ライバルはお兄様?
後編
「あれ? ディアーナじゃんか、どうしたんだこんなとこに来て」
汗臭い騎士訓練場のドアをくぐると、ガゼルが元気に話し掛けてきた。
「あ、あの、シルフィスはいませんの?」
我ながら緊張しながら尋ねると、ガゼルは少しいぶかしげな顔をして、
「…シルフィスなら、さっき隊長と町の巡回に行ったけど…」
「え?」
私は思わずマヌケな声を出した。
…もしかしてこれって、行き違いですの?
…折角、お兄様の想いも確認し、私の想いも打ち明け、心の重荷が取れ、晴れてシルフィスに会いたくなってとんできましたのに…。
…なんか幸先悪いですわ…。
…う、ううん! そんな風に考えちゃいけませんわ、…ただちょっとタイミングがずれただけですわ、…何てことはありませんわ!
「…なに百面相してるんだ?」
「きゃぁ!」
気がつくとガゼルの顔が目前に迫っていた。
「なななな、…なんでもありませんわ。 そ、それより、シルフィス達はどちらへ行かれましたの?」
うろたえまくる私に、ガゼルは不思議そうな顔をしたが、すぐに元に戻った。
「…どこにって…、町を一周してくるだけだし…、そろそろ帰るんじゃないかなぁ…。 たしか最後は湖のほうを周ってくる予定だと…」
「湖ですわね!」
「あ、お、おい!?」
いても立ってもいられない私は、とても待ってなどいられないので、即座に湖の方に向かうことにした。
後ろの方でガゼルが何やら言っているようでしたが、…まぁそれはおいといて…。
私は一目散に湖へ向かって行った。
…このへん、ですわよね……。
私は湖のある森をうろついていた。
すると、ふいに一組の人影が目に写った。
…間違いないですわ。
シルフィスと、レオニス…、二人で座り込んで、何をしているのかしら…?
不思議に思い覗き込むと、レオニスはシルフィスの腕のあたりを、必死で押さえて何かやっている。
目を凝らすと、その腕にはいく筋かの鮮血見て取れた。
…シルフィスが…怪我を…!?
慌てて飛び出ようとしたところで、ふいにレオニスの声が聞き取れた。
「……すまない、どうも私はお前を男として見てしまうようだ…。 …お前には未知の可能性があるというのに…」
言いながら、レオニスは治療に手を休めない。
「…いいですよ、…そのほうがうれしいですし」
にっこりと笑いながら言うシルフィスに、レオニスは少し寂しそうに微笑んだ。
「…そうか………。 ん? 誰だ!?」
「姫!?」
突然振り向いたレオニスにすごまれ硬直している私に、シルフィスは驚きの声を上げていた。
「…まったく、またお忍びですか…」
何とはなしに、水辺に3人並んで越し掛けつつ、レオニスはうんざりと話しかけてきた。
「隊長、…そんなにキツくあたらなくても…」
「…しかし、このあたりは、さっきもモンスターが出てきたぐらいだ。 危険な目にあわないうちに。姫にも少しは謹んで頂かないと困る」
「はぁ…」
私をかばおうとしてくれたらしいのだが、逆にレオニスに言い負かされてシルフィスは俯いたまま黙っている。
少し沈黙が続いた後、レオニスが何かの気配を感じたとかで、森の方へ様子を見に行った。
突然二人きりにされて、私は少しうろたえていた。
となりでシルフィスが、申し訳なさそうな顔をしてこちらを見ている。
どうやら、私がおろおろしているのは、さきほどまでのレオニスの対応のせいだと思っているらしい。
「…シルフィス、気になさらさいで、悪いのはわたくしですわ。 それより、…わたくし…その、あなたを追ってここまで来ましたの」
「え…?」
シルフィスを真直ぐ見据えながら、私は話しかけた。
自分でも、顔が紅潮しているのがよく分かる。
シルフィスは、驚きと、少しだけ喜びのまざったような顔でこちらを見る。
私はたまりかねて、シルフィスから視線をそらし、湖を見ながら深呼吸を一つしてみた。
「ガゼルから聞きましたの、この辺にいるんじゃないかって、それで…」
言いながら、横目で伺うようにシルフィスを見ると、その顔はまだ驚きに満ちていたが、少しだけ綻んでいるように見えた。
私は高鳴る鼓動を押さえつつ、もう一度深呼吸をした。
…今なら言えますわ、…と言うより、今を逃したらチャンスはありませんわ!
