美朱、貞操感のあまりの欠如。 巫女が処女でなくてはならないって設定で、数々のレイプ未遂に合うなかで、 幻術で惑わされた世界での話にて。 もうあきれ返って漫画放り投げたくなったことは記憶に鮮明です。 ざっと説明しますと、 幻術の中の世界では、現実で学校に通ってて、 青野くんという男の子に美朱は片想いしていることになってます。 んで、ある日青野くんに告白されます。 ちなみに告白された瞬間にキスは済ませます。 その告白の翌日、美朱を部屋に連れこんだ青野は、 即効、美朱の身体を求めてきます。 ちょっとだけ拒む美朱ですが、それもほんの数コマ。 「青野くんが好き、だから、いいよね…?」 の脳内セリフ一言で、あっさり誘いに乗ります。 よくねぇよ!!!!! と、脳内大絶叫の嵐でした。 美朱、いくらなんでも、軽すぎるだろう。 付き合いもままならぬうちに、即身体求める男なんて、ロクな男じゃないだろう、と。 そんなの、女子が知っておくべき、一般常識だと思いますが、 小学生が見ているかもしれないような作品です。 「だから、いいよね…?」 で済ますのは、大変危険をはらんだ、大問題表現だと思いましたよ。 しかも、これ、一番重要なことなんですが、 美朱、中学三年生です。 よくねぇよ。 絶対。 声を大にして言いたいです。 妊娠したら、リアル14才の母ですよ。 何考えてんですかこの子は。 性交渉は、妊娠とか、病気とか、そういったリスクを一切考えず。 「好き、だから、いいよね…?」 で済まされる行為ではありません。 これは幻術なので、途中で醒めて事なきをえますが、 もしこれが、幻術じゃなく、本当に現実で、本当に好きな相手だったら、 美朱はそーゆー感覚の女の子なんですよ。 これって、絶対、ヒロインとして良くないと思いました。 当時かろうじて美朱より数才年上だったので、 この子変〜、と思って、自分は笑い飛ばしてましたが、 ふと、思ったんですよ。 美朱より年下の女の子は、もしかしたら、 純粋に憧れる気持ちが勝ってしまうのではないかと。 小中学生に、こーゆー女の子に憧れを抱かせちゃいけないと 強く憤りを感じたのを覚えています。 ※ブラウザバックでお戻り下さい |