八甲田山岳スキーツアー

2002年2月】
1月の雪質はイマイチだったので今回に期待

2月14日>
JAS161便はまたしても”条件付き運航”なく羽田を離陸しました
青森の上空はキラキラと太陽が輝いています
下降を始めた搭乗機は、雲の帯を潜り抜けたとたん、雪が舞う中を無事青森空港に到着

今日の飛行機には何故か芸能人&撮影部隊が乗っていらっしゃいました
きっと「八甲田殺人事件」でも撮影するんじゃぁないの?
なんて、話していましたが、八甲田山へはいらっしゃらなかったようで・・・

バスに乗込むと雪はやんできました・・・代わりに暖かい日差しが・・・

<1月15日>
ロープウェイ山頂の状況は
≪雪−12℃、風速13m/s北西≫
今日の午前は、東面よりフォレストコース
先週から降り続いた雪の為、すごい深雪です
ロープウェイ乗り場のところでナント!シュノーケルを付けている人がいました
その時は「なんで〜?」と、思いましたが滑ってみて納得!!
雪質自体は軽いのですが、新雪へ突っ込むと深くはまりすぎて身動きができなくなります
斜面の途中で激しく転倒すれば、胸まで埋まって救助隊の到着を待つことになります

午後からは変則モッコ沢へ
なんて事ない樹林帯でも少しトレースを外すと、、、行く手を木に塞がれて大変な目に・・・
積雪が多くて、2M程の段差を垂直に降りる(落ちる)というような個所もありました
それでも、無事ロープウェイ山麓駅まで到着

ボーダーのはまーちゃん(中央) 師匠の帽子はハンチング

<2月16日>
ロープウェイ山頂の状況は
≪曇り−11℃、風速10m/s北西≫
耐寒温度はマイナス20度くらいなのにそんなに寒くはありませんでした
霧でそんなに視界はよくありませんが、時折小雪が舞う中の滑降です
午前中はモッコ沢へ行きました
昨晩は冷え込み、風もあるので昨日よりずっと雪質は良かったです

午後からは城ヶ倉ルートへ
途中、避難小屋のあたりの積雪は、1月の頃よりそんなに変わらないと思いました
今日は、酸ヶ湯パーティーやその他色々なパーティーが途中から同じコースへ合流してきて
ちょっと渋滞してしまいました
ガイドさんたちはロープウェイ山頂駅にて各パーティーが重ならないように調整するそうですが
今回は行き場があんまりない為か、出合いが多かったです
生クリームのような雪の斜面を快適に滑り、あっと言う間にホテルへ到着
城ヶ倉ゲレンデもとっても気持ちの良い滑りができました

城ヶ倉コースでの休憩 ガイドのOさんとボーダーのはまーちゃん

2月17日
ロープウェイ山頂の状況は
≪晴れのち曇り−5℃、風速5m/s南≫
良い天気です
山頂駅では岩木山や大岳、井戸岳もくっきり見えました
鉄塔の先でスキーを付けている時、ツアー客の一人のストックが何もしないのにポッキリ折れてしまいました
仕方がないので、割り箸を中に入れてテープでグルグル巻きにして滑っていました
工具キットって必要ですね
お天気が良いので銅像コースへ向かいます
前嶽の下をトラバースして下降しますが、師匠が先の方へ行ったら小雪崩れが発生したというので
少し手前から滑降しました
今日の斜面は、気温も上がり、風もなくなんとも重たい雪となってしまいました

午後は昨日と同じく城ヶ倉コースへ行きました
師匠の特別レッスンを受けながらゆっくり滑りました
昨日快適に滑った城ヶ倉ゲレンデも違う場所のようでした
ホテルへ向かう最後の難所
一旦、沢へ下降して滑りあがり、トラバースして再び登るという所で相棒が沢へ転落
トラバースの所がアイスバーン&やや外傾していたのでバランスを崩し滑落したのでした
幸い頭を打つこともなく、元気そうに救出されたのでホッとしたのですが
腕を打ったので、相当痛かったみたい。。。
みなさま、どうぞ最後まで気を抜かず、気をつけてホテルへお帰りくださいませ

鉄塔の先でスキーを装着 前嶽の下にて

*おまけ*
今回もとっても楽しいツアーの毎日でした
最終日帰りたくなくなるのは毎度の事・・・
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さわのすけ★「北鎌尾根」