MEMO-033 百鬼夜行“総集編”
 今月(2001.8)の中旬頃より出回り始めた百鬼夜行“総集編”です。私の住む岐阜県では、百鬼夜行第2集については殆ど流通せずに販売終了となった経緯があります。当初の販売予定で東日本地域として扱われていたのですが、予定日から遅れて都市部に近いコンビニエンスストアで、たったの1回入荷した限りでした。

 第2集は、メーカーの出荷管理の悪さが原因で、コンビニ等から受け入れが拒否され、事実上販売が停止してしまったと聞いています。フルタ製菓としては、まだ売れる見込みを持っていたために、今回“総集編”として投入を図ってきたのでしょう。しかし、第1集と組み合わせたのが問題だと思います。多分、こちらは売れないと思います。第1集は、当地方でも販売晩期に売れ残りがとても目立っていました。現在のリサーチでは、大手のショッピングセンターでは受け入れていないようです。入荷していたストアーで、150個位のパッケージを確認しましたが、異常な偏りを示し、9割以上が第1集の物で呆れてしまいました。

 さて、ラインナップには変更はありません。Hの九尾の狐はシークレット解禁で、パッケージにも画像が表示されています。バリエーションも@〜Gは通常彩色版、墨絵風彩色版、蓄光成型版の3種、H〜Pは通常彩色版、象牙風彩色版、金色彩色版の3種で、これも変更はありません。

 中身ですが、I天狗を購入してみました。まず、解説カードに“総集編”と表記されています。塗装の方は、彩色版同士で比較した場合、数箇所に相違が認められますが、何分複雑な塗装ゆえに、それが個体差なのかどうか判別がつかないところです。KAIYODOの刻印などには変更は認められません。

2001.8.27作成