| 秘密 | 1999、日本 | 広〇 涼子、〇林薫 | 滝田〇二郎 監督 |
| あらすじ | |||
| バスの事故によって、母は死に、娘は生き残った。 しかし、娘の体には母の魂が宿ってしまった。 |
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| 評 | |||
| 正直言って、邦画・アイドル物となめていましたが、実際に見て、これは久しぶりに心を揺り動かされる名画だと改めました。 妻と娘がバス事故に遭い、妻を亡くして、娘は助かったものの、その娘は実は心は妻だったというややこしい設定で、揺れ動く中年サラリーマンの複雑な心境。 心は妻だけれど、体は娘だということに戸惑いながら、状況を受け入れていくものの、嫉妬心を隠し切れない父、日本流の対面も気にする辺りが、妙に共感を呼びます。 ラストでは仕掛けがあり、それが見るものの涙を余計に誘います。 女の人よりオヤジの方がほろりとする映画ではないでしょうか。 惜しむらくは、難しい演技とはいえ、やはり「広〇の演じるお母さん」の域を出ていないこと、バスの転落シーンはCGですが、崖が高すぎて、生存者がいるというリアリティに欠けていた所ですね。 高尚な作品ではありませんが、庶民が共感できて、長く味わっていなかった種類の感動を与えてくれる、名画と位置付けていいと思います。 |
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