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1999年9月23日(木)
参加者
上田うさの介
A→C 湯袋峠 D→A 松栄庵と筑波駅 |
A→C 湯袋峠 |
99年の9月、ちょっと暇だったので、自転車に乗って筑波山を一周することにしました。今回は、筑波山を一周する課題を自分自身に科してみました。条件は、出発は標高100以下の場所から出発し、筑波山の山頂を含む範囲を一周することです。近回りでは、起伏が激しくな るし、遠回りでは、走る距離が増えるということです。 |
↑真壁町のスタート地点 |
車に自転車を積んで、出発の筑波山西側の町、真壁に向かいました。つくば市から、県道41号主要地方道つくば益子線を北上し、県道150号真壁月岡線との交差点からスタートです。 筑波山の裏側を眺めながら、スタートです。その交差点を東に、いきなりの峠越えです。でも、見た目は、そんなに大変そうではありません。 |
200mくらいの標高差をあがります。峠までは、4kmくらいあるでしょうか?はあはあ、言いながらも一気に走りました。途中、水が出ているところがあり、他県ナンバーの車まで来て、水を汲んでいました。ここの峠は、湯袋峠と言います。(MAP B)この峠を下りだすと、筑波山山頂方面の標識がでました。地図を見るとこのまま、南に下り、でた道を西に向かって出発点に戻れば、条件は、クリアしたことになってしまいます。でも、これでは、あまりにも、つまらないので、下ることにしました。 |
↑峠の頂上 ここから八郷町 |
↑峠から少し下ったところ |
峠の頂上からは、気持ち良い風を受けながら一気に走り下ります。遠く、石岡の街が見えます。さらに、奥には、霞ヶ浦でしょうか?やっぱり下りは、最高の気分です。下ると、茨城県フラワーパークの横をとおり、千代田町の方へ向かいます。このあたりは、ナシ、カキ、ブドウ、クリなどの栽培が盛んで、観光農園や農家の直売所が立ち並びます。果物好きには、たまらないエリアでしょうが、僕はあんまり、興味がないのでとおりすぎます。 |
D→A 松栄庵と筑波駅 |
千代田町から、新治村に入ります。この辺は、緩やかなアップダウンで、それほど疲れません。群馬県にも同じ字の村がありますが、こちらは、ニイハリと読み、群馬の方は、ニイハルです。もう時間は、とっくに12時を回っているのですが、僕は、まだ昼食を取りません。ちょっと、コースを外れるのですが、R125沿い、つくば市から土浦方面に向かうと、つくば市と新治村の、境あたりに、松栄庵があるのです。そば屋です。ここが、本当に美味しい!(MAP D 付近) この松栄庵。一見普通の最近新築した、住宅ですが、そば屋さんです。玄関も普通の家のようです。ここのそばの値段は、もりで¥550とリーズナブルです。しかも、2段重ねで、量も多い。少なくとも高級店の大盛りよりも量は、多いです。今回は、新そばが食べられました。 |
最初、僕は、つくば市に住む知人に、この店を教えられ、半信半疑で行ってみました。彼が言うには、つくばで一番うまいそば屋だということで。ところが驚きました。まず、出てきたそばに。白っぽい色で、立ってるようなそば。これは、いけると思ってすすってみると、うまい!本当にうまい!まさか、つくばで、こんなにうまいそばに出会えるなんて。そのうまさのレベルが、高級店なみなのです。なのに、値段は、安くて、しかも、量は多い。カレー南蛮を食べても、そばの香りがしっかりします。僕は、知人に言いました。つくばどころか、全国区でいけるお店だと。 |
↑鉄道敷を使った自転車専用道 |
↑廃線になった線路(筑波駅) ↑今でもバスターミナル 筑波駅 ↑廃線になった線路を走る |
話は、脱線しましたが、ここから、廃線になった線路跡のサイクリングコースを走ります。つくば市小田から北条と、畦にはセイタカアワダチソウの黄色い花と、ススキの穂が揺れる美しい秋空の下で気持ちよく自転車を走らせます。筑波山もとてもきれいです。稲刈りの風景も格別です。この、線路跡のサイクリングロードは、途中途切れるところが残念ですが、基本的には、岩瀬町の方までいっているようです。途中県道を走ったり、乾いた喉を潤したりと、ゆっくりなペースで、スタート地点でもあり、ゴール地点でもある、真壁町に進みます。 線路は、北条を過ぎると、大きく右にカーブしながら、筑波山に近づきます。そして、人家が増えてくると、つくば駅があります。廃線になったあとも、ここは、バスターミナルになっているのです。ここからは、東京駅行のバスやつくば市内、近隣の市町村行きのバスが出ています。バスを待つ人が以外と多くいました。のんびりとした雰囲気です。まだ、駅舎やプラットホームは、残っています。 筑波駅を過ぎると、すぐに真壁町に入ります。ゴールまでは、あと、数kmあるのですが、田んぼの中の線路跡を気持ちよく走っていると、あっという間についてしまいます。真壁の中心に入る前に、県道に入ってゴール地点のスタート地点に戻ってきました。 本当に、疲れましたが、気持ちよい風を受けながら、田んぼに、果物畑に、新そばと秋の一日を堪能しました。 |
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