[TRACK-4]うれしいニュース続々。 (2000.11.24) 最近、ネットの普及のおかげなのか、とんとご無沙汰だったアーティストの新しいニュースを たくさん聞けるようになりました。 例えば今年の主なものだけでも、 ・安部泰宏、ライヴ活動活発化。関西ライヴ復活。 ・池田聡、関西ライヴ復活。 ・米川英之、ニューアルバムリリース。 ・五十嵐浩晃、活動再開。 と、私の中ではかなり上位を占めるアーティストに大きな動きがあったんですね〜。 そんなニュースを聞くたびに、待ち続けた私の心は狂喜乱舞なのさ・・・(笑)。 それだけじゃありやせん。 この年末、さらに心を狂喜乱舞させるニュースがドドーンと飛び込んできたのであります! それは・・・。 小幡洋子さんのベストアルバム発売のニュース。 小幡洋子といっても、知らない人が多いと思うので、一応解説しておくと、 1985年アニメ『魔法のスター マジカルエミ』の主題歌&主人公役の声優としてデビュー。 他に『天空の城ラピュタ』イメージソング「もしも空を飛べたら」は、当時同名の飲料水の CMソングとしてもオンエアされたため、それなりにヒットした。 本人はロックをやりたかったということで、アルバムではそうしたアプローチもあり、 後に、YOCO&LOOK OUT、ESSEXとメジャーレーベルでバンド活動を続けるも、93年の ESSEX解散により、心ならずも引退という道をたどったアーティストなのです。 しかし、引退後も人気は根強く、Yahoo!オークションではCDに10万近くの値が付くことも あったほど価格は高騰。元の所属レコード会社、徳間ジャパンの掲示板にも再発を望む 書き込みが続いたのです。その成果あって、待望のベストアルバム発売が決定したというわけ。 私も小学生の時にEP盤を手に入れられただけで、聴きたくてもずっと聴けなかった音源が やっと聴けるのは、ホントにうれしいのです・・・。今までにもたくさん苦労して、音源を 手に入れていたけど、彼女は私にとっては最後の壁といえるくらい、聴ける可能性がほんとに 薄かったアーティストなので、そのうれしさといったら、それはもう半端じゃないわけで・・・。 彼女とよく話題にあがる太田貴子さんも、最近活動を再開したし、今回同時にベストアルバム も出るしで、うれしさ倍増の世紀末・・・(笑)。 そのうえ、ピカソが活動再開、松永夏代子さん(知ってる人、少ないんだろうな・・・)もずっと 活動していた・・・など、ずっとどうしているんだろうと思っていたアーティストが、今でもちゃんと 活動していることを知り得たのはホントにうれしかったです・・・。ネットやってなきゃ 知り得なかったことも多いし・・・。いい時代だなぁ・・・(笑)。 来年あたり、「中原めいこ活動再開!」「和田加奈子復活!」とか、ウソ〜ッ!!ってくらいの ビッグニュースが飛び込んでこないかなぁ・・・とつい思ってしまうのでありました・・・(笑)。 |
[TRACK-3]BOXモノが好き・・・。 (2000. 7. 7) ひと月ほど前にちあきなおみのBOXセットのことを「つれづれ日記」に書いたんだけど、なにやら これがBOXモノとしてはかなりのヒットだとか。 ファンの人の情報によると、ここ2週に至ってはオリコンチャートのトップ100にランクインしていて、 つられてシングル『黄昏のビギン』(コーヒーのCMに使用されるも、レコード会社の関係で今回の BOXには収録されず)までもがシングルチャートにランクインしたらしい。すごいね〜。 ところでここ最近、節目の年を迎えるアーティストが多くて、そのために記念CD-BOXセットなんてのが、 結構たくさんリリースされてます。CD-BOXって何枚かのセットだから、普通にバラで買うより安くつく のかと思ったら、これが意外に割高!だいたい1枚あたり\2,500くらいだったりするんだから。 中のブックレットなんかも凝ってるのかと思いきや、ただの歌詞集ってだけで、見ごたえなくてガッカリ なんてこともしばしば。