトに参加しているもののアートを修得していない者は〈ルナー魔術〉のアートを得、さらに限定的ながら他のそれぞれのアートも得る。これらのアートは精霊呪文だけを操作することができる。その後アートを学べば、精霊呪文と魔道呪文の両方を操作できるようになる。

誓願:「神性魔術放棄」、「忌避(エレメンタル)」、「拒否(エレメンタル、ただし嵐拒否は除く)」の誓願をたてることはできない。

特殊呪文

《輝弾》 Lustrous Missile
接触
この呪文の投射には少なくとも〈強度6〉が必要であり、また打撃を与える箇所が純銀でできた発射物にしか投射することができない。発射物が放たれると銀の部分は輝く青い光に包まれる。発射物が標的に命中した場合、青い光は命中した部位に術者のPOWに等しいダメージを与え、その後消失する。発射物が貫通することは無いが、決定的命中の際にはアーマーを無視する。

オトコリオン単神教会

アート:“聖アーカット”から獲得する。ひとたび彼のカルトに入信すれば、魔術は全く異なった働きをする。彼らの間にアートは存在しない--というよりもむしろ、すべての術者は自分の技能とプレゼンスの限界までであれば、すべてのアートを自由に使用することができる。しかしながら、それぞれ異なる魔道呪文を学ぶ際に、神性呪文のように1ポイントのPOWが必要になる。1ポイントのPOWを捧げることで、エイオル派のものは1D6+魔術分野修正、もしくは最低でも1%の呪文投射率を得る。
誓約:「神性呪文放棄」と「嵐忌避」、「嵐拒否」の誓願をたてることはできない。。「切開拒否」を第三の誓願として取らなければならない。
知識の通暁:〈嵐語会話〉、〈剣攻撃〉、〈隠れる〉、〈ジャンプ〉、〈聞き耳〉、〈雄弁〉、〈捜索〉が1プレゼンス、〈嵐語読み書き〉は2プレゼンスである。

新たなる誓約


達人:オトコリオンの魔道士は「切開拒否」の誓願と3人の守護聖人を得るまで達人になることはできない。


完全主義派

アート:学習により獲得する。
聖人:完全主義派の中ではマルキオンとフレストルだけが許される。ただしマルキオンからアートを獲得することはできない。
誓願:「賛美」の誓願をたてることはできない。


修正フレストル派

特殊呪文

《能力値探査》 Assess Characteristic
この呪文によって、術者はある人物の能力値の水準を知ることができる。呪文を投射する際に術者は探査する能力値を特定せねばならない。〈強度〉が呪文の結果に影響を与える。
〈強度〉結果
1その種族の平均よりも高いか低いか、もしくは等しいかがわかる。
2術者の同じ能力よりも高いか低いか、もしくは等しいかがわかる。
3呪文による付加分を含めた現在の値がわかる。
10その能力値の正確な値、さらに魔術による付加分の正確な値がわかる。

《技能探査》 Assess Skill
この呪文によって、術者はある人物の技能の水準を知ることができる。〈強度〉が呪文の結果に影響を与える。
〈強度〉結果
1基本成功率よりも高いかどうかがわかる。
2術者の同じ技能の成功率よりも高いか低いか、もしくは等しいかがわかる。
3正確な成功率がわかる。


ロカール派魔術学院

アート:聖マルキオンより獲得する。
誓願:「POW献呈」の誓願をたてることはできない。「防具放棄」は+1プレゼンス、「禁欲」は+2プレゼンスである。

新たなる誓願

特殊アート

〈追放〉 Banish
このアートは他の呪文を無効化するために用いられる。〈追放〉1レベルにつき、標的となった呪文のうち1ポイント分が無効化される。このアートを使用するためには、打ち破りたい呪文を実際に投射する必要がある(ただしこの際投射される呪文は効果を発揮しない)。呪文には(たとえ呪文自身が接触の呪文であっても)攻撃する呪文に届くだけの〈距離〉が必要になる。〈追放〉は標的となった複数の呪文に効果をもたらすために〈合成〉することができる。
例:ロカール派のロカールは敵の《耐魔6》に対して〈追放2〉を投射した。敵の呪文は《耐魔4》まで引き下げられた。
呪文が〈追放〉された時、追放された呪文の術者は即座に気がつき、眠っていても目を覚ます。

