福山かえる会議
市政を学ぼう! みんなでケロケロ!

☆ 活 動 報 告 ☆
福山かえる会議はこれまでこんなことをやっています。

 ○ 2005年3月14日(月) 『かえる会議』〜平成の大合併を考える〜第2弾
 ○ 2005年2月14日(月) 『かえる会議』〜平成の大合併を考える〜
 ○ 2004年11月19日(金) 第1回「かえる会議」
 ○ 2004年10月31日(日) 総会&総会記念行事
 ○ 2004年7月 福山市議会に要望書を提出しました




2005年3月14日(月)
『かえる会議』〜平成の大合併を考える〜第2弾

 前回、合併問題を取り上げたところ、予想以上に議論が白熱し、参加者から「第2弾を」との声をいただきました。そこで、今回も合併をテーマに掲げ、ゲストに元新市町長の藤原平さん(写真左)をお招きしました。(写真右は田口よしゆき代表世話人)

 前半は、藤原さんからの基調講演として、社会情勢の変化から2003年2月3日の福山市と合併するにいたるまでのお話をいただきました。特に、繊維業の生産拠点が中国に移るという厳しい状況の下、行政改革や広域行政に取り組む中で、町長として合併の必要性を確信された経緯などをお聞きしました。

 後半の質疑応答では、労使交渉の内幕や、廃棄物処分場問題と合併との関係についての質問があがりました。行政のトップとしてさまざまな決断をしてこられた藤原さんのお話を受け、白熱した議論が行われました。




2005年2月14日(月)
『かえる会議』〜平成の大合併を考える〜

元沼隈町議会議長 高田日出士さん 2005年最初の『かえる会議』のテーマは「合併問題」です。合併の主人公は住民であるはず、ということで、ゲストに元沼隈町議会議長・高田日出士さん(=写真)を迎え、議論を行いました。

 ちょうど福山市と神辺町の合併問題が話題になっていることもあり、約30人の参加をいただきました。内容的にも良い議論ができたのではないかと思います。

 この日はまず、高田さんから30分ほど問題提起をいただきました。この中で高田さんは、国の推し進める「平成の大合併」が「アメとムチの政策」であることを、沼隈の実態を交えて説明されました。ムチとして地方交付税交付金を減額しつつ、アメとして合併特例債を認めることで、地方自治体は合併を選択せざるを得ないという現状をお話いただきました。

参加者の皆さん 次に、福山かえる会議代表世話人の田口が「今回の合併政策は国の借金を地方に押し付ける側面がある」と発言し、参加者の意見交換に移りました。会場からは「合併特例債で各地に箱物が建設されたとしても、その後の返済や維持管理などで市民の負担は増えるのではないか」「効率化のために合併されるのであれば、自治体職員は減るのか」などの質問があがりました。また「行政推進員(合併前の元町議会議員が任命される)の現行制度には問題が多い。むしろもっと少人数制、日当制にして、長い期間働いてもらうような組織にしてはどうか」という提言や、「国は合併特例債の7割を面倒見ると言うが、その保証はない」という危惧が示されました。




2004年11月19日(金)
第1回「かえる会議」

 11月19日は、総会後最初の「かえる会議」となりました。今回は田口よしゆき代表世話人が議長を務め、議論の練習を行いました。議論のテーマは参加者から募りました。テーマを提示する人が窪田二郎のやり方にならって「発鳴」を行い、議論を進めました。この日のテーマは「芦田川」「市長選挙」「とんど祭」でした。

 議論の後、議論の進め方や、今後の「かえる会議」のあり方について話し合いました。今後も試行錯誤を続け、気軽に参加してケロケロ語り合える「かえる会議」にしていきたいと思っています。ぜひご参加をお願いします。




2004年10月31日(日)
福山かえる会議総会
総会記念行事「小川議長とケロケロ語ろう」

◆総会
 1.前年度の活動報告
 2.前年度の決算報告
 3.監査報告
 4.代表世話人の選定
 5.規約の改正
 6.今年度の活動計画

◆総会記念行事
<パネリスト>
 ○小川眞和さん(福山市議会議長)
 ○松居秀子さん(鞆まちづくり工房代表)
 ○高橋豊城さん(芦田川ルネッサンスネットワーク事務局)
 ○坂田光永さん(ホッとるーむふくやまスタッフ)
 ○田口義之(福山かえる会議代表世話人)
 ○コーディネーター:神永れい子(福山かえる会議)

 ※ 詳しい報告は、できしだい掲載します。





2004年7月
福山市議会に要望書を提出しました

 福山かえる会議では、2004年6月に「市会ウォッチング」という市議会傍聴運動を実施しました。このとき、多くの参加者から市議会に対するご意見をいただきました。そこで、それらのご意見を集約し、市議会議長・小川眞和さんに要望書を手渡しました。

福山市議会議長 小川眞和様
2004年7月
福山かえる会議
代表 田口よしゆき
福山市議会の運営に関する要望書

 日々の政務に敬意を表します。

 私たちは「福山市をもっとよくしたい」という思いのもとで会員が集い、福山市政について学んでいる任意団体です。明治時代の郷土改革の提唱者・窪田次郎が小田県(旧福山藩領と岡山県西半)で結成した「小田県蛙鳴群(あめいぐん)」にちなみ、「福山かえる会議」と名づけています。

 さて私たちは、先般の6月議会に際し、「市会ウォッチング」と銘打って市民に福山市議会の傍聴を呼びかけました。その結果、多くの市民の参加を得ただけでなく、参加者からは多数の意見が寄せられました。私たちはそれらを集約し、このたび下記の点について要望させていただくことに致しました。いずれも福山市民の市政への関心を高めるためには不可欠なものばかりと考えます。ぜひご検討のうえ、今後の市議会の運営にお役立ていただければ幸いです。

 「市会ウォッチング」は今後とも続けていきたいと考えております。何卒よろしくお願いいたします。

@ 市議会は平日の昼間に開会されていますが、市民の大半は勤務時間のため傍聴が不可能です。「夕方議会」「土日議会」の開会を要望します。

A 傍聴人への資料は一部の議員の善意によって配布されるもののみで、現状では議事内容が十分に理解できません。議員の方々へ配布されている資料を、傍聴人へも配布していただくよう要望します。

B 傍聴人は拍手すら許されない一方、議員席からは野次や私語が聞こえてきました。議員の方の野次や私語に対して、毅然とした注意、指導を要望します。

C 全国各地の議会でインターネットの活用が進んでいます。ぜひ福山市議会でも、議会のインターネット中継ならびにインターネット上での議事録の公開を行っていただくよう要望します。

以上

2004年9月21日
「福山市議会の運営に関する要望について」
の回答をいただきました!


 議長からいただいた回答の内容は次のとおりです。

2004年(平成16年)9月21日
福山かえる会議
代表 田口よしゆき様
福山市議会議長 小川眞和
福山市議会の運営に関する要望について(回答)

1 市議会の「夕方議会」「土日議会」の開会
 当面、考えておりません。

2 議員に配布している資料の傍聴人への配布
 現在、本会議の傍聴人に対しては、議席表、理事者席、審議日程、議事日程、発言通告一覧表、請願書、意見書を配布しております。また、議案関係については、市政情報課において閲覧に供しております。このことから、当面現行どおりとします。

3 議員席からの野次、私語の注意、指導
 議員席からの野次、私語は不規則発言と呼ばれ、国会においてもたびたび見られるところでありますが、議事の進行に支障がある場合は、議長が「議場の秩序維持権」に基づいて判断いたします。

4 議会のインターネット中継並びにインターネット上での議事録の公開
 現在、検討しております。