booseの消費者日記〜番外編2
〜いいかげんな・・・〜
(Last Update:2001.08.15)

なっ、中身が違うやないけぇ〜!!(怒)



レコード屋さんで、なつかしいアニメソングのオムニバスCDを購入しました。
それはとあるレコード会社が、1980年代にリリースしたアニメソングを、年別に5枚に分けて
出した企画もので、私が小学生の頃によく見ていたアニメの曲がたくさん入っていました。

さて、そのCDを聴いていたときのこと。
ある曲のところで、中身がおかしいことに気づきました。
なんと収録曲が間違って入っていたのです。

そのアニメ「新猫目(仮)」は、オープニング曲をAという日本人歌手、
エンディング曲をBという外国人歌手が歌っていました。
後にAさんが、そのアニメとは全く関係のない自分のソロアルバムに、
Bさんの歌ったこのエンディング曲を、演奏も全くそのままでカヴァーしたことがありました。
ミスの原因は、ここにあったのです。

つまり、オムニバスCDの表記上はBさんの歌うエンディング曲、となっているのに、
実際に収録されているのは、Aさんのカヴァーヴァージョンだったというわけです。

確かに、ちょっと聴いただけではヴォーカル以外全く同じなので、気づきにくいかもしれません。
でも、本来ならレコード会社は音源をちゃんと管理しているはずですから、
こんなミスはあり得ませんよね。

言うべきか迷った末に、このレコード会社に電話をしました。
すると、ちょっと責任者らしき雰囲気の男性が出て下さいました。

ひと通り事情(曲の件以外に、ひどい誤表記が数ヶ所あったことも加えて)をお話ししましたが、
どうも相手の歯切れが悪い・・・。
いきなり「どうして欲しいのか?」と訊かれました。
「収録曲が違っているというのは、そちらにとってご都合も悪いでしょうから、お知らせしたまでです」
と話すと、途端に相手の態度がなぜか軟化したのです。
いったい、こちらが何を要求してると思ったんでしょうか(--;)
その時点で、今後に期待がもてないことを予感しました。

とりあえず相手の答えは、担当者が不在なので、対応を協議して連絡しますとのこと。
(この場合の対応とは、音源を正しく差し替えたものを制作しなおすか、
ジャケットの表記をAさんに差し替えるかした上で、購入者に交換してもらうこと)

やはり、待てども待てども電話は来ずじまい。
結局1年以上たった今も、なしのつぶてです。
不良品出したら、早急に対応するのが普通でしょうに・・・。


最近になって、Aさんが約15年前にリリースしたベスト盤を購入しました。
ところが、それにも大きな間違いが・・・。
とある曲の、収録されているのは英語ヴァージョンなのに、歌詞カードは思いっきり
日本語ヴァージョンのものだったのです・・・。
昔から、そういういいかげんな作り方してたのね・・・と妙に納得してしまいました。

そんなことしてるから、業績不振で吸収合併されちゃうんだよ(^^;)


ちなみに他社で、同じく、あるアーティストのベスト盤の音源収録ミスがあった時の対応は、
それはもう早いものでしたよ〜。私はその話を聞くまで、ミスに気づかなかったけれど(笑)、
ちょうどこの件と同時期だったので、その対応が余計に素晴らしく感じました。





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