それにねぇ、BOXモノって意外と使いづらいのよ。CD1枚取り出すにも手間が かかるし(笑)。いろんな大きさのBOXだから、置き場所にも困るし・・・。 で、お値段も結構する(1〜2万前後)。 いいとこって言ったら、アーティストの曲をまとめて聴けるくらいかなぁ(笑)。 市販のCDに入ってない音源が入ってるとかね。廃盤になったモノが聴けるとか。 非常にマニアックだったりするかもしれない(笑)。 なのになんでBOXモノ買っちゃうのかなぁ?自分でもわからないんだよねぇ。 しいていえば、宝石箱みたいな感覚なのかなぁ。箱の中にいっぱい夢がつまってる、みたいなさ。 そういうなんだかワクワクさせられるようなものがあるのかも。 ちなみにおととい松田聖子の20周年記念BOX『SEIKO SUITE』ゲットしました。 これ、ジャケットとかも非常にいい感じだし、中身も作曲家別に収録されているという興味深い分け方。 ブックレットは2冊に分かれていて、1冊は歌詞集、もう1冊は、曲を提供したアーティストのコメントや、 解説、昔の広告やら、ディスコグラフィーもかなり詳しく充実の内容。「瑠璃色の地球」のPVやライヴ 映像を収録したDVDまでついてる(プレイヤー持ってないから見られん!)。 BOXモノはこうでなくっちゃ!と思ってしまうような一品ですぞ。 強いて言えば、「哀しみのボート」も収録されていたらよかったのに・・・。 そういう意味では前述のちあきなおみのBOXもいいよ〜。 内容のほとんとが初CD化という驚異のラインナップだし、ブックレットも かなり読みごたえあり。買って損なしとここまで思えるBOXもめずらしい(笑)。 ついつい限定生産という言葉につられて高くても予約しちゃうんだけど、中身がよけりゃ、それでいいや ってことで(笑)。まぁ定価で買うのは結構つらいけど、ちょっと経つと割と中古屋で見かけるし、たま にはBOXを手に入れて、違う楽しみ方をしてみるってのもいいんではないでしょーか、なんてね(笑)。 |
[TRACK-2]『20bitデジタルリマスタリング』って何か違うの・・・? (2000. 7. 3) 数年前から、たまに『20bit デジタルリマスタリング』っていう文句の付いたCDが出てるよね。私なんか はよく、ジャズのアルバムで見かけるかな。 (余談だけど、Blue NoteのRVGによる20bitリマスタリング盤欲しいぞ!笑) で、よく帯に従来のモノと、『20bit デジタルリマスタリング』処理されてるモノについて、当社の技術が なんたらかんたら・・・って書いてあるやん? そんなにすごい違うんかいな???ッて思いません?思うよねぇ(笑)。 「そんなん、ちゃんと見たことなかったわ〜。」ってな人のために、簡単に解説しとくと、従来のCDの 録音っていうのは『16bit』なのね。それを各社の最先端の技術によって(!)それを『20bit』に変換 してマスタリングすることで、レコーディングしたときの生の音により近い音が再現できると、まぁ そういうことなんです。 なんでも1bitあたり解像度が2倍上がるらしい。 つまり、16bit→20bitは解像度が16倍も上がるということ。そりゃすごい・・・。 ところで、そういう点を意識してCD聴いたことのある人、いる? 私も最初は気にしてなかったんだけど、たまたまある曲の20bit盤を聴こうと思ってかけたら、音が出た 瞬間、音のクリアさとか、キレが全然違うのよ。こりゃビックリ!気のせいかも・・・と思って試しに 16bitの方と聴き比べたら、これが一聴瞭然!(@o@;) ハッタリかと思ってたけど、マジだったんです・・・(笑)。 ただし、効果を感じる感じないは、音源にもよるかも。 例えば、最近出た『2000 BEST 中原めいこ』(20bit デジタルリマスタリング)と、1年前に リリースされた『ツインベスト中原めいこ』(従来の16bit版)を聴き比べてみると、たいして 変わりなく感じるのよね・・・。 