特殊呪文

《亡者退散》 Banish Undead
フレストル派参照。

《異教徒遮断》 Block Pagan
攻撃、遠隔
祈祷師でないものには効果を発揮しない。祈祷師がこの呪文の抵抗に失敗した場合、呪文の〈強度〉が祈祷師の魔精のMPと同じかそれ以上であれば、魔精は祈祷師とのつながりを断ち切られる。魔精は《異教徒遮断》呪文が終了するまで、物質界に対していかなる行動もとることができない。逆に祈祷師が精霊界に存在し、彼の魔精が肉体を防御していたなら、《異教徒遮断》の効果が終わるまで祈祷師が肉体に戻ることができなくなる。
祈祷師が抵抗に失敗したものの、魔精のMPが〈強度〉よりも大きかった場合、〈強度〉1ごとに1戦闘ラウンドの間魔精は祈祷師から遮断される。

《ダメージ弱化》 Dampen Damage
遠隔
この呪文は武器に投射し、武器の最低ダメージ分の〈強度〉が必要になる。例えばブロードソード(1D8+1)には〈強度2〉、ポールアックス(2D6+2)には〈強度4〉が必要になる。効果を受けた武器のダメージは常に最低値となる。効果的命中や魔法による付加分は通常通り加えられる。例えば、呪文の影響下にあるシミターの効果的命中のダメージは3+1D6+2であり、《ダメージ弱化》の影響下にあり、《神剣》を投射されたレイピアのダメージは2+1D6+1である。

《ダメージの中和》 Neutralize Damage
接触、瞬間
他の中和呪文と同じように機能し、一部位のダメージを治癒する。他の中和系呪文と同様に、少なくともダメージの半分の〈強度〉が必要である。

《探求》 Quest
儀式(浄化)、攻撃
儀式が終了したときに呪文を特定の敵に対して投射する、それ故この呪文の投射には1時間が必要である。他の儀式呪文と同じように〈距離〉のアートや長距離の視覚的呪文は有用である。術者が標的を抵抗ロールで打ち破った場合、術者は犠牲者に行わせたい任務を1つ指定する。犠牲者がその任務を遂行しない場合、任務に戻るか呪文が終了するまで犠牲者のあらゆる%ダイスロールから5%が差し引かれる。呪文に追加される1効果ポイントにつき、犠牲者が任務に戻らない1日ごとに彼の成功率からさらに5%が差し引かれる。これはペナルティーの合計が《探求》の効果ポイント×5%に達するまで続く。

《異教抑圧》 Suppress Paganism
フレストル派参照。

《司祭の術抑圧》 Suppress Priestcraft
フレストル派参照。

《魔術接収》 Wrest Magic
ブリソス派参照。


シダルフ派魔術学院

アート:聖マルキオンより獲得する。
誓願:「POW献呈」、「切開拒否」の誓願をたてることはできない。「人間不殺生」の誓願は+2プレゼンスである。

新たなる誓願

特殊呪文

《不妊》 Counterconception
攻撃、遠隔
この呪文を投射するためには少なくとも標的のCONの1/3の〈強度〉が必要である。標的が抵抗に失敗した場合、この呪文が無効化されるまで標的は生殖能力を完全に失う。

《トロウルの毒》 Poison Troll
儀式(呪付)
〈強度〉1につき1ENCの食料を、トロウルとその近縁種族にだけ効果を発揮する毒で汚染する。毒におかされた食料を1ENC食べたトロウルはPOT20の毒を摂取することになる。口にしたトロウルは、摂取から10分後に自身のCONと毒のPOTで抵抗ロールを行う。成功すれば半分の10ダメージしか受けない。失敗した場合20ダメージをすべて受けることになる。もしトロウルの食べた量が1ENCに満たなければ、毒の量もそれに比例して減少する。
毒には匂いも味もないが、食料が呪付が施されていることは《魔力の検知》や《第二の目》、あるいは同様の呪文によってわかる。
この呪文の投射には1ポイントのPOWが必要である。

《感応探知》 Sense Detection
遠隔、能動
集中したときには、呪文の標的が現在感知系呪文の標的になっているか、もしくは発見されているかどうかがわかる。

