店頭では、細長いアクリルＢＯＸに、足元をロウで固定して並べて売っていました。全10種セットの他に、５種セットに組替えたものが存在します（詳細は Go Out Shot に）。 　これまで、コピー品のターゲットはレアなＨＧであったと思いますが、ベストセレクション２などは、それほどの物ではありません。Ｂ社の再版も相次いでターゲットを見失った本業界は、大きく路線変更してきたというのでしょうか。 　では、その仕上がり具合を見てみましょう。造形についてですが、やはり収縮が認められます。それと、全てについてインジェクションピン痕がありません。パーティングラインの形状が細部で異なることも考え合わせると、これらは日本向け市場で先に出まわっている、クリアバージョン（別項に掲載）と同一金型から起こされているものだと思います。ロットの穴表示も、やはりクリア版と同じ変則的な組み合わせとなっています。但し、こちらの成型色は濃い肌色です。なお、補助台は、肌色成型に銀色塗装のものが付属しています。 　さて、以下、画像の順に個別に観察してみましょう。
○女人街の屋台にて
○ゾフィー 胸の塗装に省略が認められます。	○にせウルトラマン かなり頑張ってます。
○ジャミラ ベース色が異なりますが、ウェザリングは丁寧です。	○ギャンゴ 口の部分の塗装が異なります。胸の彩色は凄い！
○ピグモン トゲの部分には、ウェザリングはありません。	○小型ビートル タンポ印刷省略です。
○ウルトラセブン 分割部分がアンフィット。	○ウインダム 大きさ以外は、非常に見分けがつきにくいです。
○にせウルトラセブン これのみ、コピーの方が背が高い…。	○メトロン星人 全体に明るい色調です。
○ウルトラホーク2号 タンポ印刷は省略ですが、マークは塗装してます！	○マグマライザー タンポ印刷省略。こちらはマークも無しです。

2001.6.7作成