言わなくちゃ。
私の気持ち。
シルフィスに、はっきりと。
思わずその場で立ちあがり、シルフィスの方に向き直る。
その瞬間、シルフィスはとても驚いた顔をして私に何か言おうとしたように見えた。
だが、私はかまわず話し出した。
「シ、シルフィス、わたくし…!」
言葉の途中。
ふいに、視線が揺らいだ。
「姫!」
叫ぶシルフィスの声がこだまする。
でも、シルフィスの姿は見当たらない。
あわててふんばろうとしたら、足元がひどくおぼつかない。
気がつくと、私の後頭部で、はげしい水音が響いた。
「姫っ!!」
再びシルフィスの声がする。
声は水中に波のように響き渡った。
私は、息苦しさに耐えつつ目を開けると、すぐそこにキラキラとした水面の光が見えた。
…そうか。 さっき、水辺のぬかるみに足を取られて…。
妙に冷静に、私は考えていた。
水を含んだドレスがまとわりつき、身動きが取れずにしばらくもがいていると、しだいに意識が揺らぐ。
「ガホッ…」
咳き込むように、残っていた空気を吐き出すと同時に、目の前が真っ白になっていく。
そして。
力強い手が、私をきつく抱きしめる感触を最後に、私の意識は闇に落ちた。
「…それで、ディアーナの様態は?」
「はい、殿下。 …大分、呼吸も安定してきましたし、もう大丈夫でしょう」
「…ありがとうございます。 …本当に、私がついていながら…」
「…いや、先に目を放したのは自分です」
「隊長さんもシルフィスもそんなに気にすることないよ…結果としては助かったんだし…」
朦朧とする意識のなかで、いろいろな声がこだましていた。
「じゃあ、もう遅いですから、殿下も皆もそろそ帰られては、あとはこちらに任せてくだされは大丈夫ですから」
「…しかし!」
「そうだよキ−ル、いっくら様態が安定したって、まだ意識も戻ってないんだし、このままじゃ気が気じゃないよ」
「………。 …分かりました、…じゃあ、研究員内の空室を用意しますので、少しお休み下さい」
「……分かった」
「…では、自分も殿下のおそばにおります。 お前はどうする? シルフィス」
「私も残ります」
ざわめいていた室内が、突然静まりかえったことを感じながら、私はただぼぅっとしていた。
……あれ?
……わたくし…一体何をしていたんだっけ…?
……そう……たしか…。
湖に、いたような……。
……そうですわ…。
…たしか……シルフィスと一緒に……。
次第に意識がはっきりとしかけるなか、いろいろなことが頭を駆け巡る。
そのたび、はっきりととかけていた意識はまた朦朧となる。
そんなことを幾度となく繰り返していた。
「…まったく、ディアーナったら…、心配ばっかかけて…」
少し頭の中がはっきりしかけてきた時、そばで甲高い声が聞こえた。
……メイ?
私は今だぼぅっとしながら、はじめてそばにいる人物が誰であるのかに気が回り出していた。
「…メイ、お前もそろそろ休んだらどうだ? …もうすぐ夜が開けちまうぞ」
「キールこそ、…たしか昨日も徹夜でなんかやってたくせに」
…キールとメイ…ですわね。
ということは…、わたくし、魔道研究員に運ばれたのね。
あの時…湖で溺れた後…。
大分状況が飲み込めてきた。
でも、まだ頭のどこかがはっきりせず、声を出すことはおろか、目を開けることすらままならない。
私はしばらくぼぅっとした後、深い眠りへと落ちて行った。
「…まだディアーナの意識は戻らないのか?」
突然お兄様の声が耳につき、驚いて目を覚ました。
とはいっても、まだ体も動かせないし、目も開けない。
「…やれるべき処置はしています。 姫様の体に異常もありませんし…、多分精神的な疲れか何かから、回復が遅れているのだと…」
「……く…。 …ディアーナ…」
ふっと大きな手のひらが頬を触れる。
…お兄様…。 …心配かけてごめんなさい。
指先がほんの少しでも動いたなら、返事を返せますのに…。
私は泣きたいような気分になった。
「殿下、もうお目覚めでしたか」
「シルフィス?」
…シルフィス?