《平和のまどろみ》 Slumber of Peace
攻撃、遠隔
標的が抵抗に失敗した場合、呪文の〈強度〉と標的のCONで抵抗ロールを行わねばならない。呪文が勝てば標的は眠りに落ちる。抵抗に成功しても、1ラウンドの間は呆然としていかなる行動も行えない。眠りに落ちた標的は負傷したり、水をかけられたりするか、呪文が効果を失うまで眠ったままである。

《痛打(非人間)》 Smite [non-human]
遠隔
武器に対して投射せねばならず、その〈強度〉は武器の最大ダメージ以上でなくてはならない(効果的命中は考慮しなくても良い)。対象の生物に与えられ、アーマーを越えた分のダメージは2倍になる。従ってグレートソードに《スラージ痛打》を投射し、その後10ポイントのアーマーをもつスラージに14ポイントのダメージを与えた場合、アーマーを越えた4ポイントのダメージは2倍の8ポイントになる。

《エルフ弓萎縮》 Wither Elf Bow
攻撃、遠隔、瞬間
この呪文は魔法の弓であるエルフ弓にだけ効果を発揮する。術者がエルフ弓のMPに勝てば、弓は呪文の〈強度〉1ポイントごとに1ダメージを受ける。《防護》、《耐傷》、《盾》のような防御呪文はダメージを軽減する。


暗黒異端派魔術学院

アート:“聖アーカット”から獲得する。ひとたび彼のカルトに入信すれば、魔術は全く異なった働きをする。彼らの間にアートは存在しない--というよりもむしろ、すべての術者は自分の技能とプレゼンスの限界までであれば、すべてのアートを自由に使用することができる。しかしながら、それぞれ異なる魔道呪文を学ぶ際に、神性呪文のように1ポイントのPOWが必要になる。1ポイントのPOWを捧げることで、暗黒異端派の者は1D6+魔術分野修正、もしくは最低でも1%の呪文投射率を得る。
誓約:「神性呪文放棄」と「暗黒忌避」、「人間不殺生」、「暗黒拒否」、「菜食主義」の誓願をたてることはできない。

新たなる誓約

特殊呪文

《増幅(エレメンタル)》 Boost [elemental]
遠隔
この呪文はエレメンタルに投射する。呪文の〈強度〉がエレメンタルのHPが加えられる。呪文が効果を失うと追加のHPは失われ、それによりエレメンタルが破壊されることもある。

《暗視突出》 Project Darksence
遠隔、能動
他の《突出(感覚)》呪文と同じだが、暗視視力に働く。

  《神性魔術感知》 See Rune Magic
遠隔、瞬間
対象の知っている神性呪文について情報を得る。対象は抵抗できないが、防御呪文の効果は働く。効果は以下の表で決定する。

〈強度〉効果
1神性呪文を有しているかどうかがわかる。
3含まれるの呪文のうち少なくとも1つの主要なルーンを探知できる。
5神性呪文の合計ポイント数を知ることができる。
7関係する神のすべてのルーンを知ることができる。
9その者が知っている全ての神性呪文の名前をしることができる。
この呪文は対象が知っている呪文のみを探知し、対象に投射されている呪文を探知するわけではない。対象がすでに投射した一回限りの神性呪文を探知することはできないのである。

《シェードの殴打》 Shade Clout
遠隔
この呪文は粉砕武器にのみ投射することができ、その武器を透明な黒色に変える。武器が命中した際には、呪文の〈強度〉の1/3に等しいダメージが、アーマーを無視してその部位に与えられる。

《暗黒の身震い》 Shudder of Darkness
遠隔
この呪文は粉砕武器にのみ投射することができ、その武器の軌跡は暗い“尾”を引いたようになる。武器のダメージがアーマーを越えて犠牲者を傷つけた場合、そのものは呪文の〈強度〉とその部位の通常の部位別HP(この時の攻撃のダメージを差し引いた後の値)で抵抗ロールを行わねばならない。呪文の〈強度〉が勝てばその部位はHPが0に引き下げられたときと同様に使用できなくなる。

《暗黒の勝利》 Triumph of Darkness
遠隔
この呪文は粉砕武器にのみ投射することができ、その武器を輝きのない鈍い黒色に変える。武器のダメージがアーマーを越えて犠牲者を傷つけた場合、その者は呪文の〈強度〉と残りのトータルHP(この時の攻撃のダメージを差し引いた後の値)で抵抗ロールを行わねばならない。呪文の〈強度〉が勝てば犠牲者は意識を失う。治癒の試みを受ける毎に1D100をロールし、CON×5に成功すれば、もしくはどのような場合でも犠牲者に対する〈応急手当〉が成功すれば、意識を取り戻す。
この呪文は《暗黒の身震い》と組み合わせて使用することができる。


