[グラビアアイドルが、棒アイス咥えてたり、生クリームを顔に付けているのを見た成人女子が

『コレ…狙ってんな…(呆)』と、鼻で笑う確率は、48%(神楽の偏見)]







汀:「……もっしもっし亀よー♪」


梢子:『・・・もしもし?私よ、小山内梢子。あと…続き歌わないから。』


汀:「ちぇ〜ノリ悪いなぁ…で、どうかした?」


梢子:『…暑中見舞いのハガキ、今日、届いた。』


汀:「ああ、そう。…わざわざ電話くれなくても、メールで良かったのに。」

梢子:『…あのね、汀。』


汀:「ん?何?」

梢子:『あの…一体、どういうつもり?』


汀:「はい?仕事先での写真、見せたかっただけだけど?なんかマズかった?」


梢子:『…マズイも何も!貴女、一体どこで、鬼切りの仕事してるのっ!?』


汀:「えー?オサには”どこ”に見えたの?」

梢子:『格好といい、化粧といい・・・”夜のお店”のハガキに見えたわよ・・・。』


汀:「…あー…おっしいなぁ……正解は”キャバクラ”です。」


梢子:『正解なんかどうでもいい!惜しいとか、惜しくないの問題じゃないでしょ!?

 どこの世界に、暑中見舞いの写真をキャバクラで撮影する人がいるのよ!

 何してんの!?貴女、まさかそのまま勤めてるんじゃないでしょうね!?』


汀:「いや、れっきとした諜報活動よ?誤解誤解!2日だけだって!

 キャバクラの写真ってさ、元がどんなによくても、そういう風に加工するんだって。

 プリクラより、すごく可愛く撮れてたから、オサにも見せてあげようと思って♪」


梢子:『百歩譲って…諜報活動の為に、キャバクラに潜入せざるを得なかったのは許してあげる…』


汀:「…はあ。…許される意味がわかんないけど、まあ、ありがと。」


梢子:『…写真は…確かに、よく綺麗に写ってました…。』


汀:「そりゃ、元がイイですから♪・・・で、何か問題でも?」


梢子:『問題はッ!…あの、暑中見舞いのハガキの…最後の一言よッ…!!』


汀:「ん?なんて書いたっけ?」




梢子:『…”良かったらまた、ハグしに来てネ♪”ってキスマークまで付けたでしょ!!

 アンタのアレのせいで、今、私の両親が大喧嘩して、冷戦状態なのよッ!!!』




汀:「あれ、オサに向けてのメッセージなのにーぃ…」




梢子:『だったら、ハガキじゃなくて、封筒に入れて送りなさいよッ!!

 アレ見たお母さん、すっかり勘違いしちゃったじゃないの!!今、財産分与の話まできてるのよッ!?

 家の両親が離婚したら、どうしてくれるのよー!!バカー!!』




汀:「あはッ♪…ごめーんちゃい♪」




梢子:『・・・み・ぎ・わぁ・・・!!(怒)』




汀:「あーはいはい!わかりました!!じゃあ、誤解を解く為、今から、そちらに参りますー。」


梢子:『・・・・え?こっち、来てるの?』


汀:「…まあね。・・・というか、オサの家のインターホン、壊れてない?

・・・さっきから連打してんですけどー?」


梢子:『・・・・・・・・』





”ドタドタドタドタ…ガンッ!『痛ーッ!?』『梢子!うるさいわよ!』ドタドタドタ…!!”





汀:「・・・・・・。」


”ガラッ!”


梢子:「はぁ…はぁ…!汀…ッ!!」


汀:「…オサ…足の小指は大丈夫?(ニッコリ)」


梢子:「いいから!上がって!そして、お母さんに説明してッ!今すぐッ!」


汀:「はいはい…お邪魔しま〜すぅ。
 

(すー…)お義母様〜♪私、梢子さんのガールフレンドの喜屋武汀でぇす♪よろしくどうぞぉ〜♪」





梢子:「私の家を、これ以上、崩壊させるなあああああああああああああ!!!」





そして、数時間後。



梢子の父のキャバクラ疑惑は晴れ、梢子の誤解は・・・。



汀:「…いやぁ…寛大なお義母様ですこと♪交際OKなんて〜♪」

梢子:「お母さぁん…騙されないでぇ…!コイツは違うのーッ!(泣)」


汀:「ああ、そうだオサ。」

梢子:「何よッ!」


汀:「暑中見舞い、申し上げます♪あ、これお土産の西瓜(ニコッ♪)」

梢子:「……来年の夏、迎えられなくしてやるわよ…。」



ーENDー

細かいことは・・・気にしない!気にしない!







