§1 留学の準備だ
CHAPTER 1
1997年12月17日。
大学時代からのかねてからの念願である留学の準備に取り掛かった。
なんていっても、学校の候補は前もって「成功する留学’97」
(「地球の歩き方」で有名なダイヤモンド社刊)で選んでいたので、
その日はGIOクラブ(郵船トラベルと言う会社)の新宿デスクへ出向いて、
代行の手続きを頼むだけだった。
候補の学校というのはHastings College of Arts and Technologyである。
場所は、英国南東部の海沿いの町。なぜこの学校を候補にしたのかというと、
公立校だというので、学費が安く上がるのではないのかというのと、
設備のよさでビビビと来たからなのだ。なんていっても、いくらガイドブックに
載ってるからといって、どんな設備があるなんて分かる分けないんだけど…。
あとは、Londonから遠いと言う点で決めました。やはり大都市は外国人が多い。
日本だってそうでしょ?そういう観点から見て、このHastingsと言う町は
英国の南に位置し、海岸が目の前で気候もよく
(これも行って見たわけではないので分かるはずもないのだが。いわゆる勝手な解釈)
Londonで刺激を求めたい!なんて思ったら、電車に乗れば2時間で行ける!(結構遠いよね。)
という便利さがこの町にはあるのです。また、英国の南部の人の方がなまりがないとか。
渡航はおろか、飛行機さえも乗った事のない箱入りぼっちゃま(単なる貧乏?もしくは出不精?)は
パスポート何ぞ持ってないのだ。戸籍抄本、住民票を取りに駆けずり回ったのだ。
自分の場合、本籍は本当に生まれた所の住所なので、わざわざ墨田区役所までいったのだ。
それを、代行手続きをする前日までに済ませGIOクラブにそれらを持っていったのですが、
代行手数料の高さにびっくり!!!なんとななまんえん!7万円っすよ。もちそれ+消費税。
その代行が結構曲者(くせもの)で、入学できても出来なくてもこの値段。
少しばかり、怒りを覚えてしまったね。後で気づいたんだけど、自分でやれば1万で上がるのだ。
でも、一応安心して家に帰りました。帰り際にその学校に提出する簡単なテストを渡されたのだった。
(続く…)