[ミギオサSS・・・Turn It Into Love こぼれ話。]




梢子:「ねえ汀…」

汀:「ん〜?」



梢子:「…結局、そのカバンの中身…何入ってるの?大きいし、重いし。」


汀:「あぁ…あたしのオサに対する想い並みに?(笑)」



梢子:「・・・別に、上手くないわよ。むしろ、スベってるわよ、汀。」


汀:「・・・いや、別に、ウケは狙ってないんだけど…なんか、傷付くなぁ―…」



梢子:「…見て良い?」


”スタスタ…”


汀:「いいけどさー…それよりオサ…何か、着たらどう?…あたししかいないとはいえ…


そのー…全裸で部屋、歩き回るのどうかと思うよ?」



梢子:「……(バスローブを慌てて着るオサ)」


汀:「…まあ、明日にでもって思ったんだけど…さ。」



梢子:「……これ…何…?…くまのぬいぐるみ?」



汀:「オサ、意外とロマンチックで、メルヘンさんだから。こういうのどうかなって。

いやぁ実は…明日、オサの家に直接持って行こうかなって思ったんだけど。」


梢子:「……え?コレ…私に?」


汀:「いやーなんかさ、最近…あたしが電話切ろうとすると、オサ、慌てて話題出して

電話、長引かそうとするでしょ?だからさ、オサ寂しいのかしら〜って思ってさ。

その”くま”はさしずめ…”ミギー2号”?」



梢子:「だからって…コレは…お、大きすぎない?それに…普通、もっと軽いんじゃ…」


汀:「だから〜…あたしのオサに対する想い並みの”くま”よ。」



梢子:「……じゃあ、小さいわね…。」



汀:「オイオイ。…それ、割と良い品なんだからー…あ、邪魔なら、あたし、持って帰るわよ?」



梢子:「ん・・・いい。これは・・・とりあえず、もらってあげる。」


汀:「ははは…そりゃ、どうも。(素直にありがとうって言いなさいよねぇ…)」



梢子:「でも…」

汀:「・・・ん?」




梢子:「でも……くまがいるからって、肝心の汀が、そばにいなくて良いって訳じゃないから。」


汀:「…じゃあ、オサはあたしのプレゼント嬉しくないんだー?(ニコニコ)」



梢子:「ち、違うわよ!嬉しいに決ま…ぅ…!…いや、だから…その…(照)」



汀:「はいはい♪どうもありがとー♪…そうやって、くま抱っこしてると、可愛いわよー♪


・・・もう、どっちが”くま”だか、わっかんない♪(抱きつき)」



梢子:「ばっバカッ!!…くまはこっちに決まってるでしょ!?」


汀:「あら、こっちの”くま”真っ赤になったわぁー。(撫で撫で)」



梢子:「だ、だから!私は、くまじゃないって!!」

汀:「はいは〜い♪」



その後、ミギー2号(くま)は…


オサの抱き枕







悪さをした汀の身代わりに…サンドバッグ…



…として活躍しているとか…いないとか。



・・・こぼれ話・・・END





そういえば、鞄のこと書いてなかったな〜と慌てて書きました(苦笑)

…ベタですけどっ!今、デカイぬいぐるみプレゼントしたら8割の女子引いちゃうけど…!


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