38.再販徹底比較(9)

ウルトラマンP6−EXPO版vs再々販


HGウルトラマン再版シリーズ、いよいよ完結です。
思えば、2000年8月のEXPO開催直後、
ファンの要望でロケーション販売が決定し、
生産調整が行われたのでした。
以来、10ヶ月の間にPART1〜6までの再版が行われました。
どれもミニブック付きのベンダー販売ということで、
まさにファン待望の再版であったわけですが、
市場にそれほど混乱は起きませんでした。
一部を除いてEXPO版が量的に出まわっていたことが
大きな理由でしょう。

超戦士誕生編は、
ネオス&セブン21がテーマですので、
ビデオ展開している話題作と同期したことになります。

今回のEXPO版と再版を比較した結果、
一連の再版と同じく、塗料のブレンド差以外に
違いは認められませんでした。
セブン21においては、アイスラッガー前後の形状違いが
4種確認できましたが、
EXPO版の方では、手持ちの個体数が少ないために確認できておりません。

今回の比較レポートには、
ハリアニさんにご協力いただきました。
どうも、ありがとうございました。

○再販観察表○ ※相対的に比較した場合のコメントです。
↓ EXPO版 2000/8 ↓ 再販 2001/6
ウルトラマンレオ
<本体の赤色> 光沢があり濃い 艶が弱く薄い
<目の金色> イエローが薄い イエローが濃い
<額ビームの青緑色> やや薄い やや濃い
 
マグマ星人
<本体の青灰色> 光沢があり暗い 艶が弱く明るい
<目・髪の毛・口周りの各色> やや暗い やや明るい
 
ウルトラマンネオス
<本体の銀色> やや暗い やや黄色っぽい
<本体の赤色> やや暗い やや明るく朱色調
<額のビームとカラータイマー> やや薄い やや濃い
 
セブン21
<本体の赤色> 光沢があり暗い 艶が弱く明るい
<目の金色> イエローが薄い イエローが濃い
<額ビームの青緑色> やや明るい やや濃い
<トサカの形状>


全て、再販での抽出。
EXPO版では、未確認。

 
ザム星人
<本体の灰色> 光沢があり暗い 艶が弱く黄色っぽい
<本体の茶色> 暗い 白色っぽい
<目などのメタリックグリーン色> 薄い 濃い
 
ドレンゲラン
<本体のガンメタリック色> 銀色っぽい 黒色っぽい
<本体の赤色> 明るい 暗い
<本体の黒色> ややグレー系 漆黒調

※ この他、全部について素材変更による軟質化が挙げられます。
※ 個体の塗装差により、この限りではありません。

2001/7/3作成