女性向けゲームレビュー
 …結構ネタバレしています。独断と偏見と毒舌が多々ありますのでご注意を。


2009〜発売のソフト
乙女ゲー第2迷走期?
ハードと方向性、色んな意味で安定していない今日この頃の作品。


誰にでも裏がある
ナデプロ 〜キサマも声優やってみろ!
リトルアンカー






    誰にでも裏がある

    AMEDEOさん久々のノーマルな乙女ゲーです。
    メーカーファンですが、路線変更後はちょっと避けてましたが、
    久々に普通っぽい作品なので、プレイしてみました。

    主人公は、同じ学校に通う、教師と生徒。 姉と妹から選べます。
    主人公が選べるのはすごく好きな要素です。

    とりあえずこのゲーム、
    誰ルートへも入らなかった時の怒涛のバットED加減が凄まじいですね(汗)
    いきなり5回ほど見ました(苦笑)

    とりあえず、姉視点から始めて、石川類EDを見てきました。
    …いやー、存在そのものが18禁というコンセプトは見知ってたものの、
    …本当に存在そのものが18禁でした、石川類(汗)

    って言うか、むしろ、昼メロ、もしくは韓流メロドラマ。
    …いや、そんなにメロドラマ見たこと無いのですが(汗)
    なんかもう、若奥様のいけない昼下がりというか、そんな雰囲気(謎)

    主人公である姉が、ホント、思考回路が人妻なんです(汗)
    本気で石川シナリオは、若奥様のいけない昼下がりでしたってば(苦笑)
    既婚でもないのに、なんで22歳でそんなに人生諦めているのか分かりません。
    少女漫画に出てくる大人の女性像的というか
    22才がそこまで高校生とかけ離れていると思っている時点で、
    目線がむしろ高校生だろうって感じですかね。

    あと、主人公の姉妹、二人暮らしなんですが、
    すっごく、おままごとみたいな暮らしっぷりは、…びっくりしました。 
    あまりのリアリティのなさが、いっそ清々しいかもしれない。
    特に日々の料理の凄まじい統一感のなさは驚愕でした。 
    …余り物とか一切発生しないんでしょうかこのお宅。
    その他もツッコミどころ満載すぎて…、
    こんなに生活臭のない暮らしは、むしろ中々描けるものではないと思う(汗)
    同じライターさんでも、シエスタではまるで感じなかったのですが(汗)

    そんなこんな、まぁ色々気になりまくりながらも、
    自力でノーヒントでベストED(だと思う)まで辿り着けるくらいは面白かったです。

    あとこのライターさんは女子高生視点のが得手だと思うので、
    妹視点もプレイしたら加筆します。


    とりあえず姉視点プレイして、何より感じたのは、
    妹萌え

    いや、ホント。
    なんなんだろう、あの可愛い生き物は(真顔)


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    ナデプロ 〜キサマも声優やってみろ!

    声優プロダクションにスカウトされた主人公が、
    人気声優目指しつつ、周りの声優さんやらと仲良くなっていくのがメインストーリー。
    元々はドラマCD企画ものだそうです。

    なんか久々にゲームしながらニヤニヤしてました(苦笑)
    システムも微妙ですし、シナリオもあっさりして、
    これっていう凄いツボとか無いんですけど。
    なんかこう、きゅんきゅんくるゲームです(謎)

    実にゲームらしいゲームです。
    ゲームゲームしたシナリオ運びが素敵ですよ
    声優業界ネタはもとより、雑誌掲載時からこっそり期待していたのが、
    このシナリオの雰囲気でした。
    絵を見りゃ分かる部分の過剰モノローグのない作品は久々でした。

    あと、なんだかレトロ感漂う、行き先選択画面とか。
    古き良き感がなんだか個人的にはハート鷲掴みな感じです。
    単純なギャルゲー的設定って良いですねぇ。ほっとします。
    あと、忘れちゃならない私的重要要素、口パク装備には感激しました。

    アフレコのミニゲームも中々面白いです。
    セリフ言いにマイク立たなきゃって、
    当たり前なんだけど、なんか新鮮で。
    なんか本当にちょっとアフレコしてる感があって、中々のミニゲームかと。

    ただ、惜しむらくは、
    …ロード時間が、妙にじれったい。
    某ファンタ2ほどじゃあないんですが(苦笑)
    表示されるキャラ絵見てれば気が済む程度なんですが、
    画面切り替わる度にあるので、かなり多いです。 
    あと、セーブやロードのメニューへ行く時の動きも、
    微妙にじれったいですね、最初は一瞬バグしたかと焦りました(汗)

    とりあえず、人見克也さんEDを見たのですが、
    いやはや、もう地味キャラで地味キャラで、普通過ぎて逆に微笑ましいです(笑)

    あと、個人的に変に印象に残ったことは、
    人見さんのファミレス大好きっぷり。ですね。
    いやほんと、春夏秋冬、落ち込んだ時もハッピーな時も、
    ふと気付くと、何故かファミレス
    もしや、人見×ヒロインではなく、
    人見×ファミレスルートだったのではないかと思うくらい(苦笑)

    ま、ともあれ、ラブ要素もあっさりめながら
    なかなか幸せ感漂って良い感じでした。


    しかし、このゲームやっていてふと思ったのですが。
    社会人がメインキャラって
    キャラゲー的には結構キツイ設定かも、と。
    立ち絵、いっつも同じ服なんですよ。

    …制服って偉大だなぁ、としみじみ思い、
    萌え作品が何故制服のあるシュチュエーションが多いのかを身に染みました。


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    リトルアンカー

    乙女ゲーでは珍しいSF設定。
    主人公は艦長さんです。
    なんだか、某ナデシコファンにはちょっとぐっとくる設定でした。
    絵柄も綺麗だし、設定も凝っていて感触が良くて手を出しました。

    実際にプレイしてみた感想は、
    ちょっとシステム面が気になりました。
    戦闘の時とか、マップ移動の時、読み込みが微妙にじれったいです。

    あとはやはりシナリオ面ですね。
    主人公は有名な名艦長さんの娘って設定で、
    専門用語とか、世界情勢とか、既に色々分かっている設定なので、
    プレイヤーは置いてけぼり感強かったです(汗)

    システムの重さと、シナリオの置いてけぼりの相乗効果で、
    なんとなく攻略出来てない作品です。
    気が向いて再プレイしたら、たら加筆するかもしれません。


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