衣裳箪笥のアリス (mar.31 rittor base)

「ロリィタ短歌朗読ライブ」となっておりましたが、所謂朗読ライヴとは全く異なり、演劇に近い舞台作品。発される言葉は全て川野芽生の短歌から採られている。ざっくり言うと自己実現あるいは自己解放の物語なんだけど、見せ方が面白かった。役者の台詞とその場で演奏されるギターと音源のバランスが見事で、この会場ならではの作品になっていたなあと。

Sprout (mar.24 旧bunkamura studio)

evala氏の新作インスタレーション。床に配された大量の小型スピーカーが作り上げる音の空間。自然音だけではないんだけど、何と言うか「架空の密林」の様な感触。物音に心を委ねて床に座ったりうろうろしたり、心地よい時間でした。