jun.25 : playing "coming up (remastered)" by suede

昼間に東京駅へ。spectator御参照。
ブリヂストン美術館はたまに良いのをやってる。そして展示数が結構多かったりするので結構疲れるのですが、一通り見終わってちょっと休んで、おもむろにオアゾへ向かいましたよ。松丸本舗。season03。
御存知無い方は検索して頂きたいのですが、丸善の中に有る書店内書店とも言うべき松丸本舗は、とんでもないコンセプトを持った書店。店全体があるテーマの下にタイトに編集されており、それに即した形で不定形の書棚に様々な本が混在している。一見取っつき難いのですが、しばらく眺めていると、個々の本がまるで連なった文章を構成する単語の様に見えて来る。なもんで、他の書店ではスルーしていた本でもこの店では引っ掛かってくるって事が非常に多い。
ちなみに自分は大体2時間位は居ないと駄目ですね、この店。まず店に入って全ての棚を見る。そもそも棚の配置が普通じゃないんでこれだけでも大変ですが、まずは全部見る。ちょっと動いては背伸びしたりしゃがんだりと、結構疲れます。この時に気になる本が有っても(有るに決まってるけど)ひとまず我慢。で、全部見終わって、尚も「あの本気になる」ってのが有ったら、改めてその本と向かい合う。買うなり買わないなり決める。うっかり近くの関連書物を見たりする。他の本を思い出す。向かい合う。買うなり買わないなり決める。と、延々これを繰り返す。
今日はそれでも厳選して3冊に抑えましたけどね。魔窟魔窟。

jun.19 : playing turntable.fm

turntableやばいわ。かける方に回ると時間がどんどん過ぎる。暇潰しどころの騒ぎではない。
それはさておきnoahrkzリハでしたのよ。前からちょっとずつ作ってるネタと完全な新ネタ、2曲の完成形が少しずつ見えて参りました。片方はarkzとnoahrkzのギャップを埋める曲になりそうな予感。
先日購入したハットを持って行ったのですが、とにかく気持良く演奏出来る楽器でした。このバンドは比較的音量が小さいから、余計にそれが楽しめたんだろうなあと。ライヴ本番で使うかどうかはまだ分かりませんが。と言うか次のライヴがいつになるのかさっぱり分かりませんが。

jun.17 : playing "close the eyes" by bacteria

earthdomへ。ちょい早目に着いてどうしたもんかと思っていたら店の前でドラマーt氏やらpaのkモトさんやらと。まあ出演陣的に知り合い多いに決まってるわねえ。
という訳で本日はworn out musicというイヴェントでした。bacteria・黒百合姉妹・101a・鬼というイヴェントでした。鬼というのは森川誠一郎+川口豊樹+itokenに女性ヴォーカル2人(多分。後ろの方に居たので誰だかよく分からなかったけど黒百合の方だったようにも見えた)でybo2の曲をやるというユニット。良く考えてみれば北村さんの命日だったので、それもあってのユニットだったと思われます。
ええと、どのバンドも凄く良かった。bacteriaはdenさんのキックの音が良かったし、とにかくハコと合ってるので安心して聴ける感じ。黒百合姉妹は何年ぶりに観たかねえって状態ですが、大好きな曲である"under the moon"が聴けて感動。101aは結構ごりごりしてたなあ。"migration"が良いテンションでした。そして鬼はもう言う事無し。今日しか聴けないというのが非常に残念。
bacteriaの100円シングルを買って帰って参りました。カッコ良いです。

jun.16 : playing "scribe" by 大野由美子+zak+飴屋法水

シンプルなセットを車に積んで夕方渋谷のbar issheeへ。ドラびでお+さがゆき、通称ドラさがのお手伝い。
御挨拶して機材を出してて、何かがおかしい事に気付く。何とタムホルダーを忘れて来た。冷や汗。どうしようどうしようとりあえず今から走れば本番には間に合うけどセンサーの調整とかどうするんだその場合はうわあうわあと一息で思いつつ、とりあえずその旨を伝えて車を駐車場に叩き込んで店に戻ったら、一楽さんが「多分これで大丈夫」と。見れば店に有ったドラム椅子の上にタムを上手い具合に乗せている。平身低頭しながらも流石の対応力に感動しました。
シロクマで食事中に、セッティングを終えたさがさんが突入して来るという前回と同じ流れ。店に戻って飲みつつまったりしていたら、とあるお客さんがs.r.l.のdvdを一楽さんに見せている。で、急遽"a bitter message of hopeless grief"鑑賞会という流れに。これは笑った。
さて本番。doranomeフル活用の一楽さんソロ、ノーエフェクトのさがさんソロ、そしてデュオという流れ。それぞれのソロも圧倒的ですが、やはりデュオのやり取りが良い。距離感がすごく良いんだよなあ。
ひとしきりデュオで遊んだ後、ゲストでsaxのフルヤさんという方が加わる。そしたらこの人がまたすげえパワーで。一瞬一楽さんが「うわっ」て顔してた気が。このトリオも面白かった。フルヤさんががんがん吹いてる後ろで二人が乾杯した瞬間は、何つーか、良い物観たって感じでした。

jun.11 : playing "id" by cyclo.

最近相次いで金物を購入しており、今日も夕方にスタジオで色々研究してました。
で、終了後にスタジオ代を払おうと思ったら、受付の女性に「良いシンバルお使いですね」と言われまして。えっと思って話を聞いたところ、スタジオで営業してる音楽スクールのドラム科の先生がたまたま僕が居た部屋を覗いたらしく、その話を受付の方にしていたと。全然気付かなんだ。
面白いと思ってちょっとロビーで待ってたらその先生が上がって来て、こちらの顔を見るなり「あれってxxですよね」と。そしてそこから一気に盛り上がるシンバル談義。初対面だっつーのに。聞けば家も近所みたいで、地元にドラム話が出来る知人が増えたというのは素敵な事であります。面白い経験でした。
ちなみに買った金物は非常に面白い物でした。こちらの表現力がかなり問われるし、ある意味pa泣かせかも知れない。頑張ろう。

jun.2 : playing "computer house of mode" by spank happy

昨日は個人練習。先日購入したでかいライドと、それと同じシリーズのハットを研究しておりました。
両方共今まで持っていなかったタイプの楽器だったんで、慣れるまで時間が掛かりましたが、大分分かって来ました。どちらも綺麗に鳴らすのは凄く難しいけど、ハマると凄く気持良い。生音でお聴かせしたい楽器だなあ。
さて今日は、夕方に外苑前へ。ギャラリーときの忘れものにて尾形一郎・尾形優写真展。
内容は2009年の"house"出版時の展示であらかた観ているので詳細は省きますが、ナミビアの砂漠に打ち捨てられた街の写真。100年前、ダイアモンドラッシュに湧いた当時にドイツ人が建てた建物。それが砂に侵食されている。室内に流れ込む砂。刻まれる風紋。室内の砂丘。建物の佇まいと、自然の力のバランスが美しい。
確かに現実に有った風景なんだけど、写真家に切り取られる事によって表情や意味合いが変わるんだろうなあと思うと、写真ってのは面白いもんだと思います。