#2 しうるくん&ぴっぽ |
|
しうるくんは、まだ私が大学生だった頃、講義中のらくがきから突如 生まれました(笑)。 その風貌がムンクの『叫び』を思わせ、なんとなくシュールな感じで あったことから、名前はシュールからとって「しうるくん」となったのです。 なぜ「しゅーる」ではなく「しうる」なのかというと、それはしうるくん の話し方に起因します。 しうるくんの話し方は独特です。 例えば、『ぼうしがほしいなぁ。』は『ぼし、ほしな。』。 『きょうはみんなとあそびにいきたいな。』は 『きょはみなとあそびいきたいな。』といったニュアンスなのです。 音でいうとあまり伸ばさない。ぽつぽつとした感じ。 だから「しゅーる」も「しうる」になったのです。 |
しうるくんは、とっても優しく、涙もろく、純粋です。そしてちょっとお調子者。 人間の邪な部分が全くない性格だと思ってもらえばいいでしょう。 別にこれは私がそういう性格に設定したのではなく、しうるくんの姿から自然にそうなりました。 |
そして、しうるくんの同居人(?)が、この「ぴっぽ」。 しうるくんとぴっぽの出会いは、私が大学の講義中の落書きで書いた、しうるくん の4コママンガ第1弾。 その話は、しうるクンが帽子が欲しくなり、デパートに行って、とても気に 入った「ぼし」を買い、さっそくかぶってみたら、なんとそれはヒヨコ=「ぴっぽ」 の巣だった・・・というもの。 なぜ、デパートの帽子売り場にヒヨコの巣があったのかは私にも謎です(笑)。 それ以来、「ぴっぽ」はしうるくんの同居人となり、今に至っているというワケ。 親友の「人生くん」や、「わん」とは違って、物は言わないけれど、その無垢な 存在がしうるくんワールドのほんわかさをもりたてていると思います。 |
いつもはこの「ぼし」=巣に入っているか、しうるくんの頭に乗っかっています(笑)。 しかし、なんでまんま「トリの巣」なものを、しうるくんは帽子として気に入った んでしょうかねぇ〜(笑)。作者の私でさえもいまだに「?」状態・・・。 |