シルフィスが来てますの?
「あれ、 キールは…?」
「…ああ、…さっき何やら慌ただしく部屋を出ていったが…」
たどたどしいお兄様の言葉が聞こえる。
…ってもしかして、この状況って、お兄様とシルフィス二人きりじゃありませんの!?
私は自分の立場も忘れ、ひたすら焦りだしていた。
「……あ、その…、す、すまなかった。 君が助けてくれなかったら、今ごろどうなっていたか…、本当にありがとう…」
「…いえ。 …ただ、何と言うか無我夢中で…、…私がそばについていながら、姫をこんな目にあわせてしまって…」
「……事故なんだから、君が気にすることは無い」
「…でも……」
それからしばらく、キールが戻ってくる様子もなく、お兄様とシルフィスの会話が続いた。
私は、何することも出来ず、ただやきもきと二人の会話を聞きつづけていた。
話の内容からすると、どうやら私を助けてくれたのはシルフィスらしい。
…でも、それにしてはとても力強い感触だったような…、てっきりレオニスかと思ってましたわ。
その内、ふと会話が途切れ、しばしの間沈黙が続いている。
…なんか、これってもしかして、ものすごい良いムードなんじゃありませんの?
さっきにも増して、私の焦りは強まった。
「……その」
お兄様の緊張しきった声が沈黙を破る。
…これって、もしかして…。
「…君に、ずっと言いたかったことがあるんだ」
「………はい」
真剣な口調のシルフィスの声が、いつもより少し低めに聞こえる。
…や、やっぱりそうですわ!
お兄様…。
「…私は…以前から、君を……」
お兄様がその言葉を口にしてから、少しの間。
沈黙が、部屋を支配していた。
そして、その沈黙を破ったのは…。
「……殿下。 …実は私も何となく…分かってはいました…。 …すみません、今の今まではっきりした態度も取らず…。 …きっと、逃げていたんですね。 …こんなことになるまで、結局なにも言えませんでした…」
…?
こんなこと?
シルフィスは一体何を言ってるの…。
「…いや。 私も分かっていた、…いつかこんな日が来るってことは……。 …だって、私はいつも君を見ていたのだから……。 でも、それでも、…何も伝えないまま、終わらせたくはなかった」
お兄様は、とても落ち着いた口調で、淡々と話していた。
そしてお兄様の言葉が終わり、一瞬黙した後、
シルフィスは、ぽつりと。
「…すみません」
と言った。
「…ディアーナのこと、よろしく頼む…」
一言そういうと、お兄様は部屋から出ていったようだった。
静まりかえった部屋に、シルフィスのため息が響く。
するとふいに、とても力強く大きな手のひらが、私の手に触れるのを感じた。
手から伝わる温もりに誘われ、私は再び眠りについていた。
…結局。
シルフィスは、お兄様を振った…ということなの?
でも、それにしても、会話がよく理解できませんでしたわ。
それにしても、…お兄様、部屋を出ていった後、どうしているのかしら?
失恋の定石なら、今ごろ涙にくれてヤケ酒かしら?