推察するに、これは録音レベルの問題もあるんじゃないかと。 最初に違いを感じたCDについて述べると、16bit版は1986年のリリース。 20bit版は1999年のリリース。もともとの16bit版の録音レベルが低いだけに、その効果を強く感じた のかも。だから後述の中原めいこのCDに関しては、16bit版の録音レベルが高かったから、20bitとの 差をそれほど大きく感じなかったのかもしれないよね。 でも、20bitの方が、確かに音は良かったよ。(^ ^) まあ、せっかくのすばらしひ技術なので、もし、同じ音源で16bitと20bitを聴き比べられるなら、一度 試してみては?16bitの音源が古いほど、効果を感じられるはず・・・(笑)。 それにしてもマニアックな話やね(笑)。 |
[TRACK-1]かくしきれないもの (2000. 5. 8) 最近、マキシシングルの形態でのリリースが流行っていて、その中にリミックス・ ヴァージョンなんてのが収録されているのをよく見ますな。中には一応シングル なのに、そういうヴァージョン違いでCDの収録時間ぎりぎりまで入れてくれちゃっ てるサービス満点(笑)のモノまで出てきちゃったりして。 で、少し前になるけれど、ワタシも浜崎あゆみの『kanariya』という曲、曲調が わりと好きだったんで、中古で買ってみました。でね、これって13曲入ってて、 うち11曲が『kanariya』のヴァージョン違いなのね。ワタシにしては珍しいん だけど(笑)、これ1枚、音飛ばしなしで全部ちゃんと聴いてみたの。 その中にアカペラっぽくミックスされてるのがあって、それを聴いてはじめて気が ついたんだけど、歌に感情が全くないんだわ、これ。ただ、音楽に言葉をつけて やっただけっていうのかなぁ。どう表現していいかわかんないんだけど、う〜ん、 歌に全く心が感じられない。平坦にただ歌っているという感じなんだなぁ。 それまで聴いていたのは、テレビで流れていたPVのヴァージョンでしか知らな かったから、結局、歌以外の演奏でごまかされてたってことだよね・・・。 ワタシは、歌い手っていうのはただ歌うだけの人だと思っていなくて、歌う ことで、その歌の世界を表現する人だと思ってる。素人がカラオケで歌うのと プロが職業として歌う事との違いは、そこだと思う。技術的な面で上手くても、 表現力が伴わない人は、ワタシは上手いと思えないんだなぁ・・・。逆に言え ば、歌唱力はそこそこでも、表現力がある人って好きってことかな。 最近は、表現力の劣る人が多いね。歌唱力においてもオイオイってな人、 すごく多いけど・・・(笑)。最近は知らないけど、ちょっと前までの八反安未果、 歌唱力はそこそこあるのに、表現力がビックリするほどなくておどろいた。ただ 歌ってるだけ、という感じにしか聴けなかったんだよなぁ〜、ワタシには。 話を先の浜崎あゆみに戻すけど、彼女の件でいえば、あんなリミックスなんか 出さなきゃまだごまかしもきいたのに、余計なサービスしちゃったせいで、 表現力のなさを露見しちゃったって事ですな(^_^;)。まぁ、今のリスナーも 関係者も、売れてりゃそれでよくて、表現力とかなんかどーだっていいんだろう けどさぁ・・・。ちゃんとしたモノが聴きたい私にとっては、すごく憂うべき 状況なのでございますよ。おかげでホントにいいもの作ってる人たちが、おざ なりにされてる。歌というモノが、ものすごくコンビニックなモノでしかない ところが、さびしいんだよね・・・。 ところで隠しきれないといえば、最近はビックリするほど歌唱力のない人が 増えたねぇ。少し前だと華原朋美、最近だと鈴木あみなんかがひどい(笑)。 昔のアイドルにも相当なひとはいたけど、今の技術力を持ってしても、ごま かしきれない歌唱力って・・・(^o^;)。ううむ、グレイトッ!(笑)。 でも、隠しきれる程度には、がんばって欲しいよねぇ〜(^_^;)。 |