MEMO-118 大丈夫かHG?
 昨今のHGウルトラマンシリーズの展開は微妙です。
画像の一つは、HGウルトラマンP44のウルトラマンネクサス(ジュネッスブルー)です。ユーザーから、塗装が粗い仕上げであることが報告されています。このウルトラマンは、塗り分けが複雑なことは理解できるのですが、塗装は、これまでの商品と比較して明らかに違和感が強いものです。マスキングプレートのズレが甚だしく、塗装作業も大雑把であることが理解されます。
 この理由については、色々と考えられますが工程を急いだということと、監修不足が原因であると言えそうです。
(↓続く)
 もう一つの画像は、同じパートのウルトラマンです。カラータイマー下の赤いパターンの形状が誤っています。本来、中央の部分は下方へ逆三角形に垂下するのですが、その部分が何故かありません。該当箇所には筋彫りが入っていますので、塗装工程のミスではないことになります。原型師がミスをした可能性が考えられますが、そうでないとすれば、金型を作る時に物理的な損傷が生じ、それを修復する時に間違ったラインが復元された可能性もあります。何となくですが、正規の逆三角形のパターンが存在したような痕跡が見えます。

2005.4.18作成