32.コピー品研究(3)

ウルトラマンP6
超戦士誕生編
ウルトラマンレオ

 はいはいだいちゃんさんから、お借りしました、ウルトラマンP6「超戦士誕生編」のウルトラマンレオです。

 これ、何を隠そうコピー品であります。しかし、よく見ないと判りません。レオの場合、塗装もあまり複雑でないので、判断しにくいこともあります。これがまた、大変丁寧に作られています。


 見分け方は、やはり本体の大きさです。オリジナルより幾分縮小しています。しかし、収縮率は低く、よく比べないと判らないでしょう。そして、腕と腰の分割部分について、接合がアンフィットになっているのは、決定的な相違点として指摘できます。なお、成型色は肌色です。

 塗装は、オリジナルと同一の個所が、全て彩色されています。プロテクターの円抜きや、腹部のウルトラサインの部分も、綺麗に塗装されています。難しいボディースーツの赤色も、ほぼオリジナルと同色に調合されています。相違点としては、コピー品の方がカラータイマーの青色がやや明るく、額のビームランプの塗り範囲がやや大きいことがあげられます。

 個人的には、別項26で紹介しているP10のウルトラマンティガスカイと、同じファクトリーで作られたような気がします。仕上がりのこだわり具合といい、属性がよく似ていると思います。

 あなたのウルトラマンレオは、大丈夫ですか?

2001.6.5作成