「アルティメットモンスターズ第3集」バンダイ 2007.10発売 \735 ウルトラマン第13話に登場したぺスターは、着ぐるみの中に二人のスーツアクターが入って操演するという得意な存在です。そのために幅が大きく、通常の怪獣デザインにとらわれない個性的なデザインを誇示しています。 さて、そのような怪獣をフィギュア化するのは大変です。サイズが大きいため、他の怪獣フィギュアとスケールを合わせることが困難で、どうしても縮小を余儀なくされます。HGシリーズにおいても、1998年に発売されたPART19にラインナップされましたが、通常のフォーマットより約1/2にスケールダウンされての商品化でした。 今回発売されたアルティメットモンスターシリーズのぺスターは、前評判通り、とんでもないサイズで発売されました。通常の規格箱に収まっていることすら信じられないくらいの大きさです。着ぐるみの目線から考えるに、他の同シリーズ怪獣フィギュアとほぼ同じスケールが維持されていると思います。 造形も比類を見ず精巧に行われており、特に背面のスクラッチは見事だと思います。塗装に関しても、基本色が成型色なのが惜しいところですが、その上に重ねられた幾重もの塗装はグラデーションが巧妙で、細かく丁寧です。 スーツアクターが二人入っている様子があからさまなほど、実にリアルです。まさにアルティメットだと思います。 |
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