ヴェイデル派魔術学院

アート:学習により獲得する。
誓願:「防具放棄」、「武器放棄」、「賛美」、「禁欲」、「人間不殺生」、「危害拒否」、「不死拒否」、「切開拒否」の誓願をたてることはできない。

特殊呪文

《吸引(能力値)》 Drain [characteristic]
攻撃、接触
《切開》と同じように機能するが、術者がHPを得る点が異なる。呪文から得たHPはトータルHPか、いずれかの部位に適用される。道徳的、倫理的には《切開》呪文と同様に扱われる。


ヴァルカロー派魔術学院

アート:聖マルキオンより獲得する。
誓願:「POW献呈」、「沈黙」の誓願をたてることはできない。

新たなる誓願


特殊呪文

《禁止》 Ban
ガルヴォスト派参照。

《死の手》 Hand of Death
ボリスト派参照。


ウェアタグ魔道

ウェアタグ人は彼らの魔術に関してとても実践的な方法で常に接している。彼らは死後の生を信じておらず、マルキオン主義に加えて海の神々をも崇拝している。彼らの魔術は彼ら独自の方針に従って進化しており、様々な独自の呪文と少なくとも1つの独自のアートが存在することを含め、今や一般的な魔道とは多くの違いがある。主流派への敬意から彼らは数百年に渡り“蚊帳の外”に置かれつづけてきた。それ故に彼らの魔道はより異なった方針にそって進化してきたのである。彼らの呪文の中には“通常の”魔道呪文とまったく同様に機能する呪文はほとんど存在しない。彼らは肉体を強化するタイプの呪文を好み、ウェアタグ人の魔道士の多くはそれらの呪文を専門としている。

特殊アート

〈浸礼〉 Immersion
このアートは術者の髪と肌が海の水で濡れている時にだけ使用することができる。〈浸礼〉1につき呪文に使用している他のアート全てにそのレベルを加えることができる。
例:波しぶきを浴びたウェアタグ人、ダークデモンは逃走する船の乗組員に《人間制圧》を投射した。彼の技能は98%で合計10レベルのアートが使用可能である。彼は〈強度1〉〈距離1〉〈合成1〉〈浸礼7〉を用いた。これにより〈強度〉と〈距離〉、〈合成〉の各アートのレベルににそれぞれ7が加えられ、8人のターゲットに〈強度8〉〈距離8(2.5km)〉の《人間制圧》が投射された。
〈浸礼〉はほとんどの魔道師には不公平だと思われている。

特殊呪文

《返し刃》 Stingray
遠隔
この呪文は切裂、突刺武器にのみ効果を発揮する。武器はそれまでと同じダメージしか与えないが、このダメージはすべて魔術的なものとして扱われ、(シェードや狼人間といった)特定の標的にもダメージを与える。
アーマーを突破してダメージを与えた場合、武器は傷口にスタックする。武器の使用者は武器を引き抜くことを選択する事もでき、その場合アーマーを無視して1D6ポイントの追加ダメージを与える。引き抜かずにおいた場合、武器は貫通の結果として傷口に突き刺さったままの武器として扱われる。


訳者謝辞
  この記述の翻訳に際し、RIZE氏、まりおん氏より下訳を御提供いただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

  本テキストはSandy Petersen氏が作成した作品を、氏からの許可を得て木村 圭祐(しーちゃん)が翻訳したものです。
  原文作品の著作権は原著者に、翻訳作品の著作権は原著者と翻訳者に帰属します。営利目的、非合法な目的、反社会的な目的での利用でない場合にかぎり、自由に使用、複製を許可します。ただし複製に当たっては本テキスト冒頭の版権表示(原文および翻訳文)を必ず含めるようにしてください。他の媒体への流通には著作権者の許可が必要です。
  テキストは公式版ではありません。この文章を使用するにあたっては、各人の判断でご利用下さい。この文章の使用により何らかの損害があっても著者並びに翻訳者は一切関知致しません。


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