…ううん。
そんなことないですわ。
お兄様はきっと、たとえかなわなくても、この恋を後悔したりなんかしてませんわ。
…だって、私もきっと、同じ気持ちのはずだから………。
「…………ん………」
…最初に目に付いたのは、すすけた天井だった。
「姫!? 」
すぐそばで、誰かが声を上げる。
私は、思わずそちらに目をやると。
…キラキラと波打つ髪が、妙に目に付いた。
「……誰?」
私は思わず呟いていた。
キラキラ光る長い金の髪。
整った顔。
綺麗なグリーンの瞳。
私は、思わず目の前の人物に見入っていた。
「…よかった。 お気づきになられたのですね。 …すぐ、殿下を呼んで参ります」
「待って」
私は、腰を上げようとするその人物を、思わず呼びとめた。
「…あなた…、だれですの?」
呟くように、私は尋ねた。
目の前の人物は、とても驚いた顔をしている。
…この顔、どこかで見たような…。
でも、やっぱり知りませんわ。
……こんな男性。
見たことありませんもの。
「どうしたのシルフィス? ………、ディアーナ!? …よかった〜、目ぇ覚めたんだね」
突然、部屋に飛び込んできたのはメイだった。
メイは泣き出しそうな顔で、私に抱きついてきた。
「きゃっ、メ…メイ、痛いですわ」
「あ、ゴメンゴメン……。 でも、良かった〜、あのままだとどーなることかと…、あ、ねえシルフィス、殿下と隊長さん呼んできてあげてよ、…あたし、キール呼んでくるから」
「…あ、はい」
メイは、目の前にいる金髪の男性にそう声をかけると、慌ただしく部屋を出ていった。
……って。
ちょっとまって?
今、たしか…。
「………し、…シルフィス…?」
「はい、なんでしょう?」
私が呟くように言うと、目の前の男性はごく自然答えた。
…言われてみれば。
振り向く仕草。
優しげな表情。
いつもより、少し低いけど、いつもと同じ澄んだ声…。
「…あなた、シルフィス…ですの?」
グリーンの瞳を見据えながら言うと、シルフィスはいつもと変わらぬ笑みを見せた。
「…でも…なんで…?」
「……あの湖で、姫を助け出した跡、気がつくとこうなっていました…」
そう言うと、シルフィスはもう一度微笑んで見せた。
「…それって、一体…」
訳が分からず、私が呟くと、シルフィスは少し照れたような顔をして、
「…あの時、ただ無我夢中で、姫を助けなければと、…そう思っていました」
「はぁ……」
私は思わず頬けた返事を返す。
…それって、どーゆーことなのかしら。
「…あの」
「は、はい」
ぼーっと考え込んでいると、突然シルフィスは私の顔を除きこみ、…なぜか少し紅潮した顔をしていた。
「……その、…分かりずらいでしょうか? …一応…私、…告白してるつもりなんですが…」
「……は?」
私は間髪いれずマヌケな声をだしていた。
……今…なんて…?
…告白?
誰が?
誰に…?
何が何だか分からず、ただひたすらおろろしていると、シルフィスはこちらを真直ぐ見据え、そしてにっこり微笑む。
「…姫。 以前よりお慕いしておりました」
シルフィスは仰々しく言いながら、ひとつおじぎをした。
私は、今だに状況が飲み込めずに俯いていたが、ただ、心臓だけが跳ねあがりそうに鼓動を打っていた。
少しだけ沈黙が続いたあと、俯いたまま伺うように見ると、シルフィスは少し照れたような顔をしている。
そんな顔を見て、私は思い出したかのように、頭に血が上ってくるのを感じた。
「………ず……」
「え?」
私がやっと搾り出した声に、シルフィスは耳を傾ける。
「…ずるいですわ。 ……わたくしが…、わたくしがシルフィスに、…告白するはずでしたのよ!」
言いながら、なぜか涙が溢れ出していた。
自分でもわかるほど赤面した顔が涙にぬれ、きっと今の顔は見られたものではないだろう。
それでも、シルフィスは一心にこちらを見つめている。
「…分かっていました」
「……え?」
「姫が、…私を見ていてくださっていたことは…。 …だって、私は…それよりも以前から、姫のことを見つめ続けていたのですから……」
そう言うと、シルフィスはまた、優しく微笑んだ。
そんなシルフィスに、私はたまりかねて抱きついていった。
すると、あの時と同じ力強い手が、私の体を確かに支えてくれていた。