[アメリカのアニメの食べ物って、どう頑張って見ても…旨そうに見えない。]






梢子:「…何?これ…」

汀:「あたしの地元名産『泡盛』♪」


梢子:「…未成年。」

汀:「いいじゃないの♪カウンター10000越えた事だし♪ねぇ〜ん♪」


梢子:「…じゃれるなっ!そんな事言ったら、いつ頃書いたネタかバレるでしょうが!!」

汀:「結構、持った方よねぇ〜?このサイト。」


梢子:「そうね…って、だから何でそこでお酒が出てくるのよ!」

汀:「あ、もしかして…オサ…飲むと人格変わるタイプ?」


梢子:「…そんなの、飲んだ事ないから知らないわよ。それに、飲みません。」

汀:「…じゃあ、キスしよっか。」


梢子:「…じゃあって…わ、訳がわからん事を言うなっ!!」


汀:「…いいから…じっとしてなさいって…」

梢子:「ば、バカ…離…んんっ……」


”…ゴックン。”


梢子:「…げほっ!?ゲホゲホっ…み、汀!今、何…飲ませたのよ!?」


汀:「ふふ〜ん♪…いわゆる…魔法のお薬?」


梢子:「…こ、この…よくもッ!ゲホゲホ…ッ!」


汀:「はいはい、オサ、お水。」


梢子:「………(ゴクゴク…)」

汀:「あ、間違えちゃった♪」


梢子:「(ぷはー)…知ってるわよ。水でかなり薄めてあるものの、独特の匂いで”泡盛”だって解ったし。」


汀:「おっ!じゃあワザと飲んだの?やるじゃない、オサ…このあたしをひっかけようとしたワケ?」


梢子:「…別に、1杯くらいで、酔ったりなんかしないし。呑まないとしつこそうだから。

 あとで、覚悟しなさいよ…未成年に無理矢理飲ませたりして…。」


汀:「おー怖。・・・で、初☆泡盛のご感想は?」


梢子:「…思ったより、飲み易かったわね……飲んだ後、すごく香りが良いというか…」


汀:「おお〜、それは、飲兵衛の素質あるわよ?オサ。」


梢子:「別に、嬉しくないんだけど…」


汀:「あ、そうだ…ミミガーのジャーキーに、ゴーヤチップスもあるんだけど?」


梢子:「……最初から、飲む気だったのね。」


汀:「そりゃあ、おめでたい時だし♪はい、オサあーん♪」


梢子:「(ぱく)…ん…美味しい。」


汀:「…でしょ?後で、しめの沖縄そば作ってあげるね♪まあ、飲んで飲んで♪」



梢子:「(ゴク…)いやに、優しいわね…なんか企んでない?汀。」


汀:「あ、ひどーい。あたしはただ好きな人と楽しいお酒を、と思って…」


梢子:「…バカ言うのも大概にしなさい。でも本当に飲みやすいわね…汀も飲んだら?注いであげる。」


汀:「あぁ、どもども♪(オサ…その飲み易さが、泡盛の危険な罠なのよ…ふっふっふ…)」





 ー1時間後ー




梢子:「…みぎわぁ…」

汀:「んー?(大分、キてるわね〜…オサの顔真っ赤♪)」


梢子:「…あーん。」

汀:「・・・は?」


梢子:「食べさせて。」

汀:「…はいはい♪社長、あーん♪(…うわー…後で写メとムービー撮っとかないと♪)」


梢子:「……みぐわ(汀)ってさぁー……」

汀:「んー?何かなー?呂律が回ってないぞー?(きゃー♪携帯携帯♪)」


梢子:「可愛いわよね…」

汀:「・・・え゛・・・?」


梢子:「可愛いわよね…目鼻立ちはっきりしてるし…」

汀:「…お、オサ…どうしたの?妙に、近いわよ…?」




梢子:「…胸は何カップ?C?D?…ついでに乳頭の色は…」

汀:「ひっ!?ちょ、ちょっとイキナリ鷲掴み!?しかもキャラが違ーう!!!」


梢子:「…ええか、ええのんかー…」

汀:「う、うわぁッ!?…ちょ、ちょっとぉ!?…オサッ…目が…目が据わってるぅ!!」


梢子:「…うっさい。もっと…しゃわらせ(触らせ)なさいよ…」

汀:「…や、ヤダ…ちょ…ヤダって…ば……んっ…!!」


梢子:「……みぐわぁ(汀)…イイ匂い…」

汀:「そ、そりゃ…さっきお風呂入りましたしー…てか、お、オサ…!マジで…そこはダメ…!!」


梢子:「受けしぇめ(攻め)は…私が決める…。」

汀:「大丈夫!?オサ、しっかりして!いや、この際、しっかりしなくてもいいから!離れろ!」


梢子:「みぐわ(汀)…」

汀:「うひゃああああ…!!…………って、あれ?」




梢子:「…すー…すー…」



汀:「あー…びっくりしたぁ……まさか、ここまで王道の酔っ払いっぷりを見せるとは…オサ、恐るべし。」


梢子:「…すー…すー…。」


汀:「……可愛い寝顔だけでも、写メしとくか…あー何か…疲れた…」


そして、それ以来、汀は二人きりの時には、オサにお酒を勧めなくなりましたとさ。





汀:「・・・あっ、寝ゲロ吐いてる…っ!!ちょっと!オサッ!トイレ!トイレ行ってっ!」





END

お酒は20歳から、というか、無理して飲みなさんな。



 - おまけ -


汀「…あー…疲れた…もう二度と、オサにはお酒厳禁だわ…。」

梢子:「…すー…すー…」


汀:「…これで、やっと寝顔が撮影できるわぁ…あーもぉー…しんどかったー…」

梢子:「ん…汀…」


汀:「っ!?…って…なぁんだ、寝言かぁ……なあに?オサ、あたしはココにいるわよん?」


梢子:「…汀ぁ…」

汀:「はいはい、どうしたのー?…あ、寝言言ってる時って話しかけちゃいけないんだっけ?