「キール、こっちこっち! …ディアーナ、調子はどう?」
「きゃっ!」
突然ドタバタと入って来たメイに驚き、私は慌ててシルフィスから離れた。
そんな私の様子をみて、メイはニヤリとする。
「……もー、早速これだもんね〜。 いや〜若いモンはいーやねー」
メイはケラケラとしながら、訳の分からぬ口調で冷やかしてきた。
私がたまらずに赤面していると、部屋の向こうから足音が聞こえてきた。
「…姫、体調はいかがですか?」
「もー、遅いよキ−ル」
「仕方ないだろ、こっちは一昨日から一睡もしてないんだぞ」
キールとメイの相変わらずのやり取りに笑っていると、向こうから人影が二つ、近づいてきた。
……お兄様。
近づいてきた人影は、間違い無く、お兄様と、そしてレオニスだった。
「…心配かけてごめんなさい」
私がそう言いながら微笑むと、お兄様はにっこりと微笑見返してくれていた。
…結局、何も知らなかったのはわたくしだけ。
お兄様も、すべてを知っていたのですわね。
知っていながら、それでも、お兄様はシルフィスを、そしてわたくしを気遣って…。
……やっぱりわたくし、…たとえブラコンと言われても、お兄様が大好きですわ。
私はもう一度お兄向かって微笑み、そしてそのままシルフィスの手を握っていた。
P.S
「姫、もう体の方は大丈夫ですか?」
「ええ、もうピンピンですわ!」
「ディアーナ、これからはあんまり無茶しないでよー」
数日後。
研究員の入り口で、私とシルフィス、そしてメイは笑いながら話していた。
あれから私は順調に回復して、今日は退院みたいなものですの。
「…にしても、シルフィスがいきなし男になって、ずぶぬれでディアーナ担いで来たときは驚いたよ。 …でもまさか、こーんな美形になっちゃうなんて、…ディアーナの目に狂いはなかったってことね」
「…はぁ、そのせつは…」
シルフィスはポリポリと頬を掻く。
「…にしても、やっぱちょっともったいないよねー、…隊長さんなんてもー、ぐったりしちゃってたし、…ガゼルも話聞いて寝込んじゃったらしいよー」
「…え? 隊長とガゼルが、どうして?」
「もー、シルフィスったら、鋭いよーで、変なとこ抜けてるからなー」
言いながら、メイは額に手を当てて唸っていた。
シルフィスは相変わらずキョトンとしている。
私は思わず吹き出していた。
…そう、シルフィスのことが好きだったのは、なにもわたくしとお兄様だけではなかったのだ。
「自覚が無いってのが一番タチ悪いのよね〜」
メイに毒づかれながら、シルフィスは今だに意味が分からない様子だ。
そんなシルフィスを見つめながら、私はにっこり微笑みかける。
すると、シルフィスも気付き、こちらを向いて少し照れながら、にっこり微笑み返した。
……というわけで、やっと完結できました。 名付けて、ファンタ創作行き当たりばったりシリーズ!(名付けてどーする)
もー、本気で行き当たりばったりでした。 …なんせ書き出した時、決まっていたことと言えば、お兄様が玉砕することだけでしたから(蹴) (…元々、シル×ディアに、ちょっとお兄様を絡めてみたくなったのが始まりでしたので、カップリングは決まってたんです。(^^;)
ちなみにコンセプトは、振られてもカッコイイお兄様(爆)
…でも、ストーリーが何も決まってなくて、話が進むにつれて支離滅裂で、前、中、後編と、話の長さがまるで違う…てゆーか、なんなんだこの後編の長さは!(汗)←スミマセン
…ちなみに、シルフィスとレオニスの湖でのシーンは、ゲーム中のイベントシーンのイメージです(しかしセリフうろ覚え)…ここでシルフィスは『男のつもり』の返答をしてるわけです…(^^;
それと、…前編での、セイル&シルのシーンも、実はイベントシーンのイメージです(たしか丘の上じゃなかったけど)
…この話のディアーナは別名イベントお邪魔虫(^^; (だから名付けてどーする)
…まぁ、そんなわけで、こんなお話に長々とお付き合い下さって、本当にありがとうございます! m(><;m
一応、シリーズ完成したので、今度は別のカップリングでシリーズやろうかと、ただ今目論み中です(^^;
よろしければ、感想やリクエスト下さると嬉しいです。
ではでは、そういうことで。 これからもよろしくお願いします(^^)