 ・・・・・・・・・・・・ま、いいか。」


梢子:「こっち、来て…汀…」


汀:「えー?やーん、恥ずかし〜♪」


梢子:「大丈夫よ…汀…痛くしないからー…」

汀:「・・・・・・・・は?」


梢子:「……汀、可愛い…」


汀:「お、オサ…?ねえ、あたしに、一体、何してんの?」


梢子:「……教えない。」

汀:「……そーきたか…じゃあ…

 『やだ…オサ、そんな恥ずかしい事あたしにさせないでよっ!バカッ』…とか言ってみたりして♪」


梢子:「…ダメよ…恥ずかしいから、良いんじゃないの…」


汀:「・・・・・オイオイ、ホントに人に何してんのよ。夢ン中で。ま、夢だからいいけどさー…

 …『…は、恥ずかしい事って何?…あたしに…何をするの?オサぁ…イジワルしないでよ…』」

 (…って…あたしってば、演技派よねぇ…)


梢子:「・・・さて、どうしてやろうかしら・・・・・・」


汀:「……自分のペース掴んだ時だけ、Sッ気発揮するわね…コイツ…。

 『や、やだ…オサ…何するのかだけ、教えて…お願いだから…』

 ・・・って・・・なんか、あたし一人で何してんだか・・・空しくなってきたわぁ・・・。」


梢子:「う・・・」

汀:「・・・む?・・・おーい、オサ―?また吐くの?おーい?」


梢子:「う…うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ…」


汀:「うわ、気持ち悪・・・。」


梢子:「…汀の…[ピ――]に……[ピ――――]して…それから[ピ――]……」


汀:「・・・ッ!?・・・ちょ、ちょっと・・・あ、アンタ、そんな事考えてたの!?」


梢子:「…[ピ――]…を…舌で[ピ―]して…それから[ピ――]と一緒に…」


汀:「・・・・ちょ・・・ちょっと・・・それ・・・本気で・・・?(顔真っ赤)」


梢子:「そうよ…私にしか、見せられない…ように…してやるんだから…



  私ね、貴女が思ってるより…ずっと…………(ニヤリ)。」




汀:「・・・・・・・・・・ッ!!(ドン引き。)」




  ・・・その後、梢子の恐ろしい寝言が、続き・・・。



      ―次の日―



梢子:「んー……あ、おはよう。汀。」


汀:「…ん…。」


梢子:「…えと…昨日の記憶があんまり無いわ…ねえ、汀…私、昨日どうしたの?」


汀:「・・・まあ、その・・・昨日は悪かったわ・・・無理に飲ませて…。」


梢子:「・・・何よ、素直に謝るなんて・・・私、何かしたの?」


汀:「いや・・・オサも、色々、欲求不満たまってんのねぇ・・・ごめんね、オサ。

 あたし・・・まさかオサが…あそこまで考えて、あそこまで抑えていたのかと思うと…申し訳ないわ…

 ・・・でも、いくらあたしでも、あそこまで行くと…ちょっと…引くわ…(遠い目)」




梢子:「…って、何が!?何がよ!?私が何よっ!?」




汀:「・・・あ、ごめ・・・なんか・・・」




梢子:「ちょ、ちょっと…なんで汀、泣いてるの!?ねえ汀!?どうしたの!?」


汀:「なんか…あたし、間接的に、オサに犯された気分なのよ…(遠い目)」


梢子:「おか…!?・・・って、い、いい、一体ッなんなのよッ!?ねえッ!私が何をしたの!?」




汀:「…ううん、何もしてないわ…ホント…(ぐすっ)」




梢子:「…せ、説得力ないわよ!?何したのよ!汀ッ!お願いだから言って!!!」




汀:「……みてわからんもんは…(ぐすっ)…聞いてもわから……」




梢子:「汀―ッ!?」




  その後、2人は昼過ぎまで、気まずく、微妙な時間を過ごす事となったそうな・・・。



  ―END―




あとがき

・・・大体、お酒ネタとバレンタイン・誕生日ネタは、どこもやる定番ネタですが・・・

なんでしょうね…このSSは…。

キャラ潰しですね、最近の神楽は(笑)




とりあえず。

・・・分かっている事は、オサは[ムッツリスケベ